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すみれは心に染み入ります(1) [湯の沢温泉時の宿すみれ]

2014年6月。5カ月ぶりに湯の沢温泉時の宿すみれへ。
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梅雨入り後のことなので、雨がしっとり新緑を濡らします。
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部屋は2F和室のさくら。何度も泊まった部屋です。
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いまさらお宿の様子を紹介するのも面倒なのでカット。浴室からみる新緑もキレイなものです。この時期の新緑には癒やされますねぇ[るんるん]
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夕食前にお酒を物色するといつものワインがない、、、、、困ったなぁと吟味して別の赤ワインを選択。そのカードを持参して、いざ食事処へ[soon]
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以下、お料理の名前はこちらのお品書きにお任せ。この日はすでに夏メニューへと変更されていました。まだ変更されたばかりで、個室で食事の説明をしてくださったKさんも混乱中ですと、笑っておられました。
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最初は一番搾りで。そして魅惑の前菜が[揺れるハート]
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味がとっても濃い生ハムは、やわやわのアボカドを包みます。いろんな野菜とともにサラダ仕立てで。ちょいと酸味のある香草ソースはピンクペッパーがキリリと決まる逸品。これをつけても美味しいですが、つけなくても、濃厚な生ハムはもちろんイケます。
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フランの方はよーするに洋風茶碗蒸し。コンソメジュレがいつも通り引き立ちますねぇーー[揺れるハート] こういう前菜、大好きですよん。夏らしさ満載といった感じでしょうか。次の冷たいすうぷは、
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だだちゃ豆でございますよ。このときはまだ新物ができていないので、去年の冷凍品を利用したとのことでしたが、豆の甘さは十二分[るんるん]
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豆もごろっと入っていて、ベーコンが大きくて味が深いんで、とっても印象に強く残る逸品です[かわいい]
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ワインのカードを、いつものがなかったので、と言いながら渡したら、Kさん「あ、ありますよ」と。まだ値段を決めかねていて、カードを作っていないので並べていないだけとのこと。ストックはありますのでお出しできますが、、、とのことで、結局いつもの酒井ワイナリーの名子山に。2012年バージョンはもちろん初めて。相変わらず美味しいですねぇ、このワイン。
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その次のお料理は完全に和風じゃないかと。
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海苔、かつおぶし、そして山芋+ところ天+米沢牛の千切りだから、
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和風味で、たしかにそばのように啜る食べ物。おそらく米沢牛を啜るのは、これが最初で最後かも、、、と唸らされる料理。さっぱりして夏向きです。さらにお口直し前のメインは、
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さっくさくに揚がったカツレツ。タマネギを水分がなくなるまで炒めたものがしきんぼと一緒に衣の中へ。すでにその甘みでも十分ですが、フレッシュソースのトマトがこれまた誠にあまあまでして、びっくり。大満足のお料理ですねぇ、これ。
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下にはズッキーニとマッシュポテト。Kさん、「下にはマッシュルームが…」と言い間違える。しっかりメモしちゃいましたから、ここでこっそり公表しておきますよ(笑)
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見た目にも鮮やかな黄色。パッションフルーツのシャーベット。ほんの一口のお口直し。そして、、、
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大トロポアレのにぎりと、大トロの軍艦巻き。きゅうりになっているあたりが夏らしさ。どちらも、その美味さは改めて触れる必要はなく。顔が緩むのみ。
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定番すみれ漬けのお供は、東京で栽培されたウド。瑞々しくてしゃきしゃき。酢の物はみょうがが載ったもの。
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ジュレの適度な酸味がちょうど。下には出汁で炊いた冬瓜も隠れています。
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メインはランプステーキを選択。
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しっかりした赤身の旨味を堪能しました[るんるん]
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冷汁は丼で飲みたいかも。
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そしてお茶漬けで〆。今回はスープが注がれる前を初めて激写(笑)
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Kさんがスープを注ぐ様子も激写。このお茶漬けも美味しかったなぁ[揺れるハート]
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カウンターに移動してデザート。苺とメロンとマンゴー(だったかな?)のシャーベットでさっぱりと。いつもいつも丁寧なデコレーション、ありがとうございます。
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でもそのあとも相変わらずギネスを飲んだりして。1杯目を飲み干し、2杯目を追加中なり。この夜もこのあと部屋で爆睡でした、、、


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またしても大阪・京都でらーめんめぐり [らーめんを喰らふ]

2014年8月の大阪出張に合わせて行ったのは、、、


自己流ラーメン 綿麺

いやはやとにかく駅から遠いので不便。そして大人気店ゆえか、混んでいるし、、、でも大阪のらーめん探索でいつも参考にさせていただいているヒロさんのブログで、ヒロさんがアップしているだけでも4回は訪問しているお店なので、間違いなかろうと。とにかく時間がかかるので余裕のあるときにしか行けないぞ、というわけで今回の訪問に。いろいろと苦労の末に入店したのですが、そうした詳細は省いて、いきなり一番人気のつけ麺登場[るんるん]
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カウンターのみの店内で、待つことしばし。ようやく対面できたつけ麺・並980円也。並といっても、自家製麺2玉分。
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つけ汁はささやかな酸味を感じる濃厚な魚介とんこつ。
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そのなかに浮かぶブロック状のチャーシューには味付けがしっかり施されています。これが……美味ーーーいんですよ[揺れるハート] つけ汁にも合う得も言われぬ味わい[グッド(上向き矢印)]
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一方それとは別に薄切りのレアチャーシューも、たっぷりとお皿に。こっちがこれまた、、、、美味ーーーーいんですよ[揺れるハート] こっちは上品なローストビーフかのような。つけ汁につけなくてもしっかり肉の味が美味しい。何だろう、このそれぞれ異なる美味さは[かわいい] そして主役の麺、全粒粉の極太自家製麺。 
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めちゃ美味ですよーーーーー[揺れるハート] 熱々のつけ汁につけるとすぐに柔らかくなるような感じですが、それでも食感豊かで美味しい。でもつけ汁につけないで、そのまま食べたら、、、、これも実に美味しい[NEW] こんな美味しい麺は滅多に食べられないんじゃないでしょうか。堪能しまくりましたよ。
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食べ終わると、もはや昼の部は閉店。ギリギリでした[たらーっ(汗)] 店内の張り詰めた空気と厳つい店主の雰囲気は人によって評価がかなり割れるポイントでしょうが、この麺の美味さを1度は味わう必要があるんじゃないかと、しみじみ。


さらに、、


ちゃんぽん亭総本家 阿倍野店

時間に制約があるなかで天王寺でどうやってごはんを食べるか、、、そう考えて、ここなら、と行ってみたのがこちらのお店。滋賀県のB級グルメである近江ちゃんぽんのお店。
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ハルカスじゃなくて、ヴィアあべのウォークの方にあるわけです。かつて食べたみさわが偲ばれますが、、、、そんなことは忘れて、お初だから一番ベーシックな近江ちゃんぽん
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野菜たっぷりですねぇ[グッド(上向き矢印)] 長崎ちゃんぽんとは違い、スープは透き通っていますね。
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横から見ると野菜の盛りがなかなかスゴイことが了解されます。
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麺も長崎とは違いますねぇ。ちょいと細い感じで、らーめんに近いような。野菜の甘みが出たスープに合いますよ。ちゃんと豚肉も入ってます。
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魚介をふんだんに利用した長崎ちゃんぽんとは似て非なる食べ物。なるほど滋賀のグルメなんだと。シンプルなタンメンに近い感じで、個人的にはかなり気に入りました[るんるん] 天王寺での選択肢がまた1つ増えたかな。


そんな大阪出張の合間???にまたもズルして京都探訪。風神雷神図といったら有名でしょ?
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そうそう建仁寺。この前、祇園の花見小路まで行きながら、時間不足で行けなかった栄西さん創建の京都五山。見所の庭がたくさんあるし、海北友松の襖絵もたくさんあるし、、、、もちろん風神雷神図も含めて、高精細デジタル複製ですが[あせあせ(飛び散る汗)]
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法堂の天井絵も拝観して、時期限定公開の建仁寺塔頭、両足院へ。
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こちらの庭では鶴を象った池やら、その他を見学。さらに建仁寺の南に位置する六波羅蜜寺へ。
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本堂の脇に、阿古屋塚が。有名な歌舞伎の演目ですよねぇ、、、と思ったら、塚の覆いは玉三郎さんの寄進でしたか、なるほど。見たいなぁ大和屋さんの阿古屋。ちなみに写真でよくみる空也上人像と平清盛像がさりげなく置いてある宝蔵は必見ですな。八坂神社方面に向かって坂道を上がると、
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そこにも時期限定公開の大雲院祇園閣。回廊から一望できる京都の景観は素晴らしかった[るんるん] あべのハルカスまでも見渡せたし。でも写真撮影は館内も含めて禁止なので、写真は外観のみ。
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そして時間制限があったので京都駅へ。らーめん食べようにも、長蛇の列ばかりなので、とにかく駅近の拉麺小路へ駆け込み、ちょうど列が一番短くなっていたタイミングで、その店を選択。それが、、、


徳島ラーメン東大 京都拉麺小路店

徳島らーめんでした[るんるん]
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まさか大阪で大勝軒じゃあるまいし、富山ぶらっくは前に食べたし、、、だったので、ラッキーでした。定番の徳島ラーメン・並650円也。
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見た目はちょいと濃そうな醤油とんこつです。でもスープは思わず飲んじゃうスッキリさ。
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麺も歯ごたえがあって美味しい。好みの味わい[かわいい]
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肉が載るのが珍しいなぁ、らーめんとしては。結構たくさん載っているので、
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自由に食べられる卓上の生卵を途中から投入。これですき焼き風情にしてお肉を絡めながら食べました。さっと食べて新幹線へ。慌ただしかったけど、ズルい計画としては上出来でしょう。


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岩井湯元温泉網元の宿ろくや(4) [岩井湯元温泉網元の宿ろくや]

朝食は前日に、7:30か8:30を選択。ゆっくり出発でいいので、8:30を選択。
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同じ場所にセットされます。さすがに6人分だと壮観です。
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真ん中に生玉子、納豆、海苔が人数分セットされます。
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そして各々に駕籠盛り。その中身はお品書きがあるので、わかります。写真の下に対応するように載せておきます。
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         山芋もずく               出汁巻き卵・味噌牛蒡・明太子
         筑前煮                 ビーンズサラダ
         塩辛                   しらす大根おろし
         香の物                 壬生菜お浸し
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豆腐の薬味とかお茶、搾りたてオレンジジュースが到着して、そのあとごはんとお味噌汁が到着。オレンジジュースは果肉や種が入っています。ホント搾りたて、という感じ。
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焼き魚(干物)は1人1つずつ。前日に種類を選択します。たしか、、、キンメ×3、アジ×1、サンマ×1、エボダイ×1だったと思います。私はキンメを選択しました。塩加減はほんのり薄味なので、魚の甘みが感じられる絶品の干物でした[揺れるハート]
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味噌汁は伊勢海老の出汁が濃厚でうまうま[かわいい]
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火が消えたら食べ頃の出来立て豆腐。塩で食べると豆腐の甘みがしっかり味わえます。
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デザートはミルクプリン、マンゴーソースかけ。これまた侮れない美味さでした。義父母も両親も、これが夕食でも十分だというくらいの充実した朝食です。値段を考えると、こんな充実した食事で大丈夫ですか??と聞きたくなるほどの良さです。ウチからは行くのが容易いので、間違いなく再訪するでせう。いいお宿でしたーーーー[揺れるハート]


義父母は車で来ていたので、宿でお別れ。ウチは両親を乗せて、帰路に。でもすぐに帰ったわけじゃなくて、まずは東京湾フェリー金谷港へ。ウチはここの見波亭にて黒糖饅頭を購入。有名なバウムクーヘンではありませぬ。
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そのあと三井アウトレットパーク木更津へ。初めて行きました。
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シャア専用のザクがいたりして、他にも意外と楽しめる場所だったのでいつかまた行こうかと。
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昼食は簡単にフードコートで済ませようかとやってきて、
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父親は担々麺を、
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母親は梅蘭の焼きそばを、それぞれ頼んだのですが、
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ウチはこのつけ麺を見つけたんで、もうこれに即決。松戸富田製麺
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あの松戸の有名店とみ田ですよね、これ? そんな大人気の極太つけ麺がこんなところで食べられるなんて、思いもよらず。つけ麺850円也を注文。
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ひゃぁーーー極太のうまうま麺だーーー[揺れるハート]
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そして濃厚な魚介トンコツだぁーーー[揺れるハート] チャーシューとメンマが入ってますね。ドギツイほどのしつこさはなく、麺に合ったバランスの良さ。
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熱々のつけ汁に太いもちもち麺をからめて食べるとうめーーー[るんるん]
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完食でございます。これを食べるために、また来ませう。
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木更津まで来たんだから、あとはアクアラインで対岸へ進んで両親を実家へ送り、そのあと湾岸線に乗り直して千葉に帰り着きました。
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そういえば実家ではトランペットフラワーが満開でした。そんな7月の自称「親孝行」旅でした。自分が楽しんだだけなのかも知れない、、、、


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岩井湯元温泉網元の宿ろくや(3) [岩井湯元温泉網元の宿ろくや]

食事処は個室風の掘り炬燵。
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宿の到着時に夕食は18:30からといわれたので、その通りに。時間になると部屋に電話がありました。
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生ビールやら房州花ビールという地ビールやらを頼んで、宴の開始です。
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最初テーブルには塩・塩ポン酢・醤油しかなく、いずれもお刺身用。そこに運ばれてきたのが、先付。
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焼き茄子煮浸し 和風ジュレ。長芋、雲丹、汲み上げ湯葉、海老芝煮。クコの実が上にちょこんと載ってます。ジュレの出汁が利いていて美味しいですねぇ。冷たいお料理なので清涼感抜群です[グッド(上向き矢印)]
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房総・久留里の銘酒、福祝をボトルでお願いして、メインを待ちますーーー。するとそこへ驚天動地の
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舟盛りーーーー[揺れるハート] 6人前が1艘に[わーい(嬉しい顔)] このど迫力、写真じゃ伝えきれないですよ[たらーっ(汗)]
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お品書きに、舟盛りの乗船名簿があって、そこにお刺身の印が押してあるんです。もちろんどれがどれだかまったくわかりませんが、ちゃんと1つずつその場で説明してくれます。
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改めてその全容を。左下と右上に同じ構成の盛り合わせが乗り、左上、右下に姿造りが。
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とにかくでっかい舟盛り、、、かつて見たことがないぞ、こんなの。ただ義父母、両親の手前、あれこれとじっくり写真を撮ることなんてできなかったので、以下はテキトーに。
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左上の姿造りは花鯛。さっぱりした身でした。
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右下の姿造りは鮃。鮃ってこんなに味が濃かったんだっけ??っというくらいのうまうま[かわいい] いたく満足できました。
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さらに鮃のエンガワ、
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雲丹。うふ[揺れるハート]
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そして残りがここに。うろ覚えですが、、、左上、花鯛の頭の下にあるのが平政。その下に金目鯛。平政の右横にある白身が目鯛。その下が地蛸。蛸の右横が胡慮鯛でその上が目仁鮪、さらに目仁奈。その右、生姜が載っているあたりが鯵で、その下の白身が真鯒、下に鱸があって、一番右、写真に納まりきっていないのが真鯛だったような。曖昧な記憶ですが。白身のお刺身って大好きなので、大喜びで食べまくりました[揺れるハート] でもシンプルな目仁鮪もじつは美味しいんだなぁって実感しました。真鯒と胡慮鯛とがかなりお気に入り。
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そんな舟盛りには乗り切れない伊勢海老のお刺身が3尾登場。舟盛りと同時に到着でうはうはです。今回は3家族でそれぞれ伊勢海老と鮑が1つずつ食べられるように、伊勢海老・鮑が2人で1つ付くプランで予約しましたので、伊勢海老×3なのです。
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海老の身は湯通ししてありますね、たぶん。その分プリプリ感も甘みも増していました。こういうお刺身の大軍団を順次味わいつつ、そこにお凌ぎ。
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蓴菜酢と、
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炙り穴子寿司です。穴子のツメが甘すぎず、さっぱり食べられました。義父は大好きなんであっという間に。そしてしばらく前に火が付けられた台の物は、もちろん鮑の踊焼き。
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身が柔らかくなるように、こちらのお宿では網焼きではなく、蒸焼きに近い形で。ナイフとフォークで切って食べます。これも全部で3つ。ウチもちゃんと伊勢海老ともども2人でシェアして食べました。柔らかい身の鮑は味も濃くて美味しいですねーーー[揺れるハート]
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そんな感じで完全な魚介まみれになっているところに、強肴。これって前菜じゃないの?という感じですが、舟盛りのあるお宿は、まずは舟盛りから、なのでしょう。とはいえ、ここにきてお刺身にも負けないお酒のアテが登場したという感じで、どんどんお酒が進みます。だから福祝を追加です。
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枝豆、鰆幽庵焼き、
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小睦唐揚げ、
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アボカド白和え、
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葉生姜、栄螺旨煮。どれもちょっとずつ、美味しいものを、という感じでした。そして1グループで、煮魚か鮪の兜焼きかを選択するのですが、ウチはボリュームが多い必要はなかったので、煮魚に。
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出てきたのは、イサキの煮魚。大鉢で2つ。これだってかなりの量ですよ。これはごはんが進みそうな味わいです。でもまだまだお酒で。さすがに煮魚は食べきれませんて。そしてとうとうごはんへ突入。
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最初に丸六石焼鍋。
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その場で熱した石を投入して熱々の味噌汁にした感じ。ここにも魚が入っているので、ホント魚介まみれという感じ。でもそれが嬉しいのですが。
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ごはんはなんと、とろろご飯。このとろろが美味しい出汁で適度にのばしてあるので、とっても食べやすかったのです。さらさらと最後にイケちゃいました。
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ごはんが登場する前に舟盛りに残ったお刺身を別途お皿に盛り直してくれました。ありがたや。でもさすがにこれも食べきれませんでした。私は十分1人前以上を食べましたが、さすがに義父母は食べきれなかったので、総体としてお刺身や煮魚は少し残ってしまいました。
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最後はデザート。3種類からその場で選択。
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アイスシューのようなもの。
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コーヒーゼリーだったかな。
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ティラミスみたいなもの。どれも正確には覚えていないのですが[あせあせ(飛び散る汗)] さて私はどれを食べたでしょう?


タグ:温泉 千葉県
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岩井湯元温泉網元の宿ろくや(2) [岩井湯元温泉網元の宿ろくや]

こちらの宿には貸切風呂が4つ。本館に男湯に隣接して2つ。こちらは空いていればいつでも利用可能。あと2つは廊下に沿って進んだ別館に2つ。別館のお風呂は夕食前後は予約で利用。翌朝は空いていれば自由に使えます。ただしどちらも、大浴場と同じく24:00まで、朝は5:00から。
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まずは本館にあるいつでも利用可能な貸切風呂から。廊下に沿って入口あり。札を裏返して、内側からカギを締めて利用。まずは手前側の陶の湯。
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脱衣場は簡素で狭いです。でも貸切ですから。
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浴室には陶器の湯船と洗い場1か所。
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洗い場もちゃんと使えます。設備は十二分。
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丸い形は2人で利用するには不便かも知れませんが、一応2人なら入れます。陶器の底が茶色いので、かなり茶色いお湯に見えますが、それほど色が濃いわけではありません。でも少し黄色いお湯です。

続いて陶の湯の隣にあるひのきの湯。
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こっちも脱衣場の造りは同じ。
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湯船は石造りですが、縁がひのきの枠になっていますね。
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2人利用に向いていると思います。陶の湯とともに半露天風なので、かなり快適に入れますよ[るんるん]

陶の湯、ひのきの湯が並ぶ廊下から先にくねくね曲がりながら進むと、そこが別館。
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かなり目立つ花を通り過ぎると、24:00までは予約制の貸切風呂が。
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まずは奥側の土の癒という貸切風呂。
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夕食後だったので暗いのですが、
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脱衣場もそれなりに広くて快適です。
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浴室内左側にカランが2か所。
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そして正面に広々した湯船。
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かなり広いですよ。2人で使うのは勿体ないくらいです。
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窓をすべて開け放つことができるので、かなり快適な半露天風呂に。ライトアップされた外の様子もオツなもんですね。予約制にしないと、確実に別館の貸切に人が集まりますね。

次は手前の八竹の癒。
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こちらの脱衣場も十分な広さ。
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浴室内右側にカランが2か所。
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正面に八角形の湯船。
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窓は閉じることもできますが、
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開け放って外の竹を鑑賞しながら入る方が絶対いいと思います。
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こちらもとにかく広ーーいお風呂です。別館の2つの貸切風呂はかなり快適なので、朝食前は空いていないことが多いのかも知れませんが、幸い利用できたので、大満足でした[かわいい]

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岩井湯元温泉網元の宿ろくや(1) [岩井湯元温泉網元の宿ろくや]

2014年7月。内房線の保田駅で、特急で東京からやってくる両親を待って、車に乗せて、向かうは長狭街道からようやく車一台が通れるような道の先。
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途中にはこんな小規模な棚田も。そしてなんとか1キロほど進んだ先に、アジサイに囲まれた入口。ここで4人で昼食です。
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長狭街道沿いの看板だけは何度も見ていたジェノバなるお店。店内は雑多にいろんなものが飾られています。定番のメニューに加えて、いくつかメニューが別途あります。
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14:00には終わってしまうセットメニューを頼んだので、パスタの種類を選んであとは待つだけ。セットは平日だとパスタの料金に+500円、土日だと750円也。かなりリーズナブルでせう。だって別途コーヒーを頼んでも500円なんですから。
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最初はスープ。トマトやズッキーニがとっても甘くて美味しいんですよ[るんるん] ここに入ったベーコンがこれまたとってもいい仕事してますよ。
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サラダのドレッシングも美味しい。
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セットとは別に名物のハムの盛りあわせも頼んじゃいました。ロースハムとベーコンとが盛り合わせで。これはMサイズでした。4人で食べるとちょうどいい感じ。ひじょーにうまうまでございますよ[揺れるハート]
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父親はアラビアータ。母親のは忘れましたし、撮り忘れました。
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妻はクリームチーズ。これ、むちゃむちゃ濃厚でした。適度な塩加減でチーズの甘みもしっかり。なるほどこちらのイチオシメニュー。
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私はバジリコ。自家製のジェノベーゼソースが、奥深い味わい。こりゃうめーーー[かわいい]
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デザートはロールケーキ。スポンジのしっとり加減がばっちりで、フルーツの甘みをしっかり感じられる適切なバランスでした。ロールケーキ好きの妻はいままでのベスト3に入ると唸っていました。私には計り知れません。これとコーヒーで〆。パスタとハム以外がセットメニューの全容でした。こりゃセットをススメられるのも頷けます。
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そのあとは青々とした大山千枚田を見て、酪農のさとをまわって南房総の岩井へ。かろうじて1カ所だけ空いていた第一駐車場に停めて、この日のお宿、
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岩井湯元温泉網元の宿ろくやにチェックイン。義父母はすでに到着していました。というわけで今回は両親と義父母を伴ってのろくや泊でした。下のようなアプローチを経て、
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フロントへ。女性は色浴衣を選ぶことが可能。部屋には男女ともに作務衣が用意されます。
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部屋はお安めの2F狙い(だって3家族分の払いはウチですから。安めに抑えないと)。217(10畳、義父母)、218(10畳、両親)、219(7.5畳、ウチ)と横につながるように配置してくれました。下の写真はウチが泊まった219の島という部屋。
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トイレ付きですが、洗面所の立ち位置が少し狭くて不便かな。10畳のほうがかなり便利な造りになってました。でも特段の不満はなし。窓際の大きな椅子が意外と便利です。
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冷蔵庫には姉妹館であるROKUZAのパティシエが作ったお菓子が入ってます。ちょっとずつなんですが、これがかなり美味しい[ぴかぴか(新しい)] いやいや流石です。
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フロント横の談話室みたいなところには、レモン水やコーヒーがあって、自由に飲めます。お風呂上がりにとっても便利です。
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この談話室の向こうがお風呂の並ぶ廊下。上の写真の窓の向こうがそれ。その一番左に男女別の大浴場あり。男女交代はなしで、夜は24:00まで、朝は5:00から利用可能。利用時間は他の貸切風呂も同様。
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男湯の脱衣場は上のような感じ。そして大浴場は、
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かなり広々してます。温泉は加水、加温の循環というフルセットですが、まあそこは了解の上。塩素臭は少しだけしますが、気になるほどではありませんでした。
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浴室の上部に何やら温泉の効能が。とにかく出てからも汗がなかなかひかない温泉でした[あせあせ(飛び散る汗)] 冷房の効いた部屋で涼まないと、汗だくが持続しますから要注意のような。それと写真はありませんが、女湯はだいぶ狭いようです。交代制じゃないので女性は不満が残るかも。でもここは貸切の充実ぶりが圧倒的だから、きっと不満は緩和されると思いますが。ということで貸切風呂はまた次に。


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今年もみやまで癒やされました(2) [川渡温泉山ふところの宿みやま]

翌朝は快晴。
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起床したらさっさとお風呂へ。
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そして裏庭?を散歩、というより少しだけ徘徊。
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水仙がキレイに咲いています。今年の桜は例年より早かったようで、すでに終わり。
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朝食は、夕食時に8:00頃でいいですか、と確認され、そして8:00頃に部屋に連絡あり。前日と同じ別室に赴くと、すでに準備完了です。
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食事場所からも明るい裏庭が望めます。
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朝食のメニューもいつも通り。
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笹かま。
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しそ巻き。すぐ近くで作られたもの。今年も帰りにお土産にいただいてしまった、、、ありがとうございます。
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塩鮭にすっぱい梅干し。
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温泉卵。
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しっかりしょっぱい香の物。1切れでごはん2口は確実にイケます。
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デザートかと思うほど甘いくるみ豆腐。もちろん川渡温泉街にて作られたもの。
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炊き具合もばっちりのごはん。甘みがあって美味しい。みやまの白米は朝食最大のウリかな。
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〆にコーヒー。まったり、まったり。こうしてみやまに癒やされて、、、、、帰路につきますか。

川渡温泉街の桜が終わっていたので、行き先を変更して、潟沼へ。みやまの前の道を国道側とは逆方向にひたすら進むと登場。
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強酸性湖で青色が美しいですね。桜もちょいと残ってました。続けて近くの鳴子ダムへ。
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ここではGW中に限って、すだれ放流が行われています。
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たしかにダムの放流が白い簾のよう。
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白い簾で表現された滝をバックに鯉のぼり。ダイナミックな鯉の滝登りが現出。
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でも、、、放水路の真上に来ると腰が引けますよ。やっぱりコワイです、この高さ[たらーっ(汗)]

帰りは渋滞を覚悟して、あら伊達な道の駅で昼食になりそうなものを購入。
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そして途中のSAで遅めの昼食として。
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鬼平江戸処も大混雑で、さっさと退散せざるを得ません。
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首都高葛西JCで湾岸線に合流する頃には日も暮れてしまいました。でもなんとか無事に帰り着けて良かった、良かった。

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今年もみやまで癒やされました(1) [川渡温泉山ふところの宿みやま]

ここ数年、GWの恒例行事と化しているかのような。というわけで九兵衛旅館の翌日は、昨年のGW以来、1年ぶりに川渡温泉山ふところの宿みやまに泊まりました。
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もう何度も泊まっているので、簡略に。駐車したらご主人が外までお出迎え。そして館内へ。
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いつもと変わらぬお宿の様子。早速2階へ。
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部屋はヤマセミ。
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去年泊まった部屋の隣です。すぐにお風呂へ。
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黒っぽい温めの源泉が大量に掛け流し。モール泉のかほりもそこはかとなく。とにかく長湯が可能なお湯ですから、寛げますよ[揺れるハート]
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そして18:30頃に部屋に連絡があって、下の階へ。別室にて食事。
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あ。またもウエルカムビールが[るんるん]
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食前酒のブルーベリー酒。氷が溶けてもしっかりお酒。
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岩魚の田楽、
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蕗の煮付け、
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香の物、
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アイコ・シドケ・コゴミのお浸し。山菜好きにはたまらん1皿です。アイコはクセもなく甘みを感じます。シドケの苦みと独特の味わいは大好きです[揺れるハート] 妻はシドケはキツすぎると、あまりお好みではないようですが。
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そこに運ばれた熱々のお料理が、
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月見蒸。去年と同じでした。一昨年は空也蒸でしたが、ここ2年は月見蒸です。鶏肉やエノキの上に卵が載っています。
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お酒は今年は伯楽星を。
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鶏まんじゅうも定番。
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大根餅は、去年同様お願いしました。甘みがあって美味しいです。
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飛龍頭に、
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〆のおにぎりも定番。
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飲み続けていたからか、干し柿の天ぷらを出してくれました。
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まんじゅう麩の吸い物には舞茸たっぷり。
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定番デザートのグレープフルーツゼリー。みやまのお料理は優しくそして滋味深いものばかり。変わらぬメニューですが、これが食べたくなるのです[グッド(上向き矢印)]


タグ:温泉 宮城県
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湯田川温泉九兵衛旅館(4) [湯田川温泉九兵衛旅館]

朝食は8:00開始でお願いしました。
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時間になったら食事処へ。前日と同じ個室にて。
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ごはんとお味噌汁、残りのおかずが到着して完成。
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弟分のお宿である珠玉やの朝食とそれほど変わるわけではなく、安心の朝食といった感じ。
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酸っぱい梅干しと香の物。
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茹でたこごみには、もろみマヨ。和えるとうまうまですよ[揺れるハート]
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煮物も美味しい。
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朝からリッチにイカ刺しが出て、
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自家製の出来立て豆腐は、まだ温かくて、味が濃い。
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たらこ昆布、塩鯖とごはんがススムおかずとともに、青菜、甘口の卵焼き。
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塩鯖は尻尾に近い方がしょっぱかったです。
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あおさのお味噌汁が、シンプルながら上品でとっても美味しい。
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珠玉やもそうですが、朝食から、しっかりデザート付き。珠玉やでも食べたことがあるヨーグルトブラマンジェ。珠玉やとの違いは、その盛りつけ方と、まわりのトッピングでしょうか。手前には濃厚であまあまの蜂蜜。右上にはひたすら酸っぱいラズベリーソース、左上はブルーベリーソース。
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蜂蜜とラズベリーソースを合わせて、ブラマンジェの上にかかった甘みのないヨーグルトに合わせるとちょうど良いかも。ヨーグルトの下から顔を出すブラマンジェは適度な甘さで美味しいですよ。
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お茶でデザートをいただいた後は、
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ロビーでコーヒー。珠玉やと違ってセルフではなく、淹れ立てを持ってきてくれます。少しずつ珠玉やより上を行く食事、そして館内の高級感。今回感じたのは、部屋に温泉風呂が付くのは九兵衛旅館しかないので、それを選択するなら九兵衛旅館の良さをより強く実感できるかも、ということと、やはり珠玉やのコスパは尋常ではない、ということ。でもせっかく千葉から鶴岡まで行くのなら、ここはしっかり九兵衛旅館で美味しい食事に有り付くというのもアリだなと。遠いけど、間違いなく満足できる場所であることを確信しました。近ければすぐにでも再訪するのですが、、、、でも頑張ってまた来ませう。

九兵衛旅館を出てからは、湯野浜のほうへ向かい、
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龍澤山善寶寺へ。
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立派な総門と山門がお出迎えくださり、
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明治16年に建てられた五重塔や、
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大きな弥勒様を覆う弥勒堂、
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本堂の裏に建つ天保4年再建の龍王殿などに参拝。
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ソメイヨシノは終わってましたが、八重桜がちょうど満開でした。さらにこのお寺の近くに、
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漬け物といえば、、、、の本長の本店があったので訪問。漬け物の爆買いでした、、、季節限定のアスパラとか筍とか、薄味で美味しかったですよん。この界隈には蔵元が建ち並ぶので、
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見学も出来て、お酒も買える出羽の雪という蔵元に行ってみました。あれこれと見学して、
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そのあと試飲も可。時期限定のお酒を買って、鶴岡の中心部に舞い戻り、
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手打ちそばしげ庵にて昼食。
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お茶請けには揚げ蕎麦。
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注文したのは田舎そばのせいろ。
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麺の種類を最初に選ぶので、太めの田舎そばにしました。歯応えしっかりで美味しかったです。
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しげ庵から少し南下した場所にある黒川能の里へ。黒川能が奉納される王祇祭の展示や映像を初めて見ることができました。
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黒川能や王祇祭が行われる春日神社の内部は撮影不可です。映像を見た後に内部を見学したので、その造りの拘りを感じることができて、貴重な体験でした。そんなこんなで、次のお宿に向かいます。


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湯田川温泉九兵衛旅館(3) [湯田川温泉九兵衛旅館]

夕食は到着時に18:30でお願いしました。時間になったら食事処へと。
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食事処はこんな個室風。
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でも上は開いているから、隣室の話し声はよく聞こえます。最初に飲み物の注文を聞かれますが、
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ウチは山形プラザのカードを見せてあったので、最初は無料の生ビール。
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そのあとはくどき上手と東北泉という地酒を頼みました。
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生ビールを飲み始めてしばらくして、前菜が登場。何といっても前菜の美味さには珠玉やで感動しているから、これがとっても楽しみーーーー[揺れるハート]
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左から、あいだけ(あいこ)とトマトの加減酢ジュレ仕立て。あいこのほろ苦さが抑えめの酸味あるジュレと合います。単なる山菜料理を越えた前菜。
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そして真ん中は、ゆり根の和風ムース。溶け易いので冷たい内にどうぞ、という逸品。チーズ風味にも感じられる味わいで、滑らかさは得も言われぬほど。うっとり[かわいい] 来たぞ九兵衛旅館にっ[グッド(上向き矢印)]という感じ。
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右側はうるい胡桃味噌。全部を和えて食べます。胡桃と味噌の塩梅がうるいに適度な味わいを加えた感じ。酢味噌和えじゃないから、うるいの美味しさをより強く感じられました。そして最初からセットしてあった鍋物は、
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春キャベツと庄内豚のとろり鍋。火を付けて5分くらいで別皿に入れてある大根おろしをまぜ、
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それから10~15分くらい煮込むと完成。ちょいと一手間の鍋ですね。見た目じゃわかりませんが、ニンニクたっぷりの出汁で炊いたもの。ニンニクと豚肉、キャベツの組み合わせは抜群。肘折温泉の夕食でもその組み合わせに感動しましたが、それをもっと上品にしたうまうま鍋でしたーー[揺れるハート]
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そして庄内魚のお造り。じつに立体的な盛りつけですね。
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新鮮な美味しいお刺身です。生蛸、鯛、平目が結構な量、盛り込まれています。
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下にあるのは桜マスの握り。サーモン好きの妻はこれにいたく感動。お寿司に仕立てても美味しいですね。このあとも食べるペースに合わせて1品ずつ登場します。
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揚げ物は山菜の天ぷら。右側にたらの芽、右上から左下に延びるように見えるのが山うど。このあたりは定番の味わいでしょうか。山うどと交差するように一番下に鎮座するのがあまどころ。こしあぶらに近い味わいのような。でも茎の部分が苦みバッチリ。こういうの、好みです[るんるん] さらに焼き物として、
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桜マスと茄子のはさみ焼き。一緒に焼いたというより挟むように配置した感じかな。マスの身がふんわり。山椒の味がしっかり。山椒の実がキライな妻はこれを払いのけていましたが、そうするとほんのり山椒風味でしょうか。この味付けに茄子が合いますよ。
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温野菜と一緒に登場したのが、自家製海老新丈シュウマイ風・西京味噌入り。つけダレにはマスタードソースとポン酢。どっちも中華風の要素が感じられるタレです。
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海老の風味と味噌の風味が溢れんばかり[かわいい] 海老好きにはたまらん味わいですねぇ。こんな豪勢な海老シュウマイはなかなかないだろうなぁ、、、、海老だけなんだから、中身が。こんなひたすら感動が続くお料理の最後は、庄内産のはえぬきとばんけ味噌。
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そこに香の物は、柿大根としなべきゅうり。柿で味付けされた大根はうまうま。
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ばんけ味噌とは蕗味噌のこと。かなり濃厚な蕗の味わいに、ごはんはあっという間になくなりました。
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お椀は、湯田川産孟宗汁。地元産の竹の子がたっぷり。厚揚げとしいたけも入る具沢山の味噌汁は、酒粕を入れてあります。食べ応えもあるし、もちろん美味しいし、言うこと無しです。
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板長手造りデザートが登場。珠玉やとは異なって、単品じゃないですね。
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わざわざ割り箸とスプーン、フォーク付。手前の果物はグレープフルーツ、オレンジ、ぶどう。この順で食べないと酸っぱさを実感する結果に。
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黒胡麻のくずもちは、まさに黒胡麻のまんま。蜜はかなり甘いです。食感が楽しい。
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珠玉やでもよく出てくる定番の抹茶アイスには、これまた定番の庄内麩のフィユタージュを載せて。アイスはそんなに甘くないですよ。さっぱり。ほうじ茶とともにこれらをいただき、終了。期待通り、いやいややっぱり期待以上に美味しかったーーー[揺れるハート] さすが九兵衛旅館。珠玉やの上を行く品揃えといった感じです。また食べに行きますよ。
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部屋に戻ると布団が敷いてあるのがやっぱり便利。部屋食より遙かにありがたいです。


タグ:温泉 山形県
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