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白布温泉西屋(3) [白布温泉西屋]

夕食は18:00~18:45くらいの間で選んでください、というので、18:30を選択しました。
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時間になると部屋にお迎えが来ます。そして食事処へと案内されます。離れの客室からは階段を降りていったすぐ先なので近いです。雰囲気のいい空間です。
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今回は米沢牛すき焼き膳コースを頼んでいたので、すでにこのような準備が。食前酒は高畠ワインの白。美味しい白ワインです。
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前菜には手の込んだものが少しずつ。食事処がじつはかなり暗いので、どの写真も手ぶれがヒドイのですが、まぁこれしかないので[あせあせ(飛び散る汗)]
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前菜、手前にあるのは、蛤炙り焼き串、穴子玉子流し。穴子と玉子の相性がいいです。蛤もいいアテです。これらをキリンの瓶ビールで[グッド(上向き矢印)]
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小さなお皿には、つぶ貝山葵和え。山葵はツンと来るような感じでなく、控えめ。こりゃお酒がどんどん進む。
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前菜の一番上には、だだちゃ豆豆腐と南瓜あんかけとそら豆。だだちゃ豆の豆腐が甘くて美味しい。その下に南瓜の餡が敷かれています。
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梅の甘露煮といわし梅煮。どちらも梅味ということで1皿なのでしょう。いわしと梅は合いますなぁ。
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小鉢その1。焼茄子のおひたし、スナップえんどう添え。
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小鉢その2。じゅんさいもずく酢、なた豆の花。
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そしてすき焼きセットの横にあるのは、
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揚げた蕎麦の実が別途用意された、米沢郷土料理冷汁。
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野菜や凍み豆腐を炊いたものであるのはすみれと同じですね。入っている野菜には多少の違いもありますが、こちらもやっぱり美味しい冷汁でした。蕎麦の実の食感もとってもいいです。
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そこに焼きたて熱々の岩魚の塩焼き。背鰭や尾鰭には塩が付いてますが、身の部分は塩は控えめ。だから鰭の部分の塩で好みの味わいにどうぞ、とのことでした。たしかに塩分控えめ。でも焼き加減はちょうどで美味しい塩焼きでした。
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ビールの後は米沢城下の蔵元で醸造する東光の吟醸。雅山流なんかもあったのですが、安いこのお酒でも十二分。
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そして、、、米沢牛[揺れるハート]
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すき焼きは、前菜などを食べ終わった後に、適宜お願いすればすぐに作ってもらえます。そのあとは自分達のペースでうまうま肉をじっくりと味わいます[かわいい]
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お酒も尽きたので、つや姫ごはんを。蕎麦味噌がごはんのお供として。
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味噌汁ではなく、じゃがいもの冷製スープ。これが美味いっ[るんるん] すき焼きですでに十分暑い状態でしたからね。
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生卵に絡めた米沢牛をつや姫ごはんへ。はぁーーー至福のひとときです[黒ハート]
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最後はデザート。さっぱりレモンシャーベット。シャリシャリかつ甘酸っぱさが適度。最後のさっぱり感を演出してくれました。満足、満足[かわいい]

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白布温泉西屋(2) [白布温泉西屋]

お宿の中心部の2Fに戻り、下の写真のような部屋が連なる、あるいは共同の洗面所が並ぶ廊下を抜けた先に貸切風呂があります。
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予約不要、空いていればいつでも利用可。ちなみに上の写真は利用中の様子。扉を閉めて内鍵をかけて利用するので、扉が閉まっていれば使用中。内鍵を外すと自然に扉は外側に開く仕掛けになっています。
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貸切風呂の脱衣場は至って簡素。最低限のみです。そして、浴室内も
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至ってシンプル。洗い場はもちろんありますが、シャワーはありません。大浴場にももちろんないですよ。湯船から桶でお湯を汲むのが基本です。そういうのが無理であるなら、こちらのお宿には泊まれないでしょうね。
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ホースからは水が出ていました。それでもかなり熱めのお湯。湯船は2人で利用するには十分な大きさですが、源泉の注入量も多いので、水を入れないと熱くて入れません。ウチは水の量をもう少し増やして利用しました。もちろん利用後は元の量に戻しましたが。
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白布の1~3号泉の混合泉が湯船に溢れます[揺れるハート] 温泉成分の結晶もなかなか見応えありますね。


次は男女別の大浴場に向けて1Fに降ります。
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階段の途中から、
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大浴場の外観がちょうど見えます。
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統一感のある館内の廊下を「滝風呂」の表示を目当てに進みます。
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そして男女別の入口。一番手前が男湯の入口。一番奥が女湯の入口。左右対称の構造なので、入口は両端にあるわけです。以下写真は男湯のみですが。
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中庭から入れるような表示もあるのですが、そういうルートを利用する人はおらず。そもそもそういう案内をされませんからね。では、いざ脱衣場。
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これまた至ってシンプル。では足ふきマットのあるところから浴室へ。
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基本の構造は東屋と同じ浴槽ですね。壁の向こうに滝のようになった湯筋があって、それが手前の浴槽にそのまま流れ込み、そして手前の縁からどぶどぶと溢れていく、そんな感じ。とにかく溢れ行くお湯の量に圧倒されます。そして湯滝の轟音にも[るんるん]
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黒々した石造りの浴槽と床は、白布温泉に来たなぁと思わせる存在感。絶えず溢れるお湯で床は埋め尽くされます。
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湯滝の右側に入浴に良さげな大きさの湯船があるんですが、ここにはどうも源泉が高温のまま注がれているらしく、激熱[爆弾] とてもこんな浴槽には入れません。
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浴室入口の並びには、椅子と桶とボディソープ類が置かれます。浴槽の回りの空間が狭いので、このまえ辺りでしか体を洗うことはできないかも。もちろんシャワーやカランなどはありませんから、湯船から桶でお湯を掬うのみ。混雑すると厄介です、、、、が、どういうわけか、かなりの宿泊客が泊まっていたハズなのに、いっつも1人でした。妻は1度目の時に大混雑した模様で、洗い場の争奪戦だった、逆上せるかと思ったなどと言っておりました。
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夕食前、この湯滝の隙間から見えるところで従業員の方が作業中でした。たぶん加水の量を調節したんだと思います。そのためか、湯滝そのものが激熱ではなく、適温になってました。だから湯船も至って快適[揺れるハート] 結構な長湯が楽しめました。
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3本の湯滝となって、豪快に湯船に注ぐお湯。白布温泉ならではの光景ですね。
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壁の内側から撮影するとデジカメがズブ濡れになるかなと心配したのですが、まったくの杞憂。濡れることなく撮影できました。
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わずかな硫黄臭を感じる大量のお湯は、このあとどうなるかというと、縁から溢れ、湯滝と正反対の側へと流れていきます。
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白い湯の花が大量に舞うお湯は明るい格子戸の下を潜り、浴室から流れ出て、それがそのまま浴室外の廊下にある簀の子の下を通り抜けて、中庭へ。
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中庭の水路に集まった温泉は外へと排水されていくのでした。こういう造りはカランやシャワーが浴室内に設置されている東屋とはだいぶ異なりますね。素朴な西屋の滝風呂は、やっぱり独特の風情を持ち合わせているなぁと感じました。

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白布温泉西屋(1) [白布温泉西屋]

蔵王温泉街から上山、米沢市街を抜けてやって来たのは白布温泉。秘湯の提灯宿で、なおかつ未訪のお宿を今回は選んでみました。
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それが白布温泉西屋。かつて3軒あった茅葺きのお宿のうち、焼失を免れたただ1軒。建て直された東屋のように便利なお宿もいいのですが、この昔ながらの雰囲気を1度は体験しておかないと、と思って。
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他のお宿に泊まった方もその外観を見学したくなる、そんなお宿です。
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苔むした石垣とその上に建つ2層の建物が、昔ながらの温泉宿の風情を残していますね。そして玄関へ。
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実に広々した石造りの玄関スペース。現代風の温泉宿にはあり得ない贅沢空間です。
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玄関正面左手の奥にフロント、
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その手前に囲炉裏空間。茅葺きの下の空間は、ひたすら昔ながらの風情を保ちます。さらにその手前、外観で目立った茅葺きの建物の中は下の写真のような空間。
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昔ながらの囲炉裏や神棚がそのままになった空間ですが、ここでは冷水を飲むことができます。おそらく多くの宿泊客は気づかぬままだったのではないでしょうか。
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フロント脇には目を惹く生け花。いい感じです。
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そして宿泊部屋の並ぶ廊下へと。例の提灯が燦然と。
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道路側、一番手前の部屋は休憩室になっていました。その隣からは宿泊部屋が続きます。
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館内には生け花のみならず、笹野一刀彫りの造花も。昔、生け花を常時用意するのが困難だった時代の名残であるようです。見事な一刀彫りです。
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廊下を歩くと椅子のある休憩スペースがすぐにあり、ここから2Fへと上がります。
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さらに奥へ奥へと進んでいくと、お宿に2部屋しかないトイレ・洗面所付の一番高い部屋へと続きます。
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まぁ要するにお宿としては離れの扱いになっている部屋です。そこは山の斜面を少しずつ這うように廊下が繋がるので、結構上り階段がキツイ[あせあせ(飛び散る汗)] その代わり途中の廊下からはお宿の全景が見下ろせます。
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茅葺きの部分が見えたりします。上の写真の一番右は貸切風呂の屋根です。湯気抜きの設備が見えますが、わかりますかね。
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そんなわけで、今回は諸般の事情で一番お高い部屋に泊まることに。2部屋の内の手前、虹という部屋です。
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部屋に入ると正面に洗面所、奥にトイレ。そして右側に2間続きの部屋。どういうわけだか洗面所が2カ所隣り合って存在します。2人で利用するのに、そんな贅沢な、、、と思いましたが、最大で6人の宿泊が可能ですから、2カ所あってもいいんじゃないかと思います。
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2間続きの手前の部屋にはすでに布団が敷いてありました。ということはお宿の方はもう入ってこない、ということでとっても便利でした。もちろん風呂上がりにゴロゴロできるので、ありがたいご配慮でした。で、布団の敷いてある部屋の隣が居間という扱い。
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テレビやら浴衣やら、すべてこちらに用意されていました。
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テーブルの上にはお茶菓子。緑の蓋の小鉢には、さくらんぼの酢漬け?みたいなものが。梅干しみたいに酸っぱかったです。

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湯刈田温泉山風木(4) [遠刈田温泉別邸山風木]

朝食は8:30にお願いしました。これまた座席は自由。セットがなされているので、空いているところへと着席。あんまりお腹は空いてないような気がするなぁと思いつつも、
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席に着くと、やっぱり何だかんだで食べたくなりますねぇ。
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手前には左から、青菜の胡麻和え、アスパラのマヨ和え、ひじきと並び、
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湯葉にはイクラも。
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とろっとした煮込み肉は、朝食にはちとヘビー。少量だからいいんですが。
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きんぴらの味付けは抜群でした[グッド(上向き矢印)]
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ごはんは4種類から選択。炊き込みご飯、十穀米、ひとめぼれ(白飯)、おかゆ、から。
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カウンターにはおばんざいが。大忠と同じですね、こういうあたり。
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生野菜や漬け物、おから、温泉卵などに加えて、牛乳やミックスジュースなどの飲み物もあります。
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取ってきたおばんざいは、漬け物におから、
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出来立ての豆腐、
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茹で青菜と漬け物など。
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私は最初は炊き込みご飯で。妻はおかゆでした。
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とりあえずそんな状態で、いただきま~す[るんるん]
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さらにそこへ焼き野菜。といっても厚めのベーコン入り。タレもかかっていてそのままで。野菜も甘いし、それとゴマ風味のタレが合っていて美味しいんですよ。
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さらに大忠でも虜になったおくずかけ。美[揺れるハート][揺れるハート]い。
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で、前夜選択した焼き物が到着。私は今回はソーセージ。チョリソーとふつーの。
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妻は西京漬け。甘みよりもしょっぱさがはっきりした西京漬けでした。
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結局おかわりすることになり、今度は十穀米を。よーするにちゃんと朝にはお腹が減っていたということなんですね。前日はお腹一杯だったのに、、、、、[たらーっ(汗)]
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食後にヨーグルトとコーヒー。ヨーグルトはチーズの風味が漂う逸品。朝食も大満足でした。さすが2食1泊を謳うオーベルジュ的お宿です。宿のかたの対応もとっても良くて、大忠ともども、虜になってしまった気がするので、近いうちに再訪することは確実でしょうね。


宿を出立して、蔵王エコーラインへ。
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途中で滝を見学して、
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山頂へと向かうと道中は完全に霧の中。こりゃお釜はまたも見られないか、、、と思ったら、奇跡的に晴れる瞬間が何度かあって、遠望に成功。霧が晴れると、その場にいるみなさんが声を上げて喜ぶという、そんな輪に加わっていたのでした。山風木も大忠と同様に、出立時にお土産をくれるんですが、今回は焼きたてパンでした。
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クロワッサンとチョココロネの小さいのみたいな。朝食でお腹一杯でしたから、お釜付近でこれで昼食ということに。その後は蔵王温泉街へと繰り出し、ジンギスカン宿を横目に、
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その裏にある日帰り施設のかわらやへ。
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足許自噴の硫黄泉をたっぷりと独り占めできました[るんるん]
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硫黄臭を身に纏い、次のお宿に向けて移動開始です。

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湯刈田温泉山風木(3) [遠刈田温泉別邸山風木]

大忠に泊まって、すぐに山風木に来ることを決めた最大の理由は、時期限定の食事。7月限定で生ウニがついたプランがあったので、とにかく7月に行かなきゃなるめぇと即決。
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そんな夕食は18:30~でお願いしました。時間になって食事処へ行くと、空いている席の中から自由に選択。池が見えるテーブル席にしました。テーブル席は4カ所しかないので早い者勝ちということなのでしょうか。
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早速、見目麗しき前菜が運ばれます[グッド(上向き矢印)] 大忠より少し品数が多い前菜は季節の前菜蔵王からの贈り物と題して。
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左から見てみると、トマトピザ。中の詰め物は少しなのにピザ風味が強い[るんるん] 隣が獅子唐海老しんじょう。ピーマンの肉詰めならぬ、獅子唐に海老しんじょうを入れて焼いたもの。海老風味ーー[るんるん] そして味来コーンのもろこし見立て。コーンの下はハッシュドポテト。最高のマッチングでした[かわいい] 妻はこの中では獅子唐がイチオシとのこと。
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長谷川豆腐の油揚げとインゲンの和え物。味噌豆腐の風味で、アテにばっちり[ぴかぴか(新しい)]
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鰻と胡瓜の和え物。こりゃ鰻ざくだなぁと。もちろんうまうま。土用の丑に鰻を食べなかったから、ここで鰻補給です。
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まぐろ海鮮和え。ウニ・イクラ・山芋とまぐろが和えられた高級品[グッド(上向き矢印)] ウニの深い味わいと塩気が、全体をうまくまとめるもんですなぁ。
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スナップエンドウのグラタン、枝豆サンド、甘エビ軍艦と右端に並びます。グラタンもしっかり野菜グラタン味。枝豆サンドは小さなパンに挟まれた枝豆チーズ味。小さいけど味わいしっかり[るんるん] 甘エビの身が詰まった軍艦巻きに、海老好きの妻は悶絶[揺れるハート] 妻は前菜では甘エビ軍艦と獅子唐にハマった模様。前菜がこれほど楽しめる夕食はなかなかお目にかかれません。
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もちろん大忠にもあったおばんざいも、やっぱり充実。ちょこちょこと取ってきては食べてみました。
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肉じゃがは安心の定番だし、
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オカヒジキの炒め物やおからもいい味付け。
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トマトも甘くて美味しいし、
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茄子もいい塩梅。おばんざいの全種類なんて無理。そもそもこれだけの量を食べたことだって、後になって後悔するほど。おばんざいなしでも、食事は質量ともに十二分でした。前菜が食べ終わる頃、本日のお造り登場。
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新鮮な三陸産ムラサキ雲丹の殻付、本マグロ、ハタ、甘エビ。雲丹は7月限定のプラン。とにかく雲丹が大きいっ[揺れるハート] そして味が濃いっ[ぴかぴか(新しい)] スプーンで掬って思う存分食べましたーー[かわいい]
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とはいえ侮れないのが他のお刺身。白身のハタも歯応えしっかりでうまうま。もちろん見た目があまりに美しいマグロも言うこと無しですよん。その後は地野菜のブルゴーニュバター焼き
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香草とニンニクで作った料理長特製のバターがのったもの。おろしポン酢でさっぱりといただくことも可能。もちろんポン酢なしでも美味しいです。一番上がアスパラで、以下時計回りに、カボチャ、山芋、トマトと続き、左側がベーコンと小タマネギ。タマネギがとにかく甘い[揺れるハート]
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そして真ん中の地元産味来コーンもオーブンで焼いたからか、甘みがぐぐっと増して、抜群のうまうまーー[かわいい] 野菜料理でこんなに感動するなんて。
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生ビールの後はいろいろと日本酒を飲みました。たとえば、、、
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萩の鶴とか、
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乾坤一で有名な大沼酒造の大沼屋という仙台限定ラベルとか、
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日高見芳醇辛口純米吟醸とか、
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同じく日高見夏吟とか、他にも飲んだのですが、写真に撮ってなくて、、、
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お口直しのシャーベットの後は、選べるメイン料理。ウチは7・8月限定のフォアグラと岩牡蠣のソテーを頼んでいたのですが、岩牡蠣がどうしても手に入らず、、、ということで変更を余儀なくされ、
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最高級A5ランク仙台牛の特選フィレステーキを2人とも選択。お肉はもちろん柔らかであまあま。美味しいに決まってます。しっかりした量がありましたので、妻は数切れをこちらに。ここでお腹一杯になったらごはんまで到達できないと。
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しかし驚愕したのは、料理長からのサービスですという1品。本日はいいタラバガニが入荷したので、ということで、タラバガニのフリット、ピリ辛キムチ風野菜のせ(料理名は適当[あせあせ(飛び散る汗)])が。きっと岩牡蠣のお詫びということなのでしょうが、いや、すいません、すいません、という感じでした。味は、、、もちろんタラバガニの甘みとほろほろ感に野菜の甘辛なソースがぴったりで美味しかったですよ[かわいい] ただただ感謝です。
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で、お品書きを見ていてもよくわからなかった湯葉団子旨味餡。全体に湯葉がかかり、そこにはチンゲンサイ、山芋、鶏団子、カボチャ、ニンジンが載ります。わさびとポン酢ジュレが載るので、これらをまぜまぜしてから食べるというもの。かなりお腹が一杯になっていたのに、あっさり味でとっても美味しかったので、結局あっという間に食べてしまいました。しかしここにきてしっかりした1品はヘビー。そしてようやくプラン限定の本日のお食事へ。
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生雲丹丼か雲丹の炊き込みご飯かを選択、、、で、ウチは躊躇なくムラサキ雲丹の炊き込みご飯[かわいい] なんと雲丹を炊き込んだご飯の上にさらに生雲丹が載っているじゃないですかっ[黒ハート] それを目の前でまぜまぜ。
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ちょいとしたおこげもできた珠玉の1杯です。ところどころに半生というか、まだまだとろりんとした雲丹の食感と味わいが感じられ、でもちゃんと雲丹の風味が行き渡った炊き込みご飯になっていて、、、つまりはあっちでもこっちでも雲丹の風味が溢れ出る、そんなご飯です[かわいい] そこにはこれまた美味しい茄子の漬け物と、
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こだわりの仙台味噌を使ったお味噌汁。そして、そして、さらなる衝撃は、
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2杯目にどうぞ、と説明された雲丹醤油[グッド(上向き矢印)] 濃厚な雲丹を溶いた醤油ダレ。
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これをご飯にかけちゃいますっ、、、、ひゃぁーーうめーーーー[揺れるハート][揺れるハート]
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いやはや満腹を通り越しました。もはや前にも屈めません[たらーっ(汗)] デザートは30分後に部屋に持ってきてくださるということになったので、とにかく部屋へ。
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ふかふかの布団が敷いてありました。でもタダでは戻ってこない卑しい根性で、
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やっぱりサングリアも飲んでおこうかと。
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ご配慮くださったのか、実際には40分後くらいにデザートが部屋に運ばれました。夜食も一緒に。いや、夜食なんて無理でせう、そんな。
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蔵王の食材を使った手作りスイーツ!蔵王・不忘果樹園のすもも&桃のスープ。桃のスープは甘酸っぱいです。そこに甘めのゴマソフトが合いますね。デザートは食事処で食べればホントはコーヒーなどが付きます。部屋だとそれはありませんが、ウチはバニラのかほりのコーヒーを部屋に持ってきて合わせたので、それで十分でした。
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夜食はフルーツでした。メロンとオレンジと(個人的にキライな)Pナップルでした。翌朝、しかも朝食後に食べました。それまでは冷蔵庫でゆっくりお休みいただきました。


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湯刈田温泉山風木(2) [遠刈田温泉別邸山風木]

かつては遠刈田温泉を引いていたのですが、自家源泉、その名も湯刈田温泉をいまは掛け流しにしています。この源泉名は、遠刈田温泉と音の響きを同じくしてあるわけですね。
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お宿は池を囲むようにコの字型に建っているので、その先端にある浴室に行くには、一番手前の部屋となったウチからは遠いです。とりあえず部屋を出てそのまま左へ廊下沿いに。
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お宿にはスリッパがなく素足なので、廊下も絨毯か木製。そんな廊下をどんどん進んで、
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他の客室の前なども通り抜けていくと、
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お宿の最先端に浴室が並びます。
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浴室のあるあたりには、冷たいハーブティーと麦茶が用意されています。お風呂上がりに重宝しました。そして先端にあるのがマッサージ機で、その奥に貸切風呂が1つ。扉が開いていればいつでも利用可能。予約制ではないです。朝10:00まで、夜中も使えます。
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脱衣場も貸切なら十分な広さ。
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いろいろとアメニティーもありました。そして浴室へ。
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左側に洗い場、1人用。正面の壁の向こうに浴槽。
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実に不思議な浴槽です。浅いところもお湯があるんですが、寝湯になるほど深くはなくて、ただお湯があるという感じ。ちゃんと入るには一番深いところしか利用できません。その部分は2人で限界かなぁと思います。大きそうに見えてそれほどではないです。とはいえ2人で利用するなら十分。ちょっと熱めの適温という感じでした。
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浴室そのものが狭い感じ。洗い場は利用せず、あくまでお湯に浸かるということを目的とすべき浴室でしょう。

その他、廊下の途中に男女別の大浴場があります。夕食時に交代します。まずは最初に女湯だったほうから。
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脱衣籠はそんなに多くないですが、脱衣場の広さは十分。
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そこから露天風呂が望めます。でも直接は行けないので、まずは左側にある内湯へ。
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奥行きが妙に短い浴槽です。打たせ湯があるようですが、当日はそうなっていませんでした。仕切り壁が浴槽にあるのは打たせ湯があるためでしょう。
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壁を背にして入るとなかなか快適。でも源泉の投入量も結構多いので、湯温は熱めでした。
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洗い場は3カ所。あとシャワーブースが1カ所、浴槽の左側にありました。そして露天へ。
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じつに開放的で明るい露天風呂です。
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左側は一部が浅くなっていて、木枕があるように、寝湯を楽しめます。
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源泉の投入量が、この注ぎ口だけ見ていると相当少ないように感じられますが、浴槽内に源泉が投入される口が別にあるので、かなりの量のお湯が縁からは流れ出しますよ。かつての循環仕様だったものを改良して、上手く利用しているのでしょうか。湯温は内湯よりは温めです。
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朝食前後は、この露天風呂でただただまったりしました。どういうわけか、他の方と一度も一緒にならず。他のお泊まりの方とは入浴タイムが異なるんでしょうかね。

次は最初に男湯であったほう。
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こっちも脱衣場は十分な広さ。
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選べるシャンプー・リンス類があるのは、大忠と同じ。そして浴室正面には、
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絶対に人が入れない大きさの岩。掛け湯用なのかと思いきや、妙に温い。でも掛け流し??これって単なるオブジェなのかなぁと不思議な造り。
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左側にはカラン2カ所と陶器の水風呂。水ですからね。だからその横にサウナあり。サウナは夜になると自動的に止まるようです。従業員さんが最初に客室で妻に注意を促してましたから。女湯になっているときに、中に人が入っていても勝手に止まりますからご注意ください、と。ウチはサウナは使わんからなぁ。
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右にはカラン2カ所とシャワーブース。
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真ん中のオブジェ的岩を避けるように両側から外の半露天風呂へと向かいます。
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両側面には窓が嵌め込まれていますが、正面のみ開放。外の様子を見ながら入るように作られた浴槽ということがよくわかります。
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この浴槽に入ったら確実に内湯側を背にすることでしょう。そちら側からはお湯が壁伝いにするすると流れてきますから。なのでお湯が湯船に注ぐような音はまったくせず。静かなもんです。
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源泉が流れてくるここを背もたれにして座ることも可能。熱くて火傷なんてことはないです。そしてこの浴槽でもやっぱり源泉が浴槽内部の別の箇所から注ぎ込まれます。だから溢れていくお湯の量は結構多いです。個人的には最初女湯だったほうの露天の方が好みですが、妻はこちらの浴室の方が気に入ったというので、個人差がありそうですね。


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