青根温泉湯元不忘閣(5) [青根温泉湯元不忘閣]
今回は大湯の源泉を利用した、いままでのお風呂とは源泉の異なるお風呂へと。玄関を入って右側に続く廊下をひたすら進むとさらに奥へと続く廊下。
ちょいとレトロな雰囲気が漂う廊下の様子…を気に留めずにひたすら進んで、
暖簾のかかった下り階段を発見したら、秘湯の提灯に誘われるままに下って、
そこが、新湯の入り口。
看板も脱衣場もリニューアルされてますね。
夕方なので暗めの写真になってますが、木造の脱衣場は狭いながらも快適です。
そしてお風呂は、昔と全く変わらず。石造りの浴室、そして湯船の縁。
この縁は伊達の殿様が使用した頃のままらしいです。だからといってお湯に入って殿様気分が味わえるわけではないですが。別に殿様にならなくてもいいし
カランはないのですが、一応、ボディソープやらシャンプーやらは、ここにはあります。ここと御殿湯にしかこうした用意はないので、これでも貴重なセッティングなわけです。まぁ私は御殿湯で利用しただけですけど
結局ここも独り占めできて、快適。大湯と比べるとほんの少しだけとろみを感じる(ような気がするだけかも)新湯の掛け流しを静かに楽しみました
そして同じ源泉を利用した、最高のお風呂がまだありました。金泉堂1Fの娯楽室にあったかつてのお宿の鳥瞰図。
右上にいくつかの蔵が連なっているのがわかりますよね?そんな蔵は、かつてはお宿の片隅で、ひっそりとたたずむ存在でした。
かつて泊まったときに偶然撮影したそんな蔵の様子が、上の写真です。この並び連なる蔵がその情景を一変させていたわけです。そして完成したのが貸切の蔵湯なのです。お風呂の最後はこの蔵湯へ
まずは、玄関に戻り、
フロントに置かれた貸切札をゲット。札というより分厚い板って感じです。
こいつを抱えて、
新湯に行く手前の廊下にある札の置き場によっこいしょっと。原則として30分以内の利用です。
そして別の廊下を進むと、
蔵が並び立つ石廊下の端に到達
このアプローチを一番奥まで進んでいきます。
途中、蔵と蔵の間にはちょとした祠も。地震の影響か、海鼠壁が一部崩れていますが、それは仕方がないです。
この蔵裏側から見ると上の写真のような感じ。立派な蔵ですね。
夜のアプローチはなかなか趣がありました。暗いけど。
そして一番奥の蔵の前に、
提灯とともに登場した入り口。
おぉ~~蔵湯だ
立派な引き手をズルズルと動かして、
でっかい蔵の内部、奥側にただただ湯船
木造の蔵内部と一体化しつつある湯船が、威厳をもって鎮座する、そんな感じですね
湯船の反対側には灯りと籠だけ。脱衣場という感じの仕切りはまったくなし、ただ籠を利用して浴衣を脱ぐのみです。もちろんカランなどという無粋なものは一切ありません。
木で覆われた蔵の内部に湯船が置かれ、そこに絶えることなくお湯が注がれるのみ。重厚な蔵の内部では下界の騒音も気にならず。扉を閉めてしまえば、別世界でただただお湯と相対するのみ。
天井板も取り払われて梁などが剥き出しになっているがゆえに、屋根までの高さを湯殿の広さと同意義に感じつつ、ひたすらその独特のお風呂の風情に感銘を受けるばかり
大湯と同じく、独特の照明の利用
ひたすら幻想的な湯殿を演出しているように思います
掛け流しの新湯(と同じ源泉)に身をゆだねて、お湯とたゆたう時間ばかりが過ぎゆく…
大湯を越えた、ありえんばかりの贅沢さと優雅さを湛えた感動的なお風呂でした
こんなにいいお風呂を貸切で使っていいのかな…と思いつつも、空いているとここぞとばかりに使ってしまう我が家の惰弱さが露呈するばかり…このお風呂の魅力に完敗です。あ、いや、乾杯か…
ちょいとレトロな雰囲気が漂う廊下の様子…を気に留めずにひたすら進んで、
暖簾のかかった下り階段を発見したら、秘湯の提灯に誘われるままに下って、
そこが、新湯の入り口。
看板も脱衣場もリニューアルされてますね。
夕方なので暗めの写真になってますが、木造の脱衣場は狭いながらも快適です。
そしてお風呂は、昔と全く変わらず。石造りの浴室、そして湯船の縁。
この縁は伊達の殿様が使用した頃のままらしいです。だからといってお湯に入って殿様気分が味わえるわけではないですが。別に殿様にならなくてもいいし
カランはないのですが、一応、ボディソープやらシャンプーやらは、ここにはあります。ここと御殿湯にしかこうした用意はないので、これでも貴重なセッティングなわけです。まぁ私は御殿湯で利用しただけですけど
結局ここも独り占めできて、快適。大湯と比べるとほんの少しだけとろみを感じる(ような気がするだけかも)新湯の掛け流しを静かに楽しみました
そして同じ源泉を利用した、最高のお風呂がまだありました。金泉堂1Fの娯楽室にあったかつてのお宿の鳥瞰図。
右上にいくつかの蔵が連なっているのがわかりますよね?そんな蔵は、かつてはお宿の片隅で、ひっそりとたたずむ存在でした。
かつて泊まったときに偶然撮影したそんな蔵の様子が、上の写真です。この並び連なる蔵がその情景を一変させていたわけです。そして完成したのが貸切の蔵湯なのです。お風呂の最後はこの蔵湯へ
まずは、玄関に戻り、
フロントに置かれた貸切札をゲット。札というより分厚い板って感じです。
こいつを抱えて、
新湯に行く手前の廊下にある札の置き場によっこいしょっと。原則として30分以内の利用です。
そして別の廊下を進むと、
蔵が並び立つ石廊下の端に到達
このアプローチを一番奥まで進んでいきます。
途中、蔵と蔵の間にはちょとした祠も。地震の影響か、海鼠壁が一部崩れていますが、それは仕方がないです。
この蔵裏側から見ると上の写真のような感じ。立派な蔵ですね。
夜のアプローチはなかなか趣がありました。暗いけど。
そして一番奥の蔵の前に、
提灯とともに登場した入り口。
おぉ~~蔵湯だ
立派な引き手をズルズルと動かして、
でっかい蔵の内部、奥側にただただ湯船
木造の蔵内部と一体化しつつある湯船が、威厳をもって鎮座する、そんな感じですね
湯船の反対側には灯りと籠だけ。脱衣場という感じの仕切りはまったくなし、ただ籠を利用して浴衣を脱ぐのみです。もちろんカランなどという無粋なものは一切ありません。
木で覆われた蔵の内部に湯船が置かれ、そこに絶えることなくお湯が注がれるのみ。重厚な蔵の内部では下界の騒音も気にならず。扉を閉めてしまえば、別世界でただただお湯と相対するのみ。
天井板も取り払われて梁などが剥き出しになっているがゆえに、屋根までの高さを湯殿の広さと同意義に感じつつ、ひたすらその独特のお風呂の風情に感銘を受けるばかり
大湯と同じく、独特の照明の利用
ひたすら幻想的な湯殿を演出しているように思います
掛け流しの新湯(と同じ源泉)に身をゆだねて、お湯とたゆたう時間ばかりが過ぎゆく…
大湯を越えた、ありえんばかりの贅沢さと優雅さを湛えた感動的なお風呂でした
こんなにいいお風呂を貸切で使っていいのかな…と思いつつも、空いているとここぞとばかりに使ってしまう我が家の惰弱さが露呈するばかり…このお風呂の魅力に完敗です。あ、いや、乾杯か…