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伊豆片瀬温泉お宿しらなみ ブログトップ

片瀬温泉お宿しらなみ(4) [伊豆片瀬温泉お宿しらなみ]

最後は朝食で。
朝食は8:00か8:30かを選べました。朝ゆっくり、のつもりで、8:30にお願いしました。その30分前に、お布団をあげにきます。そのとき、緑茶が運ばれてくるのです。これが意外といいんです。そして部屋に電話で連絡があってから朝食の準備。これが全景。
朝食1.jpg
アジの開きはまだ温かいまま。ゆむらと比べると小振りかな?サラダには豆も入っていて、食感が変わっています。ドレッシングもちょうどあいました。冷や奴にはきゅうりとミョウガ、それをゴマ風味のタレにつけて食べます。どれもよくあるタイプというのとはちょっと異なります。
朝食2.jpg
小鉢には巾着が。中身の野菜に味が染みて美味。三点盛りも、もずくとひじき、ツナ。ツナがちょっと変わった味付け、ひじきも単なる煮物に一手間。おみそ汁はワタリガニ、三つ葉の風味が引き立ちます。だし巻きもおいしかった!
朝食後には部屋にコーヒーを持ってきてくれます。コーヒー以外も何種類か選べたような気がしますが、ウチは必ずコーヒーなので、忘れちゃいました^^

貸切のお風呂を出ると部屋に冷水が、そして夕食後にもまた別に冷水が…というように、なんだかこちらの欲しているモノを手際よく置いてくれる、そんな宿です。
お布団をあげにきたときの緑茶。夕食の後片づけ→お布団敷きの前に持ってきてくれたデザート。どちらも窓際のテーブルに置いてくれるのですが、そのおかげで、おのずと夫婦2人は部屋の奥に移動、そして布団作業の邪魔にもならず、またこちらも手持ちぶさたにならず、とっても気楽に部屋食を楽しめたな!という感じでした。さりげない配慮なのでしょうが、なかなかよかったです。ウチはそういうのがなくても、別に不満はないのですが、この宿は、値段からは想像できないほどの待遇なんだな…と、感じ入りました。12000円では申し訳ないです^^
とにかく料理がおいしいので、また行こうと思っています。

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片瀬温泉お宿しらなみ(3) [伊豆片瀬温泉お宿しらなみ]

さてさて。この宿で一番のお楽しみ~。とってもおいしい夕食の時間です。18:00と18:30とが選べましたが、如何せん貸切風呂の利用時間が早かったので、18:00でお願いしました。実際には17:45頃に準備となりました。お腹が減っていたので、ちょうどよかった^^
夕食1.jpg
夕食2.jpg
まずはこんな準備がなされ、冷蔵庫から瓶ビールを出して乾杯。そのあとは冷酒を飲みました。食前酒はみかん酒。左端がタケノコの蕗味噌和え。蕗味噌味だけではなく、もう一手間何かが…おいしかった。真ん中は、イイダコと大豆の煮物、揚げたワタリガニの子とタマネギのマリネ、空豆です。ワタリガニ、美味でした(^^)v
夕食4.jpg
続いて、舟盛りが来るんです。このお宿、じつに夕食が充実しているのに、さらに舟盛りが!!という感じでした。ふつうこれだけ料理が充実していると、お造りは、ちょっとだけ3種類程度といったところなんでしょうが、このお宿では舟盛りが出るんです。これがまたウチには、はまりました。お刺身大好き~
夕食6.jpg
舟盛りの中身は、サザエ、アジのたたき、ヒラメ(右端にエンガワもちょっとあり)、メカジキ、金目鯛、ホタテでした。金目鯛は脂がたっぷりだったので、水菜を巻いて一工夫。いいお味でした。アジのたたきもかなりたっぷりありました。このお刺身はアテとしてかなり堪能できましたよ。ウチは本当にこれだけでも、大満足でした。ちなみに最初の写真で醤油皿が2つもあるのは、アジのたたきはショウガをつけて食べるので、他のお刺身とは醤油皿を別にするための配慮だったのです。さすが~。
舟盛りの位置を移動して写真を撮ると上のようになります。最初からテーブルの上には、釜飯などのセットが置かれています。ただ最初はまだ火をつけません。ちなみに片方の中身は、豚の角煮です。これは食事開始30分後に火をつけてくれました。温めるだけで食べられるとのこと。写真だと卵みたいにみえるのがジャガイモで、これがまた美味かった~
ホタルイカ.jpg
このあとお料理は2度に分けて運ばれました。
まずホタルイカののった胡麻豆腐、花豆が添えられています。ホタルイカは伊豆でも水揚げされるそうで、仲居さん曰く、「富山が有名ですけど、それは先に言ったモン勝ちですね」とのこと。胡麻豆腐も好みのお味でした。



さわら.jpgもうひとつ、焼き物として、サワラ(身の中には何か練り物が…)とアスパラの木の芽餡かけが同時に出されました。木の芽餡がちょっと焦がしてあります。
どっちもとっても美味しくて、この宿、かなりいいなぁ~と。なお、お品書きはありません。なので、仲居さんがとってもていねいにお料理の説明をしてくださいます。全部は覚えきれなかったのですが(笑)

エボ鯛1.jpg

しばらくして、揚げ物が登場。この日はエボ鯛の唐揚げでした。ポン酢でいただきます。ここの揚げ物は、ちゃんと中骨を別にして揚げてあるので、骨までぜ~んぶ食べられます。姿のママ揚げてしまうと、身がちょうど揚がる程度では骨までは食べられないのが通例です。

エボ鯛2.jpg
見た目はイマイチかもしれませんが、こうしてちゃんと分けて揚げてくれるところは、好印象です。骨せんべいまで楽しめる絶品の唐揚げでした。ちなみにエボ鯛を反対側から見るとこんな風になっているのです。でもこれはわざわざ反対側からのぞき込まないと見えない図柄ですから…

そして同時に…下のモノも。

伊勢エビ.jpg
今回は別注で妻の大好物、伊勢エビ(3150円です)も頼んでみました。鬼殻焼きです。ちょっと甘辛のタレがかかっていて、珍しい味付けでしたが、これが非常に美味しかったですよ。仲居さんも、今日の伊勢エビは大きくていいですよ、と太鼓判。伊勢エビはどうしても仕入値段に左右されるため、たまに、「お客さんに申し訳ないくらい小さいときもありますから…」とのことでした。幸いかなり大きめの伊勢エビで、かつ味付けもよかったので、非常に満足しました。右下の小皿に入っているのは山椒です。妻は山椒が大嫌いなので、利用しませんでしたが、私はちょっとつけてみました。山椒を利かせた味付けもおいしかったですよ。
エボ鯛と伊勢エビが出てくると、角煮に火が入り、釜飯はどうしますか?と聞かれました。釜飯は火を入れてから30分はかかるので…といわれ、30分後にごはんはちょっと早いなぁと思い、あとで勝手に火をつけようかなと思ったのですが、仲居さんには、炊きあがりと同時にお吸い物を持ってこようというこだわりがあるらしく、それでは15分後にでもまた来てみます、ということに。15分後、火をつけてもらいました。
夕食3.jpg
夕食5.jpg
左上は火を入れる前の釜飯の様子。山菜としらすの釜飯でした。これがまた美味しかったんですよ。ピッタリ30分後、ふわっふわのウニしんじょうの入ったお吸い物とともにいただきました。かなりお腹イッパイだったにもかかわらず、全部食べちゃいました。お新香のうち、大根はちょっとべったら漬けのようで美味でした。今回はお酒はあんまり飲めず、とにかく食べた、という感じ。

デザート.jpg
最後にデザート。夕食の片づけ時に持ってきてくれます。そのときお布団も敷いてくれます。茶碗蒸し?と思わせる器の中には、イチゴとキウイの上にみかんのゼリーがのったもの。こってりしたケーキ類でなくてよかったです、私にとっては。デザートは窓際のテーブルに置かれ、片づけも翌朝ですから、あとでゆっくりと食べることができます。さすがにすぐには食べられず、入浴後に(って、寝る前ですけどね)食べました。満腹で動きたくない(^^;)

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片瀬温泉お宿しらなみ(2) [伊豆片瀬温泉お宿しらなみ]

入り口.jpgこの宿の特徴は、夕食前は、大浴場を貸切で利用できること。ただし1回だけです。だから夕食前に何度もお風呂に入ろうとすると、この制度は窮屈に感じるでしょう。入れるお風呂がありませんから…今回は15:00~16:20まで、男湯を貸切で利用することになりました。1Fに降りて、離れのある奥の方に行くと、お風呂の入り口。左側が男湯、右側が女湯です。


貸切.jpg



男湯という札を貸切に変えておきます。ちなみに男女の入れかえはナシ。つまり今回、妻は両方のお風呂を楽しむことができましたが、私は男湯のみ。




脱衣場.jpg
カゴは結構たくさんあります。夕食後は、翌朝まで大浴場として利用されるのだから当然です。それと、この宿では、バスタオルは部屋に1つ用意されるだけですが、いわゆるタオルは脱衣場に備え付けてあって、何枚使ってもいいんです。使用したら、また脱衣場に置いていくというスタイルです。そして男湯の内湯。
男湯1.jpg
さすがに貸切で使うとデカイ…広すぎる。浴槽の表面はちょっと熱めながら、お湯につかるとちょうど適温でした。露天に比べると湯温は温めで、お風呂に浸かる(本当の意味での…)時間のほとんどを内湯で過ごすことになりました。
カラン.jpg
カランは4カ所。貸切ですから、自由に使い放題。ボディソープとリンスインシャンプーの他にも、洗顔用、メイク落とし、石けん、コンディショナー、子供用のボディソープやシャンプーまであって、至れり尽くせり。
男湯2.jpg
お湯はほんのちょっとだけ白く見えますが、ほとんど無色透明で特別なにおいもありません。源泉温度が90度以上もある高温の温泉ですから、湯口の注入量はあまり多くはありません。それでも湯口に張り付いた析出物のスゴさ…。そして掛け流しのお湯が、湯船の縁2カ所からそのまま流れ出ている様子が見られます。右上は、ちょうど内湯から露天に出るところでお湯が流れ出ている様子です。次は併設の露天風呂[ダッシュ(走り出すさま)]
男露天1.jpg
男湯3.jpg
内湯から直接行けますが、どうなんでしょ?ちょっと無理矢理作ったという感じがする、細長いお風呂です。決して狭くはないのですが、浴室の窓・壁、そして反対側の柵とに挟まれ、圧迫感はかなりありますね。もちろん貸切なら、この大きさで十分なんです。ただ源泉の注入量が多いのか、お湯は内湯より熱め。長湯は困難でした。源泉の注入口は正面奥にあり、そのアップが右下写真なんですけど、これが内風呂より注入量が多いようで…アチチ…。でも露天風呂なので、湯船に入っていない体部分は涼しい…内湯だと、湯船は適温なんですが、どうしても湯気が籠もって、これまたそんなに長湯はできない…ということで、涼みに露天という利用方法でした。何せ80分の貸切でしたから、存分にお風呂に浸かりました[いい気分(温泉)]
幸いにも宿泊客が少なかったらしく、貸切時間以外もつねに貸切状態。ということで女湯も撮影できました。まずは扉を開けると、こんな内風呂が目にはいるそうです…
女風呂1.jpg
木造りの湯船は、男湯よりちょっと小さいかな?でもカランも十分な数があるようです。
女風呂3.jpg
女風呂2.jpg
そして女湯の露天風呂です。窓枠に沿うように露天風呂がありますが、男湯よりも狭いようでいて、でも浴槽の形状のゆえか、圧迫感はより少ないようです。露天は女湯かな…
ぜひとも次回の宿泊時には、女湯を貸切で利用したいものです。しかも、ゆっくりと(^^)


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片瀬温泉お宿しらなみ(1) [伊豆片瀬温泉お宿しらなみ]

09年5月末に、温泉先達者であられるポルポさんから伊豆のオススメ宿としてご紹介いただいた、片瀬温泉にあるお宿しらなみに泊まりました。
外観.jpg
国道135号線を南下して、片瀬温泉という看板を海側に左折、あとはまっすぐ進んで、お宿に到着です。14:40頃、予想外に早く到着となりました。恐る恐る駐車場に車を入れると、宿の方が、お部屋の準備はできてますからどうぞ!ということで、さっそくお宿に。
玄関.jpg
1F部分は青い絨毯に覆われていまして、ちょっと古さは感じさせますが、掃除も行き届いており、何ら問題はありませんでした。
にわ.jpg
ロビーから見えるお庭の様子です。
お庭の向こう、ちょうど正面部分が離れのお部屋になるようです。ここのお庭は結構きれいにまとまっていて、さっそく好印象でした。
そしてお部屋に。今回はとってもリーズナブルに、12750円(税込み)で、2Fの通常のお部屋に泊まりました。ふつうは15000円~のはずですが、給付金ねらいなのでしょうか、ラッキーでした^^

部屋.jpg
部屋は入り口すぐにトイレがあって、その先に10畳の部屋。さらに4畳ほどの「ベランダ」なるスペースがつながっていて、そこには窓に向けて、椅子が2つ、テーブルが1つ。ここからのんびり外を眺めて過ごしました。かなり居心地よかったです。「ベランダ」横の白い暖簾をくぐると洗面所。その左にお風呂もありました(お風呂は使用せず)。バス・トイレ付なんですね。
景色.jpg
窓からは海も一望[るんるん]晴れていると大島のみならず、かなりの島々がみえるそうです。この日は曇りで、やっと水平線がみえた程度でした。
みかん.jpg記帳もお部屋で。なお精算もお部屋ですませました。お茶をいれていただき、手作りのミカン果肉入り寒天?ゼリー?なるもの(忘れてしまった、写真撮るのに精一杯で、汗)をいただきました。そういえば、最近はお茶を入れてもらうような宿には、あんまり泊まってないなぁと、このとき感じました。これ、甘み控えめで、なかなかでした。
ここでお風呂の貸切制度の説明を受けます。15:00~貸切にできるとのことで、ウチはどうなるんだろう?お風呂はどこになるんだろう?と不安もつのりましたが、仲居さんは時計をみながら、「もうすぐ3時になりますけど、そうしたら男湯を貸切にして使ってください、時間は4時20分までです」と。浴衣の大きさをちょっと変えてもらっている間、ん?15:00から16:20までだと80分になるなぁ~、そんな長い貸切は聞いたことがないなぁ~と不安に。浴衣を持ってきていただいた仲居さんに聞き直してしまいました(^^;)
で、本当に80分の貸切でしたしかもちゃんと時間いっぱいまで利用させていただきました^^夕食は18:00にしたので、ちょっとお散歩。
外から.jpg
海側からみた宿の外観です。泊まった部屋は2Fの漁火という部屋でした。玄関上の一室に部屋付露天風呂があるようです。この日は利用されていなかったようです。でも丸見えだな…。
海.jpgすぐに海に出られます。確かにお部屋でも波の音は聞こえますが、お庭の分、海から遠いので、寝るときに気にはなりませんでした。海が見えるのに、なかなかいい立地だな、と。ちなみに片瀬温泉街なるものはないような気がしました…。熱川と稲取という巨大温泉街に挟まれているからか、平日は静かなトコロといった雰囲気。こういう立地の方がホントのんびりできます。
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