追分温泉(2) [追分温泉]
それでは追分温泉の唯一無二?の魅力である夕食編へと
なんと17:30からなので、お風呂から出てきたら、もうこんな準備が。私が長風呂でまだ部屋に戻っていなかったので、とりあえずセットだけしてくださいました。このあと電話で連絡して改めて準備再開。左の赤い発泡スチロール製の容器には、茶碗蒸しのみが入っていました。冷めないようにとの配慮です。なおこちらのお宿は部屋食が基本です。大規模人数で宴会などを行うと1Fの宴会場が提供されるようですが、そうでないなら、4人でも部屋食です。さらに夕食後しばらく、なんと部屋でもカラオケができるようです。同じ並びの部屋で、やってましたよカラオケ。これにはびっくり
なんというか、固形燃料ものが3つもあります。土瓶蒸しと釜飯、あとはアルミホイルに包まれた何か。食前酒は梅酒。これはあんまり甘くない…。お新香は茎ワカメときゅうりで、かなりしょっぱい。
前菜のきゅうり(そのまんま)には味噌をつけて。新鮮でさっぱりした夏のアテとして最高。ホントは味噌も美味しかったから、それで日本酒を…などとも考えたのですが、食事の総量が多いからそんなことしなくてもアテに困らず、十二分に飲めるのでやめました前菜の左側のは、地元石巻産のベッコウシジミのニンニク醤油漬。大きいシジミです。これ絶品飲めますよ~日本酒があとはワラビの煮物とほや酢。ほやの上には練り梅がのっています。新鮮なほやは臭みがまったくなくて、酢の物に最適、素晴らしい美味しさほやは比較的大きな切り身なので、独特のツルプニュの食感も楽しめます。ちなみにこちらのお宿では、瓶ビールとお銚子の冷やをもらいました。お銚子は1合400円也、ビールは500円也。安い
固形燃料ものは自由にマッチで火を付けます。土瓶蒸しは火を付けて10分ほどで食べられるとのこと。私は土瓶蒸し好きなのですが、これは松茸の味がそれほど感じられなかったので、まぁそこそこという感じでした。そしてアルミホイルのものは火が消えたら食べ頃とのことで、開けてみると…
うわぁ大好物のウニだ中にはホタテと筍、ネギが。その上にウニが鎮座していらっしゃいました。火を通して水分を飛ばしたウニの甘さは絶品大喜びで食らいつきました。
茶碗蒸しは上に薄く餡がかかったもの。配膳の段階で、こちらの地方の味なので普通の茶碗蒸しより甘いですよ、という説明は受けていましたが、それにしても、ものすごく甘いですただ、義母の実家が秋田なので、私はこういう茶碗蒸しを食べ慣れているのです。だから別にキライでもありません。でもその私でもここのはとっても甘く感じました…
あとで運ばれるお料理は、基本的に天ぷらと刺身。天ぷらは中盤になって登場します。これがなかなかなのです。見づらいですが、下には大きなカレイの天ぷらが。肉厚で美味いあとは茄子、串に刺してあるのは、先端がトマト、途中がミョウガでした。変わった天ぷらだ…でもトマトもミョウガも美味しいのです、意外と。そして夕食のハイライトは…刺盛でしょう
一番高い宿泊値段(1泊1人9700円)ですから、一応一番豪華な刺盛ということになると思われます。ひさびさにご対面したのですが、やはり流石です前回は両親を連れて、4人で宿泊したので、刺身が2つの台に夥しく載っていたという記憶があるのですが、デジカメを忘れるという失態を演じたために、比較できる写真がありません(残念)。手前にはマグロとほや。このほやは、酢の物の食感とは異なりますが、クセもなく、これまた美味。皮を剥ぎ取っていただきます。
奥にはボタン海老、タラバガニ、アワビ(2人分でちょうど半分といった量)、サンマ。ミョウガの上に盤踞するサンマには、専用の酢味噌がありましたが、やはりウチには醤油の方が合いました。タラバガニを刺身で食べるなんて…初めてかも。
生ウニもありました。これはスプーンで掬い取っていただきます。私はとにかく大歓喜まだトゲトゲが微妙に動きます。新鮮な証拠ということでホタテ好きの妻は、ホタテに早速食らいつきます。どちらも素材そのままでありながら、いや、それゆえにこそ、極上の味わいですこれでお酒がすすんでしまうことは、いうまでもありませんその他、茹でたツブ貝、甘エビ、タコ、カジキマグロ(かな?)、あげく、端っこには馬刺までが悠然とそのお姿を。ツブ貝も大きな身が詰まった、これまた海からのご馳走。
刺身を取り分けるお皿が用意されていますので、台の上から食べたいものを移動して、じっくりゆっくりお酒のアテに。これが楽しみでこちらを選んだわけですから、じっくり堪能ですちなみに右上は醤油皿に掻き出したタラバガニの身です。トロトロのあまあまでした
釜飯は火を入れから30分で完成。カボチャとか枝豆、筍、さらにシラスのような魚などが入った、おこげも出来る釜飯で、これが侮れぬ美味さなのです。でもお腹一杯死ぬ気で腹に収めます。妻は完全に途中で断念。食後は腹痛に苦しんでおりました。天ぷら登場からしばし。最後の追加は、お口直し…というものですが、事実上のデザートでしょうか?
梅酒のシャーベット。梅の酸っぱさが前面に出たものでした。う~んただ。これが釜飯なんぞに火を付ける前に出てきてしまったので、ホントにこれを食べる頃には半分以上溶けていました。半分ゆるいシャーベットで、半分は飲み物として…といった感じで夕食は終了。片づけてもらった後、布団を各自で敷いておやすみなさい…というか満腹で移動する気にならず。ようやく21:30頃にお風呂に入りました。お風呂終了の30分前ですこうして大満腹の夜は更けました
続けて朝食も載せて、おしまいに。朝食は8:00開始。用意ができると、館内放送があります。本館1Fの大広間にて。ここには薄型テレビがあって、NHKの朝の連ドラが流れていました。前日、このあたりの部屋はいくつかに仕切られ、宴会場となっていたようです。
追分温泉における朝食の定番、サンマの塩焼き。これは美味しいこれでごはんを食べるということにならざるを得ません。おかずが少ないのででも鮭の切り身である場合もあるようです。それは一番安い設定なのか…それとも?ただ、基本はサンマの塩焼きだと思います。前回もそうでしたから…
あとは温泉卵(かなり黄身がゆるゆる)、ワカメとツナのサラダ、イカの塩辛で、シジミのみそ汁が付きます。シジミのみそ汁はお代わり自由。夕食に全てが注ぎ込まれているような感じなので、朝食に期待は禁物ですただ塩辛もしょっぱくなくて、いい塩梅。美味しいのです。だからとりあえず朝食はご飯を食べられれば…ということなら、これで満足できると思います。
コスパは抜群、とにかく三陸の海の幸を堪能できる山のなかのお宿です(^^)宿泊値段は、5700円から1000円刻みで、一番高いのが9700円(税別)。それに応じて刺盛の量が変わるようです。前回宿泊時は8700円にしましたが、違いは写真などがないため不明。でもかなりの刺盛でしたから、そこそこの値段で楽しめるようです。もしくは最低料金にして、刺盛を値段に応じて別注するとか、あるいは海鮮炭火焼きも別注で楽しめるので、刺盛に飽きてしまう方は、そういうのを組み合わせてもいいかも知れないです。ウチはともかく刺盛だったので、9700円にしてみました。食事の総量はとにかく多いです。ご注意ください…。泊まったのはかなり久しぶりでしたが、魚介類がてんこ盛りの夕食には、やはり改めて感激、大満足でした~
なんと17:30からなので、お風呂から出てきたら、もうこんな準備が。私が長風呂でまだ部屋に戻っていなかったので、とりあえずセットだけしてくださいました。このあと電話で連絡して改めて準備再開。左の赤い発泡スチロール製の容器には、茶碗蒸しのみが入っていました。冷めないようにとの配慮です。なおこちらのお宿は部屋食が基本です。大規模人数で宴会などを行うと1Fの宴会場が提供されるようですが、そうでないなら、4人でも部屋食です。さらに夕食後しばらく、なんと部屋でもカラオケができるようです。同じ並びの部屋で、やってましたよカラオケ。これにはびっくり
なんというか、固形燃料ものが3つもあります。土瓶蒸しと釜飯、あとはアルミホイルに包まれた何か。食前酒は梅酒。これはあんまり甘くない…。お新香は茎ワカメときゅうりで、かなりしょっぱい。
前菜のきゅうり(そのまんま)には味噌をつけて。新鮮でさっぱりした夏のアテとして最高。ホントは味噌も美味しかったから、それで日本酒を…などとも考えたのですが、食事の総量が多いからそんなことしなくてもアテに困らず、十二分に飲めるのでやめました前菜の左側のは、地元石巻産のベッコウシジミのニンニク醤油漬。大きいシジミです。これ絶品飲めますよ~日本酒があとはワラビの煮物とほや酢。ほやの上には練り梅がのっています。新鮮なほやは臭みがまったくなくて、酢の物に最適、素晴らしい美味しさほやは比較的大きな切り身なので、独特のツルプニュの食感も楽しめます。ちなみにこちらのお宿では、瓶ビールとお銚子の冷やをもらいました。お銚子は1合400円也、ビールは500円也。安い
固形燃料ものは自由にマッチで火を付けます。土瓶蒸しは火を付けて10分ほどで食べられるとのこと。私は土瓶蒸し好きなのですが、これは松茸の味がそれほど感じられなかったので、まぁそこそこという感じでした。そしてアルミホイルのものは火が消えたら食べ頃とのことで、開けてみると…
うわぁ大好物のウニだ中にはホタテと筍、ネギが。その上にウニが鎮座していらっしゃいました。火を通して水分を飛ばしたウニの甘さは絶品大喜びで食らいつきました。
茶碗蒸しは上に薄く餡がかかったもの。配膳の段階で、こちらの地方の味なので普通の茶碗蒸しより甘いですよ、という説明は受けていましたが、それにしても、ものすごく甘いですただ、義母の実家が秋田なので、私はこういう茶碗蒸しを食べ慣れているのです。だから別にキライでもありません。でもその私でもここのはとっても甘く感じました…
あとで運ばれるお料理は、基本的に天ぷらと刺身。天ぷらは中盤になって登場します。これがなかなかなのです。見づらいですが、下には大きなカレイの天ぷらが。肉厚で美味いあとは茄子、串に刺してあるのは、先端がトマト、途中がミョウガでした。変わった天ぷらだ…でもトマトもミョウガも美味しいのです、意外と。そして夕食のハイライトは…刺盛でしょう
一番高い宿泊値段(1泊1人9700円)ですから、一応一番豪華な刺盛ということになると思われます。ひさびさにご対面したのですが、やはり流石です前回は両親を連れて、4人で宿泊したので、刺身が2つの台に夥しく載っていたという記憶があるのですが、デジカメを忘れるという失態を演じたために、比較できる写真がありません(残念)。手前にはマグロとほや。このほやは、酢の物の食感とは異なりますが、クセもなく、これまた美味。皮を剥ぎ取っていただきます。
奥にはボタン海老、タラバガニ、アワビ(2人分でちょうど半分といった量)、サンマ。ミョウガの上に盤踞するサンマには、専用の酢味噌がありましたが、やはりウチには醤油の方が合いました。タラバガニを刺身で食べるなんて…初めてかも。
生ウニもありました。これはスプーンで掬い取っていただきます。私はとにかく大歓喜まだトゲトゲが微妙に動きます。新鮮な証拠ということでホタテ好きの妻は、ホタテに早速食らいつきます。どちらも素材そのままでありながら、いや、それゆえにこそ、極上の味わいですこれでお酒がすすんでしまうことは、いうまでもありませんその他、茹でたツブ貝、甘エビ、タコ、カジキマグロ(かな?)、あげく、端っこには馬刺までが悠然とそのお姿を。ツブ貝も大きな身が詰まった、これまた海からのご馳走。
刺身を取り分けるお皿が用意されていますので、台の上から食べたいものを移動して、じっくりゆっくりお酒のアテに。これが楽しみでこちらを選んだわけですから、じっくり堪能ですちなみに右上は醤油皿に掻き出したタラバガニの身です。トロトロのあまあまでした
釜飯は火を入れから30分で完成。カボチャとか枝豆、筍、さらにシラスのような魚などが入った、おこげも出来る釜飯で、これが侮れぬ美味さなのです。でもお腹一杯死ぬ気で腹に収めます。妻は完全に途中で断念。食後は腹痛に苦しんでおりました。天ぷら登場からしばし。最後の追加は、お口直し…というものですが、事実上のデザートでしょうか?
梅酒のシャーベット。梅の酸っぱさが前面に出たものでした。う~んただ。これが釜飯なんぞに火を付ける前に出てきてしまったので、ホントにこれを食べる頃には半分以上溶けていました。半分ゆるいシャーベットで、半分は飲み物として…といった感じで夕食は終了。片づけてもらった後、布団を各自で敷いておやすみなさい…というか満腹で移動する気にならず。ようやく21:30頃にお風呂に入りました。お風呂終了の30分前ですこうして大満腹の夜は更けました
続けて朝食も載せて、おしまいに。朝食は8:00開始。用意ができると、館内放送があります。本館1Fの大広間にて。ここには薄型テレビがあって、NHKの朝の連ドラが流れていました。前日、このあたりの部屋はいくつかに仕切られ、宴会場となっていたようです。
追分温泉における朝食の定番、サンマの塩焼き。これは美味しいこれでごはんを食べるということにならざるを得ません。おかずが少ないのででも鮭の切り身である場合もあるようです。それは一番安い設定なのか…それとも?ただ、基本はサンマの塩焼きだと思います。前回もそうでしたから…
あとは温泉卵(かなり黄身がゆるゆる)、ワカメとツナのサラダ、イカの塩辛で、シジミのみそ汁が付きます。シジミのみそ汁はお代わり自由。夕食に全てが注ぎ込まれているような感じなので、朝食に期待は禁物ですただ塩辛もしょっぱくなくて、いい塩梅。美味しいのです。だからとりあえず朝食はご飯を食べられれば…ということなら、これで満足できると思います。
コスパは抜群、とにかく三陸の海の幸を堪能できる山のなかのお宿です(^^)宿泊値段は、5700円から1000円刻みで、一番高いのが9700円(税別)。それに応じて刺盛の量が変わるようです。前回宿泊時は8700円にしましたが、違いは写真などがないため不明。でもかなりの刺盛でしたから、そこそこの値段で楽しめるようです。もしくは最低料金にして、刺盛を値段に応じて別注するとか、あるいは海鮮炭火焼きも別注で楽しめるので、刺盛に飽きてしまう方は、そういうのを組み合わせてもいいかも知れないです。ウチはともかく刺盛だったので、9700円にしてみました。食事の総量はとにかく多いです。ご注意ください…。泊まったのはかなり久しぶりでしたが、魚介類がてんこ盛りの夕食には、やはり改めて感激、大満足でした~
2010-09-25 08:53
コメント(35)
追分温泉(1) [追分温泉]
10年8月某日。夏休みの温泉旅行として東北へ。その1泊目は、温泉よりもとにかくてんこ盛りの海の幸重視ということで、かつて知り合いに奨められて宿泊したことのある追分温泉に泊まりました。近くの道の駅「上品の郷」でちょっと休憩してから、北上川の下流域を眺めて山の中へ。山の中にぽつんと建っている一軒宿です。
外観は小学校の校舎のようなこうした建物なんで、防音はダメダメ。しかもけっこう巨大なお宿なので、宿泊客数も相当です。日帰り入浴も19:00くらいまで受け付けているから、お風呂はかなり混雑します。
簡素な玄関を入ると正面が受付。ここで夕食時のお酒などを前もって頼みます。あとは説明を聞いて、お部屋まで案内されます。受付の右横が土産物売り場。下の受付の写真は夜間のものであるため、売り場が葭簀で閉めてありますが…
上の写真が土産物売り場。業務用の稲庭うどんなんぞが売っていたりします昔はシジミとか生ワカメとか、もっと魅力的なものが売っていたような気がするのですが…季節限定なのか、それとも幻だったのか?
今回はトイレ・洗面所なしの207という本館2Fの部屋。受付横の階段を上がって、広い踊り場を見ながら右へ行った一番先端の、角部屋でした。
部屋のドアも簡素。廊下は歩くとみしみしと音が響きますが、ご愛敬木造の民宿並みと思っていただけるとわかりやすいですかね。共同のトイレと洗面所が途中にあります。これらはきれいで快適な造り。なお受付がある建物のすぐ上の部屋かどうかはわかりませんが、トイレ付きの部屋もあるのです、この宿。義父が一人で泊まったときはトイレ付だったとのことです。
部屋はきわめてシンプルな8畳。布団は部屋の隅にセットされているので、夕食後、自分で敷きます。また浴衣とタオル(+歯ブラシ)のみで、バスタオルはありませんので。念のため。それとテレビは100円で2時間。古典的な民宿の様態です。でも冷房はついてますよ
お風呂は階段を下りて1Fに。玄関から左手にどんどん進んでいった一番先にお風呂があります。この廊下はなかなか長い。昔の小学校の廊下的雰囲気満載。しかも途中には懐かしいゲーム機なんぞも。
行き着くと湯上がり休憩所的空間。昔はこの空間内で牛乳が売っていたような…?
そして男女別の入り口。左が男湯、右が女湯。
脱衣場は簡素ながらそれなりの広さがあるので、意外と快適です。お風呂は朝6:30~夜10:00までしか利用できません。夜中は利用不可です。それでも就寝前と朝食前に、奇跡的に1人の時間がありましたので、そのとき撮った写真を以下に。
上は入ってすぐ左。カランは4箇所。他に洗い場がないので、高校生なんぞに占拠されると、なかなか場所が空きませんでした。それと洗い場には、石鹸のみ。シャンプー・リンスはありませんお望みの方はフロントで購入しなければなりません。
今度は正面。女湯と左右対称のようですね。
青森ヒバの湯船でしたっけ?真ん中に柱がど~んとあって、奥の正面に大きめの湯船。手前左に、泡がぶくぶく出てくるジャグジー風呂。こっちは狭いので、横並びで3人も入れば一杯。
でもこの泡風呂はかなり温めで、酷暑の8月には大人気でした。
奥の風呂は横並びで7人くらいは入れます。奥行きもなかなかの長さなので、結構ゆったりできるお風呂です。でもこのときは昼夜を問わず熱めでした
昼間は明るく気持ちの良いお風呂です。女湯との仕切は上が開いているので、話そうと思えば可能です。そしてお湯は…そうですねぇ…敢えて譬えてみれば、プールでしょうかね…完全な循環、塩素バリバリですよ~浴室内に塩素臭が漂うわけではないのですが、さすがにお湯は塩素のかほりです。でもここはお湯に期待してきたのではないので、のんびり浸かれれば、それでいいんですちなみに精算の段階で入湯税は徴収されていなかったので、そもそも温泉ではないということになっているのかもしれません。
お風呂から外の景色はよく見えます。でもそこは駐車場でもあったりして…
その湯小屋。男湯側です。一番左の建物が湯小屋。右側は休憩所的空間です。あんまり近づくと男湯が丸見えですから、このへんで…。
ということで次回は食事編…追分温泉の記事では、みなさん、そっちにしか興味がないはずだと思いますが、しばしお待ちを。
外観は小学校の校舎のようなこうした建物なんで、防音はダメダメ。しかもけっこう巨大なお宿なので、宿泊客数も相当です。日帰り入浴も19:00くらいまで受け付けているから、お風呂はかなり混雑します。
簡素な玄関を入ると正面が受付。ここで夕食時のお酒などを前もって頼みます。あとは説明を聞いて、お部屋まで案内されます。受付の右横が土産物売り場。下の受付の写真は夜間のものであるため、売り場が葭簀で閉めてありますが…
上の写真が土産物売り場。業務用の稲庭うどんなんぞが売っていたりします昔はシジミとか生ワカメとか、もっと魅力的なものが売っていたような気がするのですが…季節限定なのか、それとも幻だったのか?
今回はトイレ・洗面所なしの207という本館2Fの部屋。受付横の階段を上がって、広い踊り場を見ながら右へ行った一番先端の、角部屋でした。
部屋のドアも簡素。廊下は歩くとみしみしと音が響きますが、ご愛敬木造の民宿並みと思っていただけるとわかりやすいですかね。共同のトイレと洗面所が途中にあります。これらはきれいで快適な造り。なお受付がある建物のすぐ上の部屋かどうかはわかりませんが、トイレ付きの部屋もあるのです、この宿。義父が一人で泊まったときはトイレ付だったとのことです。
部屋はきわめてシンプルな8畳。布団は部屋の隅にセットされているので、夕食後、自分で敷きます。また浴衣とタオル(+歯ブラシ)のみで、バスタオルはありませんので。念のため。それとテレビは100円で2時間。古典的な民宿の様態です。でも冷房はついてますよ
お風呂は階段を下りて1Fに。玄関から左手にどんどん進んでいった一番先にお風呂があります。この廊下はなかなか長い。昔の小学校の廊下的雰囲気満載。しかも途中には懐かしいゲーム機なんぞも。
行き着くと湯上がり休憩所的空間。昔はこの空間内で牛乳が売っていたような…?
そして男女別の入り口。左が男湯、右が女湯。
脱衣場は簡素ながらそれなりの広さがあるので、意外と快適です。お風呂は朝6:30~夜10:00までしか利用できません。夜中は利用不可です。それでも就寝前と朝食前に、奇跡的に1人の時間がありましたので、そのとき撮った写真を以下に。
上は入ってすぐ左。カランは4箇所。他に洗い場がないので、高校生なんぞに占拠されると、なかなか場所が空きませんでした。それと洗い場には、石鹸のみ。シャンプー・リンスはありませんお望みの方はフロントで購入しなければなりません。
今度は正面。女湯と左右対称のようですね。
青森ヒバの湯船でしたっけ?真ん中に柱がど~んとあって、奥の正面に大きめの湯船。手前左に、泡がぶくぶく出てくるジャグジー風呂。こっちは狭いので、横並びで3人も入れば一杯。
でもこの泡風呂はかなり温めで、酷暑の8月には大人気でした。
奥の風呂は横並びで7人くらいは入れます。奥行きもなかなかの長さなので、結構ゆったりできるお風呂です。でもこのときは昼夜を問わず熱めでした
昼間は明るく気持ちの良いお風呂です。女湯との仕切は上が開いているので、話そうと思えば可能です。そしてお湯は…そうですねぇ…敢えて譬えてみれば、プールでしょうかね…完全な循環、塩素バリバリですよ~浴室内に塩素臭が漂うわけではないのですが、さすがにお湯は塩素のかほりです。でもここはお湯に期待してきたのではないので、のんびり浸かれれば、それでいいんですちなみに精算の段階で入湯税は徴収されていなかったので、そもそも温泉ではないということになっているのかもしれません。
お風呂から外の景色はよく見えます。でもそこは駐車場でもあったりして…
その湯小屋。男湯側です。一番左の建物が湯小屋。右側は休憩所的空間です。あんまり近づくと男湯が丸見えですから、このへんで…。
ということで次回は食事編…追分温泉の記事では、みなさん、そっちにしか興味がないはずだと思いますが、しばしお待ちを。
2010-09-18 21:43
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