村杉温泉角屋旅館（４）

朝食は８：００でお願いしました。少し前に布団を上げに来て、部屋食をセット。

朝食だけは部屋食より食事処を望むのですが、こればっかりは仕方ない。８：００過ぎにはしっかり並べられて完成。


ごはんに載っけるとうまうまな味噌は、フロントで販売中。山菜味噌はまぁふき味噌でしょうか。ちなみに写真は逆になってますが。

だし巻き卵に、

サラダはトマトにチーズ。オリーブオイルがかかっているから、夕食でのおつまみでも大丈夫みたいな。

わらびに、

漬け物、

アジの開き。

味噌汁とは別に熱々のカボチャのスープ。美味しいのですが、汁物が２品とは不思議。

もちろんお味噌汁も。おかずとしてはちょっと少なめのような気がしますが、朝食ならこの程度でも十分である気がします。アジの開きが美味しいから、良しとしましょう。

ヨーグルトとバナナで〆。ヤスダヨーグルトはなるほど美味しい。そんなわけで、とにかく快適なお宿でした　妻はいたくお気に入りに。


チェックアウト後は川上豆腐店で買い物して、

温泉街を出てすぐのところにあるうららの森へ。

こちらの直売所ではどんな野菜も１００円で販売。びっくりです。激安じゃないかと、大量に野菜を購入してヤスダヨーグルトや五頭のようかんさまなどもお買い上げ。ずっしり重いようかんさまは全部妻の胃袋へと消えていきました

そのあとは聖籠町にある豪農二宮家のバラ園へ。



ちょうどバラが満開でした。


なかなか広大なバラ園になってます。豪農の屋敷地の広さに圧倒されるばかりです。

堅固な蔵にバラがある風景。おそらく他では見られまい。


暑かったので、こんな昔の納屋の軒下で休息というのがベスト。そこからのんびりバラを眺めて。


母屋を挟んでバラ園の反対側には日本庭園も整備されています。そんなこんなで、この旅も帰路に。

石打SAで卵かけごはん、遅めの昼食。あとは一気に関越道→外環で千葉へ。

タグ：温泉 新潟県 うららの森 二宮家のバラ園

村杉温泉角屋旅館（３）

夕食は１８：３０にお願いしました。こちらは部屋食なので、時間の少し前に部屋で用意が始まります。こちらのお宿の夕食はいろんなコースが用意されているのですが、米沢牛尽くしの翌日ですから、ここは迷うことなく海の幸コース

先付け、前菜と一緒に、鍋も用意されました。中身は、


鯛鍋の柳川風。鯛とエンドウ豆とタケノコ。

沸騰してから、そのあと卵とじにします。


ちょっと山椒風味。鯛は淡泊で全体的に薄味。タケノコの食感がいいです。最初に火が付けられますが、もちろんすぐに出来るわけではないので、最初に食べたわけではありません。念のため。先付け、前菜類も載せておくと、

まずは、バイ貝の煮物。これまた薄味でバイ貝の甘みがわかる絶品。量も結構たくさんあって大満足。ちびちびアテとして。

白くて四角いのが、姫皮タケノコのしんじょう。しんじょうになっている魚のほうが際立つ味わい。その横にあるのが、カワハギのみりん干。これはちょっとしょっぱいけど、柔らかくてアテに最高　　それと枝豆。

そして、白ゴマ豆腐。

さらに、ミズの山椒醤油漬け。山椒はほのかな風味付け。これ、うめーーー　そしてすぐに運ばれるのが、お造りの盛り合わせ。


５種類の魚介が少しずつ盛りあわせてあります。とっても豪華

真ん中は、サヨリ。しっかり脂も感じますが、淡泊。

牡丹海老は、ひたすらあまーーー

アジは脂のりのりで柔らかい。パサパサ感ゼロでうまーーい

カワハギはぷりぷりぷっくり。味が深いんですよねーー

タコは多分湯通ししてあるようで、食感も抜群。どれもこれもみんないいアテでございます。

部屋の冷蔵庫から瓶ビールを出して飲み始め。さっさと枝豆を食べきってしまいました。日本酒を１本持ってきてもらい、これで宴に突入

焼き物は、柳カレイ。


塩加減は絶妙でふわふわの焼き加減。アテに抜群のうまうま　一緒の昆布も甘くて美味しい。はじかみもわずかな酸味でしょうがらしさがはっきり。ここまでは順番に運ばれ、ウチが飲んでばかりなのを見て、次のお料理は少し時間をおいて持ってきましょうと。そういう配分もばっちりでした。


ズワイカニ。カニ酢はしょうが風味で酸味は少し。カニにばっちりと合ったように感じました。

カニ味噌があるところは、むしゃぶりついちゃいますね　こりゃ他人には見せられん。

カニ身もたっぷりと取れました。滅多に食べないから、カニは嬉しいもんです。

たっぷりのカニ味噌はもちろんちびちび

揚げ物はオコゼの唐揚げ。これも様子を見て、時間をおいて持ってきてくれました。


熱々で登場。ふわとろーーって感じ　とろーんとしていますね。ポン酢も酸っぱくない。あとは最後の食事。これまたちゃんと時間をとって。


香の物にはミズかな？

あさり汁、、、、って、こんなに大きなあさりなのっ？？？　うめーーー

苺のムースとほうじ茶で〆。ムースはふわふわでした。でもしっかりかなり甘い。

サーブのタイミングをしっかり考慮してもらえて、ゆっくり食事が出来ました。そんな食事が片付けられ、布団が敷かれて、、、、もう一度温泉、そして就寝です。

タグ：新潟県 温泉

村杉温泉角屋旅館（２）

こちらのお風呂は４カ所すべてが貸切利用。滞在中はいつでも利用できます。そして廊下に、

数カ所、こういう表示箇所があって、灯りがともれば利用中。

浴室まで行かずとも、利用できるかどうかがわかるところが便利です。

浴室まではしばし廊下を歩きます。


途中では枕が選択可能。夜には結構多くの枕がなくなっていました。

浴室手前に源泉が流れる箇所あり。源泉温度は低いので、温い水という感じです。そして４つの浴室は下の写真の廊下に面して存在します。


一番奥に入口がある２つが露天風呂。まずは手前側が、村杉石の湯。


脱衣場は狭くて簡便ながらも清潔です。

村杉石をくりぬいた浴槽。

こぢんまりながらも、明るいと外の新緑が映えてキレイです。

２人で入れますが、快適さを追求するなら、やっぱり１人が一番くつろげる大きさでしょうか。


この浴室は木製の壁、扉であるため、カランにはシャワーがありません。

浴室そのものは洒落た感じですね。じっくりお湯につかるための浴室といった感じです。

次が一番奥にある露天風呂、竹ばやしの湯。


こちらも脱衣場はシンプル。でも十分です。


木製の浴室なので、床も手すりも浴槽も木。

高野槙で造られた浴槽は、貸切にしては大きめで、２人で入ってもゆったり快適　湯船の手触りもいいですねぇ。

湯船からは灯りの向こうに竹林が望めます。６月前半はちょうど新緑がもっとも映える季節のようで、露天風呂の雰囲気は抜群でした

４つのお風呂はいずれも循環併用のようですが、源泉は常時注がれているようで、どの湯船もお湯が溢れていました。

下には鯉が泳ぐ池。少しだけ高い場所に設置されているので、お湯はざあざあと下に流れていきます。じつに快適な露天風呂です。

カランは１カ所のみ。この壁の向こうには村杉石の湯があります。だから２つの露天風呂での話し声はお互いに聞くことも可能。秘密の話はできませんな。

湯船の後ろには色ガラスが上部に嵌め込まれています。これが次の浴室の窓だったりもするんです。

そして奥側の内湯が庵の湯。

ここの脱衣場は、、



かなり広いです。そして、

浴室もとっても広いです。浴室をずっと入って左手奥にカランが３カ所。正面には霧状のラジウム温泉が吹き出す霧湯が。


この前に座ってラジウム泉を吸い込むのが一番効果的な温泉利用法だそうで、しばらくそんなことをしてました。こうして浴室内にたっぷりのラジウムを充満させることが重要であるそうで、この浴室はサウナ状態です。かなりクラクラきますよ。

さらに内湯の湯船が巨大。２人で利用するなんて贅沢すぎるくらい。そして湯温はしっかり熱め。

その内湯の上に色ガラスが。この向こうが竹ばやしの湯になるわけです。サウナ的な浴室でかつお湯が熱いので、ここでは長湯は困難でした。



ラジウムの働きで、活性酸素は体内から少しは除去されたのかなぁーーー？？

最後は、庵の湯の手前にある内湯、里の湯。


ここの脱衣場はさほど広くはないです。

浴室の左側すぐにカランが。

カランの反対側の壁面には、庵の湯と同様に霧湯があります。ここでもしばらくラジウム泉を吸い込みました。

そして浴室正面に嵌め込まれたかのように湯船が。

この湯船はそんなに小さいわけではないので（庵の湯が大きすぎ）、２人でなら十二分の大きさ。さらにお湯が温めに設定してあるので、浴室全体は庵の湯と同様にサウナ的な状態ですが、かなり快適にお湯を楽しめます。ここが一番のお気に入りかなぁ

タグ：温泉 新潟県

村杉温泉角屋旅館（１）

北方文化博物館から、水原代官所跡を横目に、その先へと抜けて行き着いた目的地は、ダンカミさんが行かれた村杉温泉角屋旅館。

ダンカミさんがＨＰでアップされて以来、ここにはホント行きたかったのですが、なかなかタイミングが。でも今回は、肉三昧のあとなら魚三昧だろうということで、早々にこちらに泊まることを決定。

玄関を入るとすぐに角屋ワールドですね

玄関入って正面の畳敷きの休憩処に居座ると、なかなか快適なんですよ、これが。泊まった翌朝は窓が開放され、風が心地良いんです。テーブル上の煎餅類は無料。


飲み物のメニューも雰囲気に合わせた感じ。

横には清水が湧き出し、これを飲むことも可能。ちゃんとコップがありますから。そこからフロントを見返ると、

横には土産物売り場。そして「あんみつあります」の宣伝が妙にいい雰囲気。

その通路を隔てたすぐ向かいには囲炉裏のある空間も。


自在鉤の「寿」がこれまた拘りを感じさせますね。

そこからタンスを横目に宿泊棟へと移動可能ですが、そのタンスに


果実酒や村杉の花崗岩があったので、思わず凝視。そして案内されたのは玄関すぐ前の階段から２Ｆに上がる方向。


上がった２Ｆには薬研が飾ってあったりして。そして部屋へ。

扉を開けると正面に洗面所とトイレ。タオル掛けが大きくていいですよ。

右側に和室。そこに連接して、


囲炉裏部屋。季節的に囲炉裏を使用することはないんですが、思った以上に便利な空間です。ここにあった椅子がなかなかの座り心地

カギは２つ。部屋まで案内されると、

お茶を淹れてくれます。

角やのロゴが刺繍されたタオルは凝ってますね。部屋から外には、

共同の足湯が見えます。

そんなわけで足湯を確認すべく、以下は朝の散歩から温泉街の様子を。

宿のすぐ裏側にあるのが、共同の薬師湯。この建物の裏側が部屋からも見えました。その脇の坂道を上がると、


そこには足湯が。まだ利用時間前なので、誰もいません。この足湯に隣接して薬師乃湯の源泉がありまして、


井戸のようにレバーで源泉を飲むことが可能。飲みやすい温泉でした。熱くないしね。

さらに奥の山の上には薬師堂も。温泉街に戻って温泉街の端にある川上とうふ店へ。


試食もできます。複数種類を１皿にもってくれるので、味試しができるあたり、よく考えられていますね。ついついあれこれと買ってしまった。おからのナマスは南房総のものよりちょっと酸っぱかったのですが、それでもやっぱり美味しいと思いました。もちろんお買い上げ。その夜の家飲みのアテに消費されました。

タグ：温泉 新潟県