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坂巻温泉旅館(4) [坂巻温泉旅館]

翌朝。
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こんな札をドアノブに掛けておけば、朝食後も布団でごろごろが継続できます。いいシステムですね、これ。
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朝食も同じ食堂の同じ座席にて。7:30。山のお宿の朝は早い。着席すると味噌汁とお櫃が運ばれてきます。
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シンプルですけど、朝食としては十分。
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山芋の千切り。
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お新香。
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温泉玉子。ちゃんと出汁とともに。あとはご飯のお供。
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板わさ、きゃらぶき、梅くらげ。
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川魚の甘露煮。こういうのはご飯がすすんじゃいますね。朝からがっつりご飯を食べて、宿前のバス停から上高地へ行きませう。さわんどバスターミナルまで戻る必要がないので、とっても便利[グッド(上向き矢印)] もちろん車はお宿の駐車場に置きっ放しできます。


曇りから雨へと変わる上高地。
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でもまぁそれなりに焼岳も見えましたし。
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立ち枯れの木々は、いずれ姿を消すのでしょう。いま、このときだけの景観かな。
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大正池から散策すると、少しだけ紅葉を感じることもできました。
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雨は強く降ったり止んだり。午前中に散策できたので、バスで坂巻温泉まで戻ります。そして安房トンネルを抜けて岐阜県へ。

久々の福地温泉。とにかく温泉に入りましょう…ついでにお昼も。
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で、温泉街の真ん中辺りのこちらに。
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囲炉裏では岩魚や五平餅が焼かれていますが、
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鍋焼きうどんで体を温めました。この器、直接火にかけられるのか…どこかで見たな…まてよ、福地の草円で出た夕食の鍋と同じじゃないか…ん?…と、思ったら、なるほど、こちらのお店は草円の経営だったのか…
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五平餅は温泉を利用すると無料でついてきます。温泉を利用しないと200円也。もちろんメインは温泉なので500円を支払って、玄関から別ルートを。すると
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なかなか広めの脱衣場。
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福地温泉の石動の湯也。
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一応、浴槽のお湯を引き込んだ洗い場もありますが、ゆっくり温泉に浸かるのみでした。
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適度な広さの湯船です。これが男女別に。両方ともこのときは貸切状態。うはうは[るんるん]
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ケロリン桶は温泉風情を高めますな。
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木の根っこみたいなところからお湯がどぶどぶ。覗いてみると、
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配管から高温の温泉、後ろに水道があって、若干加水あり。ここで適温にしてから湯船へ投入しているんですね。ちなみに壁の向こうの女湯へも、ここから温泉が流れています。
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併設の露天風呂。
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駐車場側なので眺望は悪いです。雨が降っていたのでケロリン桶を帽子代わりに使って、しばらく湯浴みを。

こちらは女湯。
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内湯の大きさは同じ。内湯の底のコンクリート感が、なるほど草円の貸切風呂と似ていますね。やっぱり草円の経営だ…
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こちらも快適な内湯。
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窓の外には露天風呂。
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こちらからは温泉街が少しだけ見えるとのこと。眺望的には女湯の方が勝っていますね。風呂上がりに五平餅を食べつつ、お店の方とひとしきりお話。五平餅の味噌は、このときは紫蘇味でしたが、これも季節ごとに変わるそうです。そんな努力が美味しい五平餅の秘訣のようです。
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ついでに併設の化石館も見ていったら?とご案内いただいたので、ちょいと見学。化石にはあまり興味がないのでざっと見た程度ですが、福地って化石では有名な所だったのですね…知らなかった…
ということで本日のお宿を求めて、新穂高温泉へ。

気づいてみたら300記事ですね。200記事の時に、飽きたし次のストックもないから、もう止めようか、それとも続けようか、ホントどうしようかと考えたのに、こうして続けてみてとうとう300………しかも次の新穂高温泉の記事もそれなりに下書きが準備してあるなんて、思ーえば、遠ーくへ来たーもんだーー♫  このー先どこーまでゆくーのやらーー♫。
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坂巻温泉旅館(3) [坂巻温泉旅館]

夕食は18:00から。準備ができると部屋に連絡があります。
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内湯と同じ2Fに行くと、内湯を背にして食事処と休憩処が並び立ちます。
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まずは右側の休憩処へ。ここではお風呂上がりに冷水やお茶などが飲めるようになっています。
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そして休憩処の左側が食事処。いかにも、、、秘湯の宿の食事処っぽい。
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テーブル席だったので一安心。座敷よりは椅子席の方がラクに感じるように…[たらーっ(汗)] 単なるトシか…
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着席するとすでに上のような準備が。温泉重視、秘湯の一軒宿ですから大いなる期待は禁物。
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まずは何より先に瓶ビールで乾杯[ビール]
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わらびは山の中らしい逸品。いいアテです。
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手作りと思しきふき味噌は、まず量がたっぷり。こんなに出てきたお宿は初めてかも。そして…ふきの青さや苦みがしっかり感じられる絶品でした[グッド(上向き矢印)] こういうふき味噌、大好きです[るんるん]
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お品書きはなく、また特段の説明もなかったので、いい加減な限りですが、、、、きっと胡麻豆腐。これは想定外にネットリしてます。ネットリとしっかり固めの中間みたいな。ふつーの胡麻豆腐の感覚でスプーンを入れると裏切られます。味はそんなに濃厚じゃないから、ふつーの胡麻豆腐という感じ。
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キノコと大根おろしの和え物は、酢の物といった感じ。
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天ぷらはふつーです。もちろんこうして前もって出ているので冷めています。ただつゆは熱々を出してくれているので、それにつけると温かいですよ。そしてお造り。
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マスと鯉の洗い。マスは醤油で、鯉はその横にあるちょいと辛めの醤油味噌みたいなものをつけて。これ、銚子で売っているひしおに似ている感じ。酢味噌ではなく、こういう鯉の洗いの食べ方は初めてでしたが、これが合う合う[るんるん]他の宿もこういう味付けにすればいいのに、、、、と思いました。
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ビールの後は冷酒を。辛口か甘口かのみ選択可能。辛口で。
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岩魚の塩焼きは熱々とまではいきませんが、まだまだ温かい。食事の時間に合わせて焼いたことがわかって好印象です。味はまぁふつー。こうして最初に並べられたものに手をつけ始めると、お椀が蓋付きで登場。
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蓋を開けると、中には鯉こく。
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なかなか蓋を開けないお客さんには、従業員さんが、これはお宿自慢の鯉こくで、臭みもなくて美味しいから、ぜひとも食べてください、と、ひたすら説明しながら薦めてくれます。じつは私は鯉こくお初…。妻は鯉こくは苦手のようで。小骨に気をつければ内臓部分も美味しいですよ、との説明に、意を決して食べてみると、確かに臭みなんぞはまったくなくて、鯉の味噌汁みたいな感じ。内臓は特に美味しいように思いました。他に鯉こくを食べた経験がないので、比較ができませんが、これはこれで美味しいものです。。。。が、何せお初。もっと慣れ親しんだ食べ物のほうが美味しく感じてしまいました…妻は、本人にしてはかなり食べたようですが、若干は残しました。まぁ鯉こくについての感想は、食べたことがない人が恐る恐る食べたという、そんな感想だと思ってください。決して口に合わないようなものではないのですが、、、、同じ鯉なら食べ慣れている鯉の旨煮のほうが好みかな。
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で。最初からセットされていた焼き物は、どうやらごはんをお願いすると火を入れてくれる仕組みのようで。
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ウチは例によってごはんはいらないので…ごはんはいらないのですが、火をつけてくださいとお願いすると、味噌汁となぜか漬け物が運ばれてきました。もちろんこの牛肉は美味しいですよん[るんるん]
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でも。ごはんを食べないのに漬け物は必要なのだろうか…[たらーっ(汗)] といいつつ、アテとして食べてしまうウチなのでした…
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デザートは信州らしくりんご。紅玉だったかな。お茶とともに。さっぱりした〆でした。秘湯のお宿の夕食としては頑張っているんじゃないかと思います。こちらのお宿は、秘湯の提灯宿にしては安めだから、これで十二分でしたよ。
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部屋に戻れば、布団が。部屋食よりやっぱりこういうのが望ましいですね。

一休みして、夜の露天へ。きっと混んでいるんだろうなぁと思ったら、
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意外や意外。誰も居らず。
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ただただ1人でお湯と向き合います。
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湯船の縁までは見えますが、あとは暗黒の世界。そんな孤独感も、山の一軒宿の露天らしさかな。とにかくお湯だけをひたすら楽しむ時間が過ぎて、部屋に戻ったら寝込むのみ。
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月がキレイだなぁ。
タグ:長野県 温泉
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坂巻温泉旅館(2) [坂巻温泉旅館]

駒草という部屋は露天風呂に近い角部屋なので、窓から露天の男湯がちょびっと見えます[あせあせ(飛び散る汗)]
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ただしこの窓を開けておくと、露天から帰ってきた方と目が合うことになるので、結局窓は障子で遮っておきました。では部屋を出て、いざ露天風呂へ[モバQ]
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駒草の横の出口から外へ。
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階段途中で、右にまっすぐ行くと男湯。左へ行くと女湯です。露天風呂の先に見える車は、おそらく従業員さん、その他のもの。ふつーのお客さんはここには停められないので、覗かれる心配はないようです。
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写真でみていたほどには大きくはないかも…などと。
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露天風呂も加水した源泉が掛け流し。だから竹筒からのお湯も激熱ではないです。屋根がある部分は一部のみ、でもその分、開放的ないい露天風呂です[るんるん]
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湯船の底には砂利が敷いてあるのですが、これが意外と痛い[爆弾] きっと体のあちこちが悪いのでせう[たらーっ(汗)]
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驚くべきは、脱衣籠が4つのみ。だから基本の定員は4人ということ? 最大3人まで経験しましたが、4人以上入っても大丈夫だと思うんですが、、、、ゆったり利用してください、というような配慮なのでしょうか。
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温泉の脇にはなにやら滝らしきもの。
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少しだけ紅葉が始まった感のある山の景色を眺めながらの湯浴みは、とっても快適でした。加水はされていますが、それゆえに適温の温泉がいつでも楽しめて、温泉重視の宿選びというのもやっぱりいいなぁと痛感しました。でも翌日は食事重視でしたが[やや欠け月]

一応、女湯も。
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男湯の左側に位置するわけですが、ちゃんと見えないように工夫されています。
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こっちも脱衣籠は4つのみ。
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やはり砂利が敷いてあります。
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まわりの景色という点では、こちらはちょいと目隠し的なものがまわりを覆っている感じ。女湯だから仕方ないのでしょうね。
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妻は男湯の方が大きいような気がする、、、とのこと。
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内湯も露天も男湯のほうが大きいようです。宿泊した日は男性客の方が多かった(4人組のじいさんたちや1人の男性客が複数など)ので、まぁちょうどいいのでしょうか…
タグ:温泉 長野県
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坂巻温泉旅館(1) [坂巻温泉旅館]

2013年10月。乗鞍で紅葉を…と目指して、とりあえずバスで畳平へ。
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よく晴れておりますが、山頂付近の紅葉は完全に終了。
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かといって、そんなに山頂で時間がとれたわけでもなく、
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だから今回は剣ケ峰への登頂は諦めて、手前にそびえる富士見岳まで。
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そこから剣ケ峰を遠望します。
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下りてみると富士見岳もそれなりの山に見えてくるから不思議なもんです。あとはこの日のお宿へ。上高地へと続くトンネルだらけの国道を、決して通り過ぎないように注意して行くと、
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トンネルとトンネルとの間のわずかな場所に、坂巻温泉旅館があります。バス停から南側をみると上のような写真になり、北側をみれば下のような写真になるという、こんなわずかな隙間。
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曲がり損ねたら上高地へまっしぐらです。
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このあたりはちょうど紅葉でしょうか。
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宿前の川は濁ってますが、温泉成分のせい?
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国道からわずかの距離でお宿に到着です。
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宿の前には源泉が流しっぱなし。かなりアツアツ[いい気分(温泉)]
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玄関を入ると、
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フロントと、
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その反対側には、
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例の秘湯の提灯と水槽。
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グッピーがたくさん遊泳中。かつてグッピーのブリーダーチックなことをした経験もあるので、品種や交配方法の説明を始めたら、妻にひかれた[たらーっ(汗)]
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こちらのお宿はトイレ、洗面共に共同。1Fの廊下を奥へと進み、
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露天風呂への出口の手前、駒草がこの日のお部屋。
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8畳、広縁付の角部屋。洗面所があったのはラッキーです。
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足袋まであるから、秘湯にしては十二分。
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部屋数は結構多いですし、木造の古い建物なので、音はそれなりに響きます。この宿を選んだのは温泉の良さに惹かれて、なのですから、早速お湯を~[soon]
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というわけでまずは2Fへ移動。
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階段を上がった左手前方に暖簾、くぐると、
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右が男湯、左が女湯。男女交代はなし。
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きわめて簡易な脱衣場を抜けると、
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窓が大きく明るい内湯。
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しばらく誰も入っていないと、とにかく浴室にただただ蕩々と流れ行く源泉掛け流しのすごさが実感できます。
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浴槽のまわりはゴツゴツした岩が取り囲む感じ。それ以外はじつにシンプルなお風呂です。
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浴槽には白い湯の花が、かなり大量にゆらめきます。
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源泉は飲めるようです。源泉温度が高温であるため、すでに加水して適温になったものが注がれています。だから飲んでも火傷はしません。でも加水しているためか味は薄めのような[あせあせ(飛び散る汗)] ちょいと塩味を感じるいかにも温泉の味。飲みにくくはなかったです。
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なお洗い場は2カ所のみなので、混雑すると厄介かも知れません。タイミングを見計らって。

一方、女湯。
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こちらは窓が1方にしかなく、また浴槽はちと狭いようです。
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洗い場も2カ所。この宿の内湯は、確実に男湯の方がいいと思います。
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