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雲母温泉かくれ里清流荘 ブログトップ

雲母温泉かくれ里清流荘(3) [雲母温泉かくれ里清流荘]

朝食も同じ水仙という個室食事処にて。8:00にお願いしておきました。時間になると部屋に電話があり、水仙まで赴くことに。
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ごはんとお味噌汁が運ばれて全体像が浮かび上がります。
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お箸は割り箸じゃなくてエコを考えて。割り箸希望の人には出してもらえるそうです。
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ド~ンと目立つサラダは、トマトの上にいわゆるカニマヨサラダを載せたもの。想像の範囲の味ながら美味い。
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お浸しはわらび。
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煮物にもこごみなどの山菜。たけのこと油揚げに染みた味わいがうまうま。
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冷や奴にはきわめて上品な出汁醤油がかけてあります。かなり薄め。濃い味好きの方には物足りないくらいだと思います。
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温泉玉子には醤油をかけて。
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焼き魚はアコウ鯛かなんかの粕漬。これ…冷えていたのがきわめて残念ですが、味は非常に美味しい。ごはんがすすみます。あとは板わさ(かまぼことわさび漬)。
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自家製なのかは不明ながら、イカの塩辛はうまうまでした[るんるん]これだけでごはんが相当食べられます。大事に大事にちょっとずつごはんに載せて味わいました。
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そして大きめのカブのぬか漬が、とっても美味。こりゃたまりません[かわいい]漬物を越えた美味さ。こういうのは朝にも夕食にも欲しいなぁと酒飲みは思います。
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最後のヨーグルトにPナップルはナシ。良かった、良かった。朝からまたしても食い過ぎ[あせあせ(飛び散る汗)]ごはんがすすんでしまうおかずのオンパレードに負けました。こちらのお宿のごはんはネット上だといろんな評価があるようですが、なかなか美味しいぞ!と、宿選択がそれなりに適切であったことに安心しました。このあとさらにお風呂を満喫して、チェックアウト。掛け流しのお湯が楽しめる温泉資源のありがたさに感謝しつつ、お宿をあとにしました

部屋から川向こうに見えた高瀬温泉街には、どうやら有名なきんつばやがある模様。そこをまずは目指して。
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あっさりと見つかったのですが、高瀬温泉街は、雲母温泉とは異なって、ホント温泉街といった感じ。それであるがゆえに、なんか閑散とした感じがちょっと心配になるくらい。大きな温泉宿が多いはずなのに…。で、きんつばは、ちょっと小さめで1個80円。甘さも控えめの上品な味わいで、私にも食べられるもの。たぶんふつうは1つじゃ足りなく感じるんじゃないかと。

そのあとは通り沿いに進んで湯沢温泉に。開湯は相当古いらしい。そんな場所で共同浴場に。
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1人200円ながら、男湯は工事中…ううう…ダメか…と思ったら、女湯1つが稼働中で、この日は男性入浴日とのことで、ラッキーなことに私一人だけ入れることに[グッド(上向き矢印)]妻は車内で待ちぼうけ。
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誰もいない湯船を独占[揺れるハート]
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2人で一杯くらいの湯船ながら、溢れ出すお湯の量は尋常じゃない鉄分をちょっと含んだかほりにかすかな硫黄臭。雲母温泉とはまたまったく異なるお湯にじっくり相対しました。
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お湯は湯船の中から注入されているので、そんな様子をじっくり眺めるのもオツなもんです[グッド(上向き矢印)]入浴後、なかなか汗が引きませんでした。よ~く温まる温泉でございました[るんるん]

あとはひたすら帰るだけ。途中、久しぶりに新発田城にでも行ってみるかと。
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手前の2層櫓は復元。昔は自衛隊の敷地で、門をくぐることさえできなかったのに、なんか隔世の感あり[たらーっ(汗)]海鼠壁の櫓門をくぐって、現存するその門の中へ
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石落としも本物には独特の迫力があるというか。でもこんなトコの石落としがホントに使用されるようなときにはすでに落城していると思います。
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そして。中には入れない(自衛隊の敷地だから)ので外観だけですけど、三重櫓までもが復元されていました。なんだろなーー[ドコモ提供]昔のままでいいのになぁ~

お城から車で10分ほど。明治時代に建築された豪農の屋敷が見学できるので、そこにも。ここは前から一度来てみたかったトコです。
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上の写真の建物が家族の生活空間だそうで。いったい何部屋あるんだ[がく~(落胆した顔)]
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しかもまぁ敷地内が広い。なんという庭の広さ。
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当然のことながら茶室もあるし。それも1箇所じゃないし…[あせあせ(飛び散る汗)]
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茶室から庭を眺め、往時に思いを馳せてみますが、どうも豪農と同じ境涯にはないので、イマイチ据わりが悪いのかも[たらーっ(汗)]しかし贅を尽くした意匠ですね、どこもかしこも。こうして最寄りの高速ICへ。途中黒埼PAと高坂SAとのツーストップ作戦で、なんとか5時間で帰宅できました。関越ルートは便利、便利[かわいい]
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雲母温泉かくれ里清流荘(2) [雲母温泉かくれ里清流荘]

夕食編の前に、女湯も。
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脱衣場は基本的に同じ造りながら、アメニティーがちょっと充実しているような?
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そしてお風呂は…女湯の方がさらに大きいなぜだかこっちは畳敷
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源泉も豪快に、ちょっと高めの位置から掛け流されてます。いいなぁ広々したお風呂~[ぴかぴか(新しい)]
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カランも4箇所と、男湯より充実。このお宿のお風呂は女性優遇ですね。
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露天風呂の造りは同じ。内湯の源泉脇から露天にお湯が引かれていく構造もまったく同じです。

さて、夕食。このお宿では夕食が個室食事処で供されます。こちらのお宿を選択した理由の一つはこれなんです。最近はこのパターンが一番好み。部屋食より断然イイ[グッド(上向き矢印)]
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夕食は6:00から30分刻みで選べたような。ウチは6:30開始でお願いしました。時間になると部屋にお迎えが。そして1Fへ、お風呂前を通過して個室が並ぶ廊下へ。この日は水仙という個室へ。
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絨毯に椅子、テーブル。畳の上でお膳で食事じゃなかったので、ラクチンでした。
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とりあえず着席してビールがくるのを待ちます[かわいい]お料理は、モズク酢が奥の方に。
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その手前に冷たくなってますが、サザエの壺焼き。味はうまうま[グッド(上向き矢印)]
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右奥には胡麻豆腐。自家製っぽいです。和歌山のち○と○で食べたのに似ているかな?ぷるんぷるん[グッド(上向き矢印)]かなり美味しいと思いますよ。
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手前には独活の白和え。味付けはしっかり。美味しい白和えです。そして前菜なのか、一つのお皿に盛られた山菜料理の数々
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空豆
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しどけお浸し、くるみ和え。しどけは大好物[るんるん]独特の苦みがたまりません[揺れるハート]くるみをかけると、苦みは抑えられる感じ。
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アイコにマヨ。アイコはまったくクセのない食べやすい山菜。茹で具合もちょうど。山菜好きにはもってこい[かわいい]
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蛍烏賊とウルイの酢味噌かけ。もちろんうまうま[揺れるハート]ウルイ好きですから。
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なんで?米沢牛喰ったのに…と言われそうですが、ここでは地元産の村上牛を。バターで焼きます。最初に火がついたので、まずはこのお料理からパクつくことに。
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筍や玉ねぎにも、村上牛の脂がまわります。お肉もイイ色合いに焼けてきたぁ~~[グッド(上向き矢印)]もちろんうまうまでございました。つけダレもなかなかいい。連日のうまうまな牛肉に大満足です[かわいい]
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前日は赤ワインだったので、今度は牛肉に日本酒。こっちもやっぱりたまらん魅力。このお宿の日本酒は変わった器に入ってますね。1つで1合。今回は大洋盛1合@570円を飲みました。〆張鶴の花も同じ値段でした。地酒をリーズナブルに飲めるとありがたく思います。そこにマスの塩焼き登場。
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塩加減は薄味で、マスの身の甘さを感じることができるふっくら焼き[グッド(上向き矢印)]妻は歓喜。なかなか侮れない逸品でした。それから出てくるのはお造り。マグロ、カンパチ、エビ、ホタテ。エビの頭は茹でてありました。ちゃんとした一手間です。お刺身は新鮮で美味しかった。でもカンパチばかりが多いような気も。
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刺身で日本酒というのはウチでは幸せなひととき。部屋の置物も、なぜか晩酌中。
最後に来たのは天ぷら。揚げたてのアツアツではないけど、温かいうちに運ばれました。
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下の方に何が隠れているのか、確認。天ぷらは、しいたけ、エビ、タラの芽、こごみ、筍でした。山菜の天ぷらもこれまたうれしい[るんるん]
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最初からおいてあったお新香はごはんのお供に。そういえば、ごはんはちょっと柔かった。
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味噌汁にはあさりと青海苔。この味噌汁美味です[かわいい]デザートはブルーベリーゼリー(寒天??)。甘さ控え目ながらブルーベリーの味わいがしっかりで美味しかったです。夕食は、想定以上に大満足となりました。すみれの翌日とはいえ、それとはタイプの異なる夕食だったので、かぶる印象はまったくなくて、どれもこれも美味しかったです。
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食事処から帰ると部屋には布団。これが最近の一番の理想。おやすみなさい[眠い(睡眠)]
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雲母温泉かくれ里清流荘(1) [雲母温泉かくれ里清流荘]

山形県の飯豊町から小国町を越えて、新潟県の関川村へ。ここは関川温泉郷といわれるような温泉の宝庫。初めて訪れる、そんな地域の温泉街に泊まってみることにしました。でも、その前に。そんな地域の旧街道を訪ねてみて、かつての景観に思いを馳せることにしました。道の駅に駐車して歩くと、錦鯉が遊泳する場所が。
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広大な敷地を擁する旧家にはたくさんの土蔵。その屋根は重ねた小羽板の上に石を載せた形式
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その母屋は長期の改修中。完成まで、まだあと3年くらいはかかるらしい。
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外観は…マンションの改装かっ?!というくらいの設備。
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内装は…とにかく下側、つまり床とか畳の部分がすべてない[たらーっ(汗)]こんな状態を見学できる機会なんてまたとないかも知れない。じつに軽快でわかりやすい解説を聞きながら、文化財への理解を深めて敷地を出ると、この屋敷の街道沿いにも、非公開ながら、旧観をとどめる屋敷が点在。
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道路の向かいにある村役場の建物とは対照的に、独特の景観を生み出しておりました。そして改修中の屋敷を所有した家の分家が居住した邸宅も、その脇にあって、やはり見学可能。なかでは何やら選挙活動らしき会合も行われておりました。
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この邸宅の部屋は、そういう会合に貸与されることもあるらしいのです。こうして現代の関川村の一端を垣間見て、今夜のお宿へ。そのお宿は雲母温泉かくれ里清流荘です。国道から1本川沿いの道へと入ると、雰囲気は一変して静寂な趣。温泉街とはいえない感じで、お宿は点在。そこに突如、格式張った四脚門
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こんな立派な門構えなのに、そのなかに車を突っ込んでいいのか????などと疑問も生じるのですが、このお宿、あれこれ検索してみると、ZUNさまがかつてお泊まりになったお宿であることがわかり、そのときの記事で門の内側に車で入れることがわかりました。なので自信を持って、門内へ[車(RV)]
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玄関までは敷き詰められた玉砂利を踏みしめて。玄関を入ると右手に力士の手形とかが飾ってあって。左手にフロント。その脇がお風呂の入り口。
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フロント前の椅子では煙草が吸えるのですが、これが風呂上がり後、じつに残念。ここでプカプカしているおっさんなんぞがいると、風呂上がり後の自分まで煙草臭くなってしまうように感じて[あせあせ(飛び散る汗)]こういうあたりが昔ながらの旅館といった感じを彷彿とさせます。
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客室はすべて2Fに。階段を上がって、左右に廊下が展開。ウチは清流という一番安い部屋
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それでも10畳に広縁
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さらに10畳の部屋の手前に、5畳のスペース。部屋の入り口は昔ながらの引き戸。もちろんカギはかかります。
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畳もキレイで部屋はとにかく広い。十二分。広縁にはインスタントながらコーヒーセット。あとは空の冷蔵庫あり。便利です。そういえば広縁の天井柄が妙に部屋にそぐわなかった[爆弾]
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窓の外は、ゆったりした流れの川を挟んで、高瀬温泉街。その手前の堤防上の遊歩道?は高さがちょうど2Fの部屋と同じなので、誰かが歩くとその目線が気になります…でも誰も歩いていませんが。

さ~て何よりも、まずはお風呂、お風呂[グッド(上向き矢印)]
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このお宿は浴室の男女交代なし。そこだけが残念。なお風呂上がりに冷水が飲めるようになってます。まずは男湯の脱衣場から。
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至ってシンプル。もちろん洗面などはありますよ。ティッシュが脱衣場にあれば…とは思いました。そんでもって浴室。
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おぉっ[るんるん]デカイまあるい湯船。直径は約3メートルほどでしょうか。お湯は無臭。色も透明ですね、基本的に。
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手前に手すりがあって、湯船の手前側にだけ段差もありました。この風呂、じつはかなり深いんです。湯船の底に座ると、首まですっぽりお湯の中[揺れるハート]といった感じ。だから段差を利用して入らないと、ちょいと危険[あせあせ(飛び散る汗)]
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カランは浴室内右手に2箇所のみ。混雑するとカランが空くのを待ちぼうける羽目になりますネ。実際、そういうことにもなりました[たらーっ(汗)]
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湯船の縁は木製。ここの座り心地がなかなか[揺れるハート]湯船の中はタイル製。段差もコンクリート製。一部破損箇所あり。まぁそういう古さは否めません。
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でも源泉掛け流しで、同時に8人くらいは入れそうな湯船は快適。ここを独占できると至上の幸福感[るんるん]に包まれますよ。
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ちょっと熱めながら、この日のお湯は適温。湯船にホースで水が入れられるようになってましたが、この日は不要でした。で、源泉注入口の脇、ここに穴が空いていて、そこから源泉が外に流れていきます。その行き先はというと…窓の外…そこには…
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こぢんまりした露天風呂。眺望はまったくありません。それにかなり古さが目立ちます。ただお湯はとにかく温め。冬は湯温が低すぎて閉鎖となるお風呂です[バッド(下向き矢印)]内湯から流れ出てくるお湯が唯一の頼りですから、当然かなり温めです。ここは一度入れば十分かな。あまりに内湯が魅力的なので[ぴかぴか(新しい)]
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