大湯温泉友家ホテル(4) [大湯温泉友家ホテル]
夕食のみならず、これまたとっても満足な朝食を。まずはやっぱりごはんが美味しいこれ、かなり重要。
最初にセットされた状態から、さらにアジの開きとかおみそ汁が運ばれてきて、最終的にこのようなかなりリッチな朝食の準備が完成しました。ごはんがつやつや
アジの開きは熱々。小ぶりなんですけど、脂がのっていて塩分がきつくない、上等な干物だなぁと思いました房総だとさらに小ぶりで、陣太干という頭から食べられる小アジの開きがあるのですが、それに負けず劣らずの美味さでした。同じお皿に載るふき味噌も、甘めながらごはんのお供としてかなり重要。
だし巻き卵も定番のごはんのお供、わらびのお浸し、ぜんまいの煮物ともに、このあたりでは定番の山菜料理として、間違いのない=ブレのない美味しさ。ぜんまいは、嵐渓荘のように1本煮にしてから切って出しているの?という揃い方でした。そしてこれもお宿の定番らしいきんちゃんのハム工房のハム。
これでごはんを海苔のようにくるんでお召し上がりください、という若女将さんらしき方のオススメに従い、そのようにしてみました。
ごはんと合わせると、なるほどハムの滋味深い味わいが口いっぱいに広がりますね噛めば噛むほど…という感じでした。ごはんなしでも、なるほど、じっくり食べると美味しいです。なので、これは帰りに購入決定おみそ汁の具は、なめこと厚揚げ。厚揚げが入るのは、庄内風芋煮汁以来かな…?
そして朝食にも、立派なデザートが付くのにはちょっとびっくり。あんまり好きじゃないイチゴが想定外に甘くて(じつは砂糖がかけてあったby妻)、さらにチーズケーキが濃厚で好みの味わい。朝から大満足です。とにかく、ごはんの甘さは絶品それだけで十二分に幸福感が…
金盛館せせらぎのあとに泊まったので、感想がどうなるか心配でしたが、食事へのこだわりはこちらのほうがより強く感じられました(これは夫婦二人で一致)。部屋食なのはちょっと面倒ですが、食事そのものは非常に満足値段を考えるとコスパの良さは、なるほど評判通りだと感じました。あとは…お風呂がすべて貸切利用できたことで、かなり評価が上がってしまいました。ここに再訪するなら、やっぱりすべてのお風呂が貸切の時がいいですもちろん貸切となるかどうかは運次第なので…その時を狙うというのは困難かも知れませんが。とにかく今回はお部屋のグレードアップといい、お風呂の貸切利用といい、どちらも幸運に恵まれ最高の宿泊条件であったことを明記しておきます。いつもそうなるとは限りませんから…
以下、余計な行程を、これまたいいかげん旅行記としてせせらぎのあと、ここ友家ホテルに泊まる前に、奥只見シルバーラインを経由して奥只見湖へ。新緑はこちらでも十二分に楽しめましたつい数週間前には、山の向こうの檜枝岐に行っていたのに、反対側から檜枝岐に限りなく近づいてしまった…でも道路はまだ開通していなかったから、車でここから檜枝岐に抜けるのは不可能です
遊覧船に乗って燧ヶ岳の雄姿を目に焼き付けました
友家チェックアウト後は、最初に地元産品の売り場であるゆのたに手づくり村へ。ここは道の駅より品物が充実。栃尾又温泉に行ったとき以来、目を付けていたのでした。ここでも大量の買い物
もちろん道の駅にも。道の駅めぐりは趣味かも
ここではアケビの新芽が売っていましたが、これは購入せず。アブラコゴミとウルイ、アスパラをゲット。でもこの日はきんちゃんのハム工房の売店が休み。だったら、友家で教わった通りに、きんちゃんのハム工房本店にGO
ここで大量の土産物=ハム・ソーセージ類をゲットそのあとは飲んだお酒の由来を見て…
とある蔵元直近のそばやで、ホントにコシのあるそばを堪能して、帰路につきました。関越道と外環をぶっとばしたら、六日町ICから、自宅まで3時間ちょうど。あまりの早さにちょっと驚愕…
最初にセットされた状態から、さらにアジの開きとかおみそ汁が運ばれてきて、最終的にこのようなかなりリッチな朝食の準備が完成しました。ごはんがつやつや
アジの開きは熱々。小ぶりなんですけど、脂がのっていて塩分がきつくない、上等な干物だなぁと思いました房総だとさらに小ぶりで、陣太干という頭から食べられる小アジの開きがあるのですが、それに負けず劣らずの美味さでした。同じお皿に載るふき味噌も、甘めながらごはんのお供としてかなり重要。
だし巻き卵も定番のごはんのお供、わらびのお浸し、ぜんまいの煮物ともに、このあたりでは定番の山菜料理として、間違いのない=ブレのない美味しさ。ぜんまいは、嵐渓荘のように1本煮にしてから切って出しているの?という揃い方でした。そしてこれもお宿の定番らしいきんちゃんのハム工房のハム。
これでごはんを海苔のようにくるんでお召し上がりください、という若女将さんらしき方のオススメに従い、そのようにしてみました。
ごはんと合わせると、なるほどハムの滋味深い味わいが口いっぱいに広がりますね噛めば噛むほど…という感じでした。ごはんなしでも、なるほど、じっくり食べると美味しいです。なので、これは帰りに購入決定おみそ汁の具は、なめこと厚揚げ。厚揚げが入るのは、庄内風芋煮汁以来かな…?
そして朝食にも、立派なデザートが付くのにはちょっとびっくり。あんまり好きじゃないイチゴが想定外に甘くて(じつは砂糖がかけてあったby妻)、さらにチーズケーキが濃厚で好みの味わい。朝から大満足です。とにかく、ごはんの甘さは絶品それだけで十二分に幸福感が…
金盛館せせらぎのあとに泊まったので、感想がどうなるか心配でしたが、食事へのこだわりはこちらのほうがより強く感じられました(これは夫婦二人で一致)。部屋食なのはちょっと面倒ですが、食事そのものは非常に満足値段を考えるとコスパの良さは、なるほど評判通りだと感じました。あとは…お風呂がすべて貸切利用できたことで、かなり評価が上がってしまいました。ここに再訪するなら、やっぱりすべてのお風呂が貸切の時がいいですもちろん貸切となるかどうかは運次第なので…その時を狙うというのは困難かも知れませんが。とにかく今回はお部屋のグレードアップといい、お風呂の貸切利用といい、どちらも幸運に恵まれ最高の宿泊条件であったことを明記しておきます。いつもそうなるとは限りませんから…
以下、余計な行程を、これまたいいかげん旅行記としてせせらぎのあと、ここ友家ホテルに泊まる前に、奥只見シルバーラインを経由して奥只見湖へ。新緑はこちらでも十二分に楽しめましたつい数週間前には、山の向こうの檜枝岐に行っていたのに、反対側から檜枝岐に限りなく近づいてしまった…でも道路はまだ開通していなかったから、車でここから檜枝岐に抜けるのは不可能です
遊覧船に乗って燧ヶ岳の雄姿を目に焼き付けました
友家チェックアウト後は、最初に地元産品の売り場であるゆのたに手づくり村へ。ここは道の駅より品物が充実。栃尾又温泉に行ったとき以来、目を付けていたのでした。ここでも大量の買い物
もちろん道の駅にも。道の駅めぐりは趣味かも
ここではアケビの新芽が売っていましたが、これは購入せず。アブラコゴミとウルイ、アスパラをゲット。でもこの日はきんちゃんのハム工房の売店が休み。だったら、友家で教わった通りに、きんちゃんのハム工房本店にGO
ここで大量の土産物=ハム・ソーセージ類をゲットそのあとは飲んだお酒の由来を見て…
とある蔵元直近のそばやで、ホントにコシのあるそばを堪能して、帰路につきました。関越道と外環をぶっとばしたら、六日町ICから、自宅まで3時間ちょうど。あまりの早さにちょっと驚愕…
2010-09-12 10:06
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大湯温泉友家ホテル(3) [大湯温泉友家ホテル]
部屋で楽しむ夕食のお時間です。18:30~でお願いしました。準備にいらっしゃったのは若旦那さん?なのでしょうか。とっても気さくで、いくつも笑いのツボがありました。
まずはこんな準備がなされます。食前酒はカシスのお酒。これまた上品なジュース?でした。瓶ビールはお部屋の冷蔵庫から出して飲みます。同時に冷酒も頼んでおきます。
とっても目立つ黄色の液体は、カボチャの冷製ポタージュ。こういうの、好きです日本酒にはあんまり合いませんが…。梅雨入り前の意外と暑い日だったので、このスープは最初に飲み干してしまいました。
蓋物は、ふき・油揚げ・姫竹の煮物。全体として非常に優しい味付けで、かつどれも味が染みたうまうまの煮物でした。姫竹がとくに好み。これもビールのアテにすぐ消滅。そしてお宿の名物らしい自家製のスモークサーモン。
妻はスモークサーモン好きなので、これは大層お気に入りに。私ももちろんお気に入りにその身はホロっと崩れ、独特のスモークの風味がどの部分にもしっかり行きわたっています。下に敷かれたマヨネーズと合わせても、これまた良し。半生のよくあるスモークサーモンを予想していた妻は、最初これがスモークサーモンであるとの説明を受けても、ピンとこなかったようです。それはともかく…とにかく美味。このあとかな~りちびちびお酒のアテとして活用させていただきました。
固形燃料で火が付けられたのは舞茸鍋。写真はできあがりの状態です。出汁はほんのちょっと張ってあるだけで、どっちかというと蒸し焼きか?というようなお料理でした。でも余計な味付けが少ない分、舞茸のストレートな味わいやかほりが前面に出ていて、それだけでも好印象。さらに食感もなかなか。シンプルながら美味しいお料理でした。そして日本酒も到着。日本酒は、手頃な値段ですね新潟のいくつかの銘柄が用意されていて、ウチには十分。値段の高い大吟醸ばかりだと、飲む気を殺がれてしまいますが(だって宿泊代に占める酒代の割合が異常に高くなってしまいますから…)、ここはホント手頃なお酒ばかり。ウチは1合630円の巻機(純米吟醸)を冷やで頼みました。この銘柄もよく飲むお酒です。
この氷の入った容器を運んできた若旦那さんらしき方は。これをお盆からスルっと落としそうに…。そして、危うくそれを回避。そのときの仕草と言い訳(悪い意味では勿論なく…)が、ホント楽しめました(^^)日本酒は、この日はずっと巻機でした。このあと追加注文すると、もうちょっと大きな徳利で出てきて、「ちょっとサービスしておきました」というありがたいお言葉。なんだかかなりサービスしてもらったような気がしました(飲んだ印象では)。ホントにおもてなしに溢れたお宿の姿勢に、感謝感謝ですお料理は、このあとは一品ずつ部屋に運ばれます。最初は、ヒラメ・マグロ・ホッキ貝のカルパッチョ風。
塩がふってあります。わさびも付いていて、もし塩味が足りなければ醤油をどうぞ、とのことでした。マグロはちょっと醤油をかけたほうが美味しかったですが、あとは薄味ながらどれもそのままでいけました。こうしてどれも手の込んだアテを少しずつ楽しみながら、日本酒をクイクイしばらくしてから次の2品が同時に到着。
一品は、これもどうやらお宿の名物らしきアケビの新芽、砕いたクルミと黄身、出汁醤油がかけてあります。全部混ぜていただくお料理です。アケビ?って、実の方を思い浮かべましたが、その新芽だとのこと。なおこのお宿の地域では、アケビは中身の甘い部分を食べるらしい。山形だとそのまわりの部分を炒めたりして食べますけど。さてこの新芽ですが、これは成長しすぎても(固くて)、短すぎても(苦くて)食べられないそうです。適度な成長期を見極めて食べるのだそうです。アケビの新芽そのものの味は、あまり独自性があるようには思えなかったのですが(失礼…^^;)、全体の味付けはイイお料理でした。
続いて揚げ物が到着。タラの芽とこしあぶらの天ぷら、筍入りコロッケです(白いのは忘れました)。若旦那さんらしき方が、最初「筍のコロッケ」と説明したのですが、「違いました、筍の入ったコロッケです」と訂正。たしかに微妙に違いますけど、まぁ気にしませんから、そんな恐縮なさらなくても…と苦笑季節柄山菜のお料理は他のお宿などでいくつかいただきましたが、幸か不幸か、タラの芽・こしあぶらの天ぷらはどちらも初物でした。ありがたく、そして美味しくいただきました。もちろん筍入りコロッケも美味。そして最後のお料理が運ばれます。針モズクの酢の物とカレイの塩焼き。
モズクも素材には拘ってますね。細くてもしっかりした歯ごたえのあるもの。上にはトロロが。
特筆したいのは、やっぱりカレイの塩焼き。若旦那さんらしき方がおっしゃるには、ホントは塩もふりたくないくらい新鮮でとびきり上質な新潟県産のカレイを仕入れましたとのことでした。その言葉通り、脂ののったふわっふわの白身は抜群に甘くて、口中一杯に旨味が広がりました。骨までしゃぶるに至ったので、食べる姿は他人様にはお見せできません。なおカレイのお皿に載るツマには生姜の醤油漬け。妻はこういうのが嫌いなので、これは全部私がいただきました。こうしてとうとう白いご飯に。
このごはんが…お新香と塩昆布だけで十二分に食べられる、甘みたっぷりの高品質なもの。契約農家から取り寄せた魚沼産コシヒカリを玄米で保存し、使用する分だけ精米するということでした。だから近くで売っている魚沼産コシヒカリとはまったく味わいが違いますよ、とのこと。なるほど。とにかく食材への飽くなき拘りと丁寧でオリジナルな調理法の探求とが、このお宿の、低価格ながら絶品の夕食を生み出したわけですね。ウチは夫婦ともどもとっても満足できましたそして、すべて終わるとデザートが運ばれます。
カシスのシャーベット。これもお酒のあとの〆にはなかなか良かったです。こうして晩餐は無事に終了。結局全部食べ切れました。それも良かった~。さて、部屋食の面倒なところは、布団が敷かれるのを待つ時間。でも奥のフローリング部分が広くて、ソファでゆるゆる過ごせたので、これにも大きなストレスはナシ。3Fのお部屋の凄さを体感して、お宿の方のご厚意にホント深く感謝するのでした
まずはこんな準備がなされます。食前酒はカシスのお酒。これまた上品なジュース?でした。瓶ビールはお部屋の冷蔵庫から出して飲みます。同時に冷酒も頼んでおきます。
とっても目立つ黄色の液体は、カボチャの冷製ポタージュ。こういうの、好きです日本酒にはあんまり合いませんが…。梅雨入り前の意外と暑い日だったので、このスープは最初に飲み干してしまいました。
蓋物は、ふき・油揚げ・姫竹の煮物。全体として非常に優しい味付けで、かつどれも味が染みたうまうまの煮物でした。姫竹がとくに好み。これもビールのアテにすぐ消滅。そしてお宿の名物らしい自家製のスモークサーモン。
妻はスモークサーモン好きなので、これは大層お気に入りに。私ももちろんお気に入りにその身はホロっと崩れ、独特のスモークの風味がどの部分にもしっかり行きわたっています。下に敷かれたマヨネーズと合わせても、これまた良し。半生のよくあるスモークサーモンを予想していた妻は、最初これがスモークサーモンであるとの説明を受けても、ピンとこなかったようです。それはともかく…とにかく美味。このあとかな~りちびちびお酒のアテとして活用させていただきました。
固形燃料で火が付けられたのは舞茸鍋。写真はできあがりの状態です。出汁はほんのちょっと張ってあるだけで、どっちかというと蒸し焼きか?というようなお料理でした。でも余計な味付けが少ない分、舞茸のストレートな味わいやかほりが前面に出ていて、それだけでも好印象。さらに食感もなかなか。シンプルながら美味しいお料理でした。そして日本酒も到着。日本酒は、手頃な値段ですね新潟のいくつかの銘柄が用意されていて、ウチには十分。値段の高い大吟醸ばかりだと、飲む気を殺がれてしまいますが(だって宿泊代に占める酒代の割合が異常に高くなってしまいますから…)、ここはホント手頃なお酒ばかり。ウチは1合630円の巻機(純米吟醸)を冷やで頼みました。この銘柄もよく飲むお酒です。
この氷の入った容器を運んできた若旦那さんらしき方は。これをお盆からスルっと落としそうに…。そして、危うくそれを回避。そのときの仕草と言い訳(悪い意味では勿論なく…)が、ホント楽しめました(^^)日本酒は、この日はずっと巻機でした。このあと追加注文すると、もうちょっと大きな徳利で出てきて、「ちょっとサービスしておきました」というありがたいお言葉。なんだかかなりサービスしてもらったような気がしました(飲んだ印象では)。ホントにおもてなしに溢れたお宿の姿勢に、感謝感謝ですお料理は、このあとは一品ずつ部屋に運ばれます。最初は、ヒラメ・マグロ・ホッキ貝のカルパッチョ風。
塩がふってあります。わさびも付いていて、もし塩味が足りなければ醤油をどうぞ、とのことでした。マグロはちょっと醤油をかけたほうが美味しかったですが、あとは薄味ながらどれもそのままでいけました。こうしてどれも手の込んだアテを少しずつ楽しみながら、日本酒をクイクイしばらくしてから次の2品が同時に到着。
一品は、これもどうやらお宿の名物らしきアケビの新芽、砕いたクルミと黄身、出汁醤油がかけてあります。全部混ぜていただくお料理です。アケビ?って、実の方を思い浮かべましたが、その新芽だとのこと。なおこのお宿の地域では、アケビは中身の甘い部分を食べるらしい。山形だとそのまわりの部分を炒めたりして食べますけど。さてこの新芽ですが、これは成長しすぎても(固くて)、短すぎても(苦くて)食べられないそうです。適度な成長期を見極めて食べるのだそうです。アケビの新芽そのものの味は、あまり独自性があるようには思えなかったのですが(失礼…^^;)、全体の味付けはイイお料理でした。
続いて揚げ物が到着。タラの芽とこしあぶらの天ぷら、筍入りコロッケです(白いのは忘れました)。若旦那さんらしき方が、最初「筍のコロッケ」と説明したのですが、「違いました、筍の入ったコロッケです」と訂正。たしかに微妙に違いますけど、まぁ気にしませんから、そんな恐縮なさらなくても…と苦笑季節柄山菜のお料理は他のお宿などでいくつかいただきましたが、幸か不幸か、タラの芽・こしあぶらの天ぷらはどちらも初物でした。ありがたく、そして美味しくいただきました。もちろん筍入りコロッケも美味。そして最後のお料理が運ばれます。針モズクの酢の物とカレイの塩焼き。
モズクも素材には拘ってますね。細くてもしっかりした歯ごたえのあるもの。上にはトロロが。
特筆したいのは、やっぱりカレイの塩焼き。若旦那さんらしき方がおっしゃるには、ホントは塩もふりたくないくらい新鮮でとびきり上質な新潟県産のカレイを仕入れましたとのことでした。その言葉通り、脂ののったふわっふわの白身は抜群に甘くて、口中一杯に旨味が広がりました。骨までしゃぶるに至ったので、食べる姿は他人様にはお見せできません。なおカレイのお皿に載るツマには生姜の醤油漬け。妻はこういうのが嫌いなので、これは全部私がいただきました。こうしてとうとう白いご飯に。
このごはんが…お新香と塩昆布だけで十二分に食べられる、甘みたっぷりの高品質なもの。契約農家から取り寄せた魚沼産コシヒカリを玄米で保存し、使用する分だけ精米するということでした。だから近くで売っている魚沼産コシヒカリとはまったく味わいが違いますよ、とのこと。なるほど。とにかく食材への飽くなき拘りと丁寧でオリジナルな調理法の探求とが、このお宿の、低価格ながら絶品の夕食を生み出したわけですね。ウチは夫婦ともどもとっても満足できましたそして、すべて終わるとデザートが運ばれます。
カシスのシャーベット。これもお酒のあとの〆にはなかなか良かったです。こうして晩餐は無事に終了。結局全部食べ切れました。それも良かった~。さて、部屋食の面倒なところは、布団が敷かれるのを待つ時間。でも奥のフローリング部分が広くて、ソファでゆるゆる過ごせたので、これにも大きなストレスはナシ。3Fのお部屋の凄さを体感して、お宿の方のご厚意にホント深く感謝するのでした
2010-09-03 21:54
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大湯温泉友家ホテル(2) [大湯温泉友家ホテル]
すべてのお風呂が貸切利用だったので、本来は男湯・女湯の大浴場となる二つのお風呂も、贅沢に夫婦二人で貸切。今回はそんな二つのお風呂をのっけておきましょう。まずは別館の1Fに位置する庭園風呂から。
ここはまず脱衣所からしてとてつもなく広い。脱衣所の奥にようやく籠を発見して、とりあえずそこに浴衣を放り込むわけです。壁に照らし出された時計がおしゃれですね浴室にはいると、右手にカラン、左手が巨大な岩風呂。
お風呂そのものは大量のお湯が掛け流しになっている快適なお風呂なのですが、なんというか、湯船とカランとの間に広がる意味のわからない巨大な空間が、どうしても気になりますね
入り口を見て写真を撮ると、やっぱり不可解。ただこれだけ巨大な空間があるのに、このとき浴室にはそれなりに湯気が籠もっていました。季節柄というのもあるのでしょうが、そんなに温くないように感じました、ここのお風呂。
ここは湯船が広くて、結構いいお風呂だと思うのですが、何せあの空間の印象がイマイチなんだなぁ~と、しみじみ。勿体ないです
この岩風呂の脇を通り過ぎると建物に沿うように通路がちょっとあって、その先端に野天風呂なる小さめのお風呂が登場。
思っていたよりも広いですね内湯の岩風呂よりはさすがに温め。露天だから仕方がないでしょう。入浴時目線もまずまず。川のせせらぎ(というには音が大きすぎるか)を聞きながら、のんびり浸かるにはなかなか快適お湯は湯船の中途から注入されているのですね。そうなると見せかけのような湯口は何のためにあるのだろう?
この湯船、浸かる場所によっては、ビミョーに向かいのOO園ホテルグループのお宿から見えるのですよで…現実にちょうどウチの夫婦が入っているとき、右上隅の部屋からおっさんらしき人物が窓の外を眺めていたのでしたどこを見ているのかは不明ながら(遠いから目線が合うなどということはありえません)、気にはなりましたね、ちょっと。だからできるだけ湯船の真ん中でまったりすることが肝要かと…
庭園風呂を出ると、その並びが、謎のワンダーランドそのになっております。あれこれが雑然と配置されているような気配もあるのですが、かといって放置してあるわけではなく、宿泊客のことをしっかり考えているなぁと思わせる麦茶の飲み放題もあったり。
いつも麦茶はちゃんと入っているのです。こまめに点検しているような気がします。
ダーツをやったり、ビリヤードに興じたりするには最適。こういうだだっ広い場所があると、なんとなくうら寂しさが漂うのではと、じつは行く前に少し不安に思ったのですが、意外とこれが平気。というより部屋と同じで、古めかしさと可笑しさが同居していて、悪くない印象なのです。ここも利用したときは、やっぱり完全独占。だからいろいろといじっておりました。ただダーツのまわりが小さな穴だらけというのは、ちょっと悲しさが勝っていたかも
最後のお風呂は龍神の湯。ここが貸切で利用できるなら、やはり一番のお気に入りになること間違いなし。ありがたいことです。
脱衣所もリフォーム済みで快適。でもカギはやっぱりつっかえ棒。古典的ながら確実なカギですね。
ここについては、何も語る必要はないでしょうもちろん広々、2人には広すぎる空間。そして明るい贅沢な造作。
外の景色も、湯船から覗こうと思えば覗けます。激流ですけど。窓側に向いてみたり、あるいはお風呂の奥を背中に入り口方向を向いてみたり、いろんな位相でゆっくりお湯を楽しみます。そんなに熱くはないので、こりゃ長湯になるわ…
ここも湯船の中途から源泉が大量に注ぎ込まれているのですね。ちょうど壁にある黒い穴がそれ。これ、結構熱いです。だからここを背中にするのだけは避けました窓側の斜めになった縁からは、いつもいつもお湯が溢れだしていきます。ホント贅沢きわまりない大量の掛け流しに感銘を受け、湯船に身を浸しながら、大湯温泉に心から感謝するのでした
ここはまず脱衣所からしてとてつもなく広い。脱衣所の奥にようやく籠を発見して、とりあえずそこに浴衣を放り込むわけです。壁に照らし出された時計がおしゃれですね浴室にはいると、右手にカラン、左手が巨大な岩風呂。
お風呂そのものは大量のお湯が掛け流しになっている快適なお風呂なのですが、なんというか、湯船とカランとの間に広がる意味のわからない巨大な空間が、どうしても気になりますね
入り口を見て写真を撮ると、やっぱり不可解。ただこれだけ巨大な空間があるのに、このとき浴室にはそれなりに湯気が籠もっていました。季節柄というのもあるのでしょうが、そんなに温くないように感じました、ここのお風呂。
ここは湯船が広くて、結構いいお風呂だと思うのですが、何せあの空間の印象がイマイチなんだなぁ~と、しみじみ。勿体ないです
この岩風呂の脇を通り過ぎると建物に沿うように通路がちょっとあって、その先端に野天風呂なる小さめのお風呂が登場。
思っていたよりも広いですね内湯の岩風呂よりはさすがに温め。露天だから仕方がないでしょう。入浴時目線もまずまず。川のせせらぎ(というには音が大きすぎるか)を聞きながら、のんびり浸かるにはなかなか快適お湯は湯船の中途から注入されているのですね。そうなると見せかけのような湯口は何のためにあるのだろう?
この湯船、浸かる場所によっては、ビミョーに向かいのOO園ホテルグループのお宿から見えるのですよで…現実にちょうどウチの夫婦が入っているとき、右上隅の部屋からおっさんらしき人物が窓の外を眺めていたのでしたどこを見ているのかは不明ながら(遠いから目線が合うなどということはありえません)、気にはなりましたね、ちょっと。だからできるだけ湯船の真ん中でまったりすることが肝要かと…
庭園風呂を出ると、その並びが、謎のワンダーランドそのになっております。あれこれが雑然と配置されているような気配もあるのですが、かといって放置してあるわけではなく、宿泊客のことをしっかり考えているなぁと思わせる麦茶の飲み放題もあったり。
いつも麦茶はちゃんと入っているのです。こまめに点検しているような気がします。
ダーツをやったり、ビリヤードに興じたりするには最適。こういうだだっ広い場所があると、なんとなくうら寂しさが漂うのではと、じつは行く前に少し不安に思ったのですが、意外とこれが平気。というより部屋と同じで、古めかしさと可笑しさが同居していて、悪くない印象なのです。ここも利用したときは、やっぱり完全独占。だからいろいろといじっておりました。ただダーツのまわりが小さな穴だらけというのは、ちょっと悲しさが勝っていたかも
最後のお風呂は龍神の湯。ここが貸切で利用できるなら、やはり一番のお気に入りになること間違いなし。ありがたいことです。
脱衣所もリフォーム済みで快適。でもカギはやっぱりつっかえ棒。古典的ながら確実なカギですね。
ここについては、何も語る必要はないでしょうもちろん広々、2人には広すぎる空間。そして明るい贅沢な造作。
外の景色も、湯船から覗こうと思えば覗けます。激流ですけど。窓側に向いてみたり、あるいはお風呂の奥を背中に入り口方向を向いてみたり、いろんな位相でゆっくりお湯を楽しみます。そんなに熱くはないので、こりゃ長湯になるわ…
ここも湯船の中途から源泉が大量に注ぎ込まれているのですね。ちょうど壁にある黒い穴がそれ。これ、結構熱いです。だからここを背中にするのだけは避けました窓側の斜めになった縁からは、いつもいつもお湯が溢れだしていきます。ホント贅沢きわまりない大量の掛け流しに感銘を受け、湯船に身を浸しながら、大湯温泉に心から感謝するのでした
2010-08-28 08:45
コメント(23)
大湯温泉友家ホテル(1) [大湯温泉友家ホテル]
10年6月某日。せせらぎに宿泊した翌日、今度は大湯温泉友家ホテルに。関越トンネルを抜ければすぐですから。1万円台で美味しい食事が楽しめるお宿として、あちこちで紹介されているお宿です。今回は宿に直接電話して部屋を予約。じゃらんから予約すると(ポイントは付くけど…)、別館4Fの部屋を個別に指定することが出来ないので、じゃらんは利用せず。ウチは、ツインなら良いけど、ダブルベッドはキライなので、和室がいいなぁと403を予約。
途中の道の狭さはダンカミさんトコで確認済みだったので、躊躇なく坂道を下ります。そして玄関前に車を突っ込むとお迎え。
さっそくチェックイン。するとこの日は宿泊客が少ないので、お風呂はすべて貸切利用に、そして部屋もよろしければ広々した303もご用意してありますが…とのこと。403ももちろん選択可能でしたが、ありがたいお申し出を断るわけもなく、ホント広々快適、かつ階段がちょっと少なくて済む303に泊まることになりましたもちろん差額はナシ。平日は12750円から宿泊可とのことで、ウチはそんなに料理増やさなくてもいいんだけどなぁ~と思ったら、料理のグレードアップはHPにあるような+2100円というだけではなく、+1000円でも可とのことだったので、じゃ、それでお願いします、と。要するに休前日の4Fの標準的な宿泊値段(13800円)と同じになったわけです。
フロント脇にはお酒が置いてありますね。
フロント左手から別館の廊下をすすみます。右手にはとにかく広い畳の部屋。かつての宴会場?でしょうか。そこには椅子があって、川を眺められるようにセットされています。廊下をすすんで上の階に。それが3F。そこに部屋がありました。
とにかく部屋が広かった…随所に改修されていない箇所もみえますが、なんというか不愉快になるようなものではなくて、古き名残とリフォーム後の快適さとが共存しあうような、そんな感じ。レトロって感じじゃありませんが。トイレなんて典型。扉は取っ手がひん曲がっていて、古いまま。でも洗浄機つきトイレは新しいし快適。こういうところの不思議さは、慣れてくると、このお宿のかわいらしさに感じてきますね
この部屋、広さもさることながら、真ん中のソファが、どデカいんですここでも寝られますクッションが山ほどあって、適当に配置してゴロゴロできます。これでテレビでも観ていると、なんてだらしない生活しているんだろ?と我ながら呆れ果てるばかりです。
洗面所の上の電灯がちょっと低くて不便。ぶつかりそうになるのですよでもこれもご愛敬かな。
窓の下には激流。向かいは、妻が「あそこ泊まった…」というOO園ホテルグループのお宿。OO園ホテルグループ系列は、いまではアルコールも飲み放題になったので、ますます混んでいるようです(私もその恩恵に与っているので、文句はありません)。この日も平日にも関わらず、結構泊まっていましたね。
さっそく館内巡りを兼ねてお風呂に。最初は龍神の湯に入ったのですが、それは次回にして、まずは扇の湯から。
部屋で草履に履き替えて、フロント前を通過、本館側へ。すぐに左手に入り口。さらに左下に下がると龍神の湯で、正面が扇の湯。扇の湯はもともと貸切利用のお風呂ですね。そういえば、この右手に麦茶が置いてありました。その麦茶には、何度もお世話になりました。扉を開けるとまた階段で下に下がるわけです。
扉のカギは、つっかえ棒。脱衣所は小綺麗な空間になってます。浴室に入ると左下にようやくお風呂発見
じつは、これまた階段を下がる
そうしてようやく湯船に浸かるに至ります。
このお風呂は画像でみるよりはるかに大きかった~2人でゆったり浸かるにはホント広々していて、快適。それほど熱くないお湯が勿体ないほどに掛け流し。いつまでも出たくない…そんなお風呂。こぢんまりしつつも、ここに入って良かったなぁ~と思えるお風呂です。
お風呂の縁から大量に溢れていくお湯を、湯船にたゆたいながら眺めるのは至福のひとときですホントまったりできました。
続けて、本館を扇の湯からさらに奥へ行った場所にある貸切露天風呂。ここは温泉ではないそうです。リニューアルされた白を基調とした廊下を行くと、卓球台とご対面。
ここが謎のワンダーランドその。椅子とか寝ることが可能な畳のベッド体のものなどが、なんとなく雑然、それでいて整頓されている、そんな感じで置かれていました。
この部屋に隣接してお風呂がありますが、脱衣所に入ると白の壁が左手に。
正面は棚。ここに浴衣その他を置くのでしょう。そして白の壁をこじ開けるとお風呂が。
それほど広くはないです。完全に貸切用。湯船の先の空間がちょっと意味不明ながら、とっても綺麗な空間です。
でも、やっぱり扇の湯の方が断然イイ
途中の道の狭さはダンカミさんトコで確認済みだったので、躊躇なく坂道を下ります。そして玄関前に車を突っ込むとお迎え。
さっそくチェックイン。するとこの日は宿泊客が少ないので、お風呂はすべて貸切利用に、そして部屋もよろしければ広々した303もご用意してありますが…とのこと。403ももちろん選択可能でしたが、ありがたいお申し出を断るわけもなく、ホント広々快適、かつ階段がちょっと少なくて済む303に泊まることになりましたもちろん差額はナシ。平日は12750円から宿泊可とのことで、ウチはそんなに料理増やさなくてもいいんだけどなぁ~と思ったら、料理のグレードアップはHPにあるような+2100円というだけではなく、+1000円でも可とのことだったので、じゃ、それでお願いします、と。要するに休前日の4Fの標準的な宿泊値段(13800円)と同じになったわけです。
フロント脇にはお酒が置いてありますね。
フロント左手から別館の廊下をすすみます。右手にはとにかく広い畳の部屋。かつての宴会場?でしょうか。そこには椅子があって、川を眺められるようにセットされています。廊下をすすんで上の階に。それが3F。そこに部屋がありました。
とにかく部屋が広かった…随所に改修されていない箇所もみえますが、なんというか不愉快になるようなものではなくて、古き名残とリフォーム後の快適さとが共存しあうような、そんな感じ。レトロって感じじゃありませんが。トイレなんて典型。扉は取っ手がひん曲がっていて、古いまま。でも洗浄機つきトイレは新しいし快適。こういうところの不思議さは、慣れてくると、このお宿のかわいらしさに感じてきますね
この部屋、広さもさることながら、真ん中のソファが、どデカいんですここでも寝られますクッションが山ほどあって、適当に配置してゴロゴロできます。これでテレビでも観ていると、なんてだらしない生活しているんだろ?と我ながら呆れ果てるばかりです。
洗面所の上の電灯がちょっと低くて不便。ぶつかりそうになるのですよでもこれもご愛敬かな。
窓の下には激流。向かいは、妻が「あそこ泊まった…」というOO園ホテルグループのお宿。OO園ホテルグループ系列は、いまではアルコールも飲み放題になったので、ますます混んでいるようです(私もその恩恵に与っているので、文句はありません)。この日も平日にも関わらず、結構泊まっていましたね。
さっそく館内巡りを兼ねてお風呂に。最初は龍神の湯に入ったのですが、それは次回にして、まずは扇の湯から。
部屋で草履に履き替えて、フロント前を通過、本館側へ。すぐに左手に入り口。さらに左下に下がると龍神の湯で、正面が扇の湯。扇の湯はもともと貸切利用のお風呂ですね。そういえば、この右手に麦茶が置いてありました。その麦茶には、何度もお世話になりました。扉を開けるとまた階段で下に下がるわけです。
扉のカギは、つっかえ棒。脱衣所は小綺麗な空間になってます。浴室に入ると左下にようやくお風呂発見
じつは、これまた階段を下がる
そうしてようやく湯船に浸かるに至ります。
このお風呂は画像でみるよりはるかに大きかった~2人でゆったり浸かるにはホント広々していて、快適。それほど熱くないお湯が勿体ないほどに掛け流し。いつまでも出たくない…そんなお風呂。こぢんまりしつつも、ここに入って良かったなぁ~と思えるお風呂です。
お風呂の縁から大量に溢れていくお湯を、湯船にたゆたいながら眺めるのは至福のひとときですホントまったりできました。
続けて、本館を扇の湯からさらに奥へ行った場所にある貸切露天風呂。ここは温泉ではないそうです。リニューアルされた白を基調とした廊下を行くと、卓球台とご対面。
ここが謎のワンダーランドその。椅子とか寝ることが可能な畳のベッド体のものなどが、なんとなく雑然、それでいて整頓されている、そんな感じで置かれていました。
この部屋に隣接してお風呂がありますが、脱衣所に入ると白の壁が左手に。
正面は棚。ここに浴衣その他を置くのでしょう。そして白の壁をこじ開けるとお風呂が。
それほど広くはないです。完全に貸切用。湯船の先の空間がちょっと意味不明ながら、とっても綺麗な空間です。
でも、やっぱり扇の湯の方が断然イイ
2010-08-14 21:48
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