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会津西山温泉滝の湯(2) [会津西山温泉滝の湯]

では続けて内湯。
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まずは到着時に男湯となっていた向かって右側の浴室へ。
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脱衣場は簡素。脱衣場の壁は上が抜けていますから、会話可能。
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こちらのお湯は露天風呂と同じく81度の荒湯源泉。浴室はまだまだ寒い時期だったので湯気が籠もります[あせあせ(飛び散る汗)] 写真には不向き極まりないですが、お風呂なんだから当然といえば当然。石の浴槽の手前側にだけ、なぜか木の枠が上置されています。この下からはお湯が溢れず、お湯は下の写真の手前側、つまりお湯の注入口がある側からのみ溢れていきます。
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お湯は無色透明、少しだけイオウ臭がありますが、新鮮な掛け流しのお湯そのものは、それほど強い臭いではないです。で壁側の浴槽の縁を見ると、
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温泉成分の結晶がかなり堆積しています。しかもトゲトゲしくて、触ると痛いです。木枠が設けられた下の部分にもじつはこうした結晶が堆積。とても腰掛けられない状態なのです。だから上に木枠をはめて、腰掛けられるように細工したのでしょう。
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それに比して湯船からお湯が溢れる部分は、こうした結晶が削り取られています。だからその分浴槽の縁が低くなっており、したがってお湯が流れていくわけです。
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源泉を加水せずに掛け流しているので、お湯はかなり熱め。とにかく最初はかき混ぜて浴槽の上の激熱のお湯を下にまで行き渡らせます。するとなんとか入れる状態になりました。
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カランも温泉成分の影響で黒々。でもちゃんと使えますからご安心を。
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源泉は1カ所からちょろちょろと。それなりの量を、注入口を広げることで少しでも空気に触れて冷まそうとしているのでしょう。
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そんな注入口には白い湯の花が形成されています。湯船にも少しはこういうのがあります。荒湯源泉のほうは白い湯の花となっているのが特徴でしょう。

さてもう一方の浴室へ。
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こちらも脱衣場は簡素。
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浴室の形は左右対称といった感じで、ほとんど変わりません。でも木枠がない。
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こちらのお湯は84度の滝の湯源泉掛け流し。この源泉はこの浴槽のみで利用されています。荒湯源泉と比較すると、こちらのほうが明らかにぬるつる感が高いです。トロトロなお湯加減を感じることができる、絶品のお湯だと思いますよ[るんるん] そんなお湯が浴槽の脇からどんどん溢れていきます。
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こちらも温泉成分の結晶が少しはありますが、荒湯ほどではないようです。
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カランはやっぱり黒々。
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対岸から黒いパイプを通して2種類の源泉がこの内湯目指して送られてくるのが実感されます。
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こちらも激熱なのでちゃんとお湯をかき混ぜてから。そうすると不思議なほどちゃんと入れますよ。
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こちらの注入口は赤褐色に変色。湯の花もそんな色合いのものが。湯船にも小さな茶褐色の湯の花が舞います。そしてしょっぱいです。荒湯と比べるとイオウ臭も強いように感じるし、加えてガソリン臭のようなものも。そんな複雑なお湯で、なおかつ、ぬるつる感を実感できます。いいーーーお湯でした[揺れるハート]
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そんな滝の湯源泉の浴室は宿泊した部屋から見えます。左端の低いところがその浴室です。
タグ:温泉 福島県
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