会津西山温泉滝の湯（１）

赤湯温泉から喜多方を経由して福島県に戻り、そこからは西の方へ。会津坂下を通り過ぎて辿り着いた先は、会津西山温泉滝の湯です。

こちらは秘湯の提灯宿で、ウチは２度目の訪問。初訪問はブログ開始よりだいぶ前のこと。西山温泉に下る坂道の上から、お宿の全体像が概観できます。

玄関前のスペースが駐車場。対岸には源泉が湧き出す場所と思われる施設もあります。

玄関まわりは昔ながらの雰囲気が残る建物。


向かって左側の建物は宿泊棟としては使用されていない模様。


玄関を入ると正面に簡素なフロント。ここで記帳。


その横には休憩スペース。サインなどが飾られていました。ソファの前を過ぎて右側に進むと、

浴室に進む右側の階段と、左側の宿泊棟への廊下とに分岐。

浴室へは階段を下がりますが、宿泊棟はこの１階と階段を上がった２階とに。かつては２階に泊まりましたが、

今回は浴室にもっとも近い１階のかえでの間。

１階の廊下は奥へと続き、そこには厨房や大広間など。廊下は古い温泉宿的な廊下にあるような硫黄臭がなんとなく漂うそんな空間でもあります。


かえでの間は８畳に広縁がある角部屋。２方向から光が入るので明るいです。

まだまだ寒い時期故に、炬燵があるのがありがたい。もちろん石油ストーブも使いましたが。

トイレは共同ですが、洗面所は広縁にあります。

外の景色は川。川の音は一晩中響きますから、気になる方には向かないかも。

廊下からは宿の裏庭らしき場所が見えます。畑があるような。では浴室へ。

階段を降りていくと、

男女別の内湯２カ所と混浴露天風呂１カ所の入口。

同じ場所には洗面あり。ここには自家源泉から作った化粧水・乳液が置いてあります。まずは露天風呂から。ここは１９：００～２１：００までは女性専用に。


暖簾を潜ると、


すぐ隣が脱衣場。至って簡素ですよ。

そして正面に露天風呂。シンプルです。



半分くらいは段差で浅くなっています。お湯は透明ですし、遮るものもないので、女性にとってここでの混浴はなかなか困難だと思います。

露天風呂は、荒湯源泉の掛け流しです。

気になったのは浴槽の底がヌルヌルすること。温泉成分のせいだけではないような気がします。


見上げた場所に桜の木。もう少しで桜を愛でながらの入浴となったのですが、、、ちょっと早かった。


桜は駐車スペースの端に立っています。それが湯船から見えるわけです。


露天風呂の前はすぐに川。対岸の源泉から黒いパイプでお湯が隣の内湯に送られている様子も見えます。そんな内湯は次回に。

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