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坂巻温泉旅館(2) [坂巻温泉旅館]

駒草という部屋は露天風呂に近い角部屋なので、窓から露天の男湯がちょびっと見えます[あせあせ(飛び散る汗)]
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ただしこの窓を開けておくと、露天から帰ってきた方と目が合うことになるので、結局窓は障子で遮っておきました。では部屋を出て、いざ露天風呂へ[モバQ]
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駒草の横の出口から外へ。
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階段途中で、右にまっすぐ行くと男湯。左へ行くと女湯です。露天風呂の先に見える車は、おそらく従業員さん、その他のもの。ふつーのお客さんはここには停められないので、覗かれる心配はないようです。
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写真でみていたほどには大きくはないかも…などと。
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露天風呂も加水した源泉が掛け流し。だから竹筒からのお湯も激熱ではないです。屋根がある部分は一部のみ、でもその分、開放的ないい露天風呂です[るんるん]
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湯船の底には砂利が敷いてあるのですが、これが意外と痛い[爆弾] きっと体のあちこちが悪いのでせう[たらーっ(汗)]
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驚くべきは、脱衣籠が4つのみ。だから基本の定員は4人ということ? 最大3人まで経験しましたが、4人以上入っても大丈夫だと思うんですが、、、、ゆったり利用してください、というような配慮なのでしょうか。
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温泉の脇にはなにやら滝らしきもの。
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少しだけ紅葉が始まった感のある山の景色を眺めながらの湯浴みは、とっても快適でした。加水はされていますが、それゆえに適温の温泉がいつでも楽しめて、温泉重視の宿選びというのもやっぱりいいなぁと痛感しました。でも翌日は食事重視でしたが[やや欠け月]

一応、女湯も。
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男湯の左側に位置するわけですが、ちゃんと見えないように工夫されています。
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こっちも脱衣籠は4つのみ。
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やはり砂利が敷いてあります。
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まわりの景色という点では、こちらはちょいと目隠し的なものがまわりを覆っている感じ。女湯だから仕方ないのでしょうね。
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妻は男湯の方が大きいような気がする、、、とのこと。
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内湯も露天も男湯のほうが大きいようです。宿泊した日は男性客の方が多かった(4人組のじいさんたちや1人の男性客が複数など)ので、まぁちょうどいいのでしょうか…
タグ:温泉 長野県
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坂巻温泉旅館(1) [坂巻温泉旅館]

2013年10月。乗鞍で紅葉を…と目指して、とりあえずバスで畳平へ。
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よく晴れておりますが、山頂付近の紅葉は完全に終了。
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かといって、そんなに山頂で時間がとれたわけでもなく、
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だから今回は剣ケ峰への登頂は諦めて、手前にそびえる富士見岳まで。
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そこから剣ケ峰を遠望します。
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下りてみると富士見岳もそれなりの山に見えてくるから不思議なもんです。あとはこの日のお宿へ。上高地へと続くトンネルだらけの国道を、決して通り過ぎないように注意して行くと、
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トンネルとトンネルとの間のわずかな場所に、坂巻温泉旅館があります。バス停から南側をみると上のような写真になり、北側をみれば下のような写真になるという、こんなわずかな隙間。
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曲がり損ねたら上高地へまっしぐらです。
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このあたりはちょうど紅葉でしょうか。
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宿前の川は濁ってますが、温泉成分のせい?
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国道からわずかの距離でお宿に到着です。
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宿の前には源泉が流しっぱなし。かなりアツアツ[いい気分(温泉)]
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玄関を入ると、
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フロントと、
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その反対側には、
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例の秘湯の提灯と水槽。
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グッピーがたくさん遊泳中。かつてグッピーのブリーダーチックなことをした経験もあるので、品種や交配方法の説明を始めたら、妻にひかれた[たらーっ(汗)]
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こちらのお宿はトイレ、洗面共に共同。1Fの廊下を奥へと進み、
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露天風呂への出口の手前、駒草がこの日のお部屋。
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8畳、広縁付の角部屋。洗面所があったのはラッキーです。
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足袋まであるから、秘湯にしては十二分。
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部屋数は結構多いですし、木造の古い建物なので、音はそれなりに響きます。この宿を選んだのは温泉の良さに惹かれて、なのですから、早速お湯を~[soon]
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というわけでまずは2Fへ移動。
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階段を上がった左手前方に暖簾、くぐると、
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右が男湯、左が女湯。男女交代はなし。
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きわめて簡易な脱衣場を抜けると、
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窓が大きく明るい内湯。
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しばらく誰も入っていないと、とにかく浴室にただただ蕩々と流れ行く源泉掛け流しのすごさが実感できます。
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浴槽のまわりはゴツゴツした岩が取り囲む感じ。それ以外はじつにシンプルなお風呂です。
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浴槽には白い湯の花が、かなり大量にゆらめきます。
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源泉は飲めるようです。源泉温度が高温であるため、すでに加水して適温になったものが注がれています。だから飲んでも火傷はしません。でも加水しているためか味は薄めのような[あせあせ(飛び散る汗)] ちょいと塩味を感じるいかにも温泉の味。飲みにくくはなかったです。
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なお洗い場は2カ所のみなので、混雑すると厄介かも知れません。タイミングを見計らって。

一方、女湯。
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こちらは窓が1方にしかなく、また浴槽はちと狭いようです。
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洗い場も2カ所。この宿の内湯は、確実に男湯の方がいいと思います。
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ひたすらすすむらーめんめぐり [らーめんを喰らふ]

相変わらず同じ店にも入っていますが。。。。それは美味しいからリピートしているってことで。


麺や大関(仮名)

必勝軒のご主人がケガの間に、弟子の方が提供しているらーめんです。前にも載せてます。結構続いているので、何度か訪問しています。練習価格というのもそのままです。
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この日は外でちょいと待ち時間。椅子に座って、上のような景色を眺めていると、まもなく入店。らーめんともりそばと両方選べましたが、らーめんを選択。練習価格600円也。
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来ました、来ました。相変わらず魚介系のかほりに充ち満ちた魚介とんこつ。好みばっちりです[かわいい]
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提供する順番を間違えて遅くなってしまったので、、、と、お詫びにチャーシューが1枚増えてました[グッド(上向き矢印)]なんだか逆に申し訳ない感じ。薄いながらも味が濃厚で、ほろほろと崩れそうなチャーシューは美味しいです。
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細いながらも独特の食感がある麺もうまうま[揺れるハート] いいっ[ぴかぴか(新しい)]
これはまた別の時。
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横で3玉のもりそばを食べている人を見て、妻はあれくらいなら食べられそうなどと宣うが、多いと思いますよ、きっと。ウチは結局2人ともらーめんを選択。もちろん替玉はせず。
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魚介の風味が前面に出てくる魚介とんこつ。しつこさがないから、ついついリピートしちゃいます。やっぱり、美味しいですよ[かわいい]


まる鶏らーめん

ぐすさんのトコで紹介されていた→http://chibaramen.blog.so-net.ne.jp/2013-07-15ので、近くで昼食というタイミングを狙って行ってみました。
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こってりなりたけ千葉店の斜め向かいくらいですね。その先を行くと一風堂がある手前。
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食券を購入して、カウンターに陣取りました。
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夜は串焼きのお店になります。ふわふわのレバーとか美味しいですよ(と、体験済みです、夜の部も)。というか夜の居酒屋が基本で、お昼はらーめん店にもなるといった感じ。昼食もらーめんには特化しておらず、まわりの方は唐揚げ定食を注文したりして。船橋にある麺処まるはの系列店なので、鶏白湯。そこで鶏白湯らーめんを。ここは650円と安い[グッド(上向き矢印)]
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ちょっとスープは茶色っぽいですね、船橋のまるはと比べると。でも濃厚な鶏白湯は同じく。うっとりします[ぴかぴか(新しい)]
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チャーシューが鶏のブロックになっているあたりがまるはとの違いでしょうか。これも美味しいです。
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麺も一緒の太め。千葉でもまるはのらーめんが味わえるなんて、選択肢が増えてうはうはです[かわいい]


三代目麺処まるは極

でもやっぱり船橋のまるはにも行ってしまうのだな、これが。
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ちょっと行き過ぎかも知れませんね。次に行くときは違うメニューにしようかな、、、と、いつも思ってはみるものの、やはり鶏白湯が恋しくなって行くので、頼むのは同じ。
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鶏白湯らーめん、750円也。
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やっぱり、ちょっと甘めの鶏白湯は美味しい[グッド(上向き矢印)] 食べ続けると、さすがに甘さとこってり度合いに飽きてくるかも知れませんが、まぁ魚介系のらーめんを適当に挟んで、鶏白湯が恋しくなった頃行くと、ばっちりです。太めの麺の食感もたまりません[るんるん]


麺処あみや

東船橋駅から例のイワシの名店を過ぎて、通りにぶつかったら左へ。しばらく歩くと高架下の大きな交差点に。中野木というところ。この一角にはらーめん店が犇めきます。京都にあった魁力屋さんの支店もこのすぐ近く。魁力屋さんは錦市場の近くで入り、かなり前に載せてみました。そんな交差点には、対極の位置に有名なお店が向かい合います。もう1店は今度行くことにして、今回は駅に近い方です。
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入口は簡素。大丈夫っ??…などと思いますが、店内はキレイ。入口すぐの右側にテーブルが2つあるプレハブチックな空間があるので、こんな感じの店先になってます。その先のガラス戸で仕切られた券売機がある店内は、2人掛けのテーブルが4つとカウンターが5席のみ。そんなに広くはないです。
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売りはこのあたりでしょうか。あさりらーめんというのもあるはず。今回は定番で、あみやらーめん750円也に。
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真ん中には揚げタマネギ。
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魚介のすんごくいいかほり~[揺れるハート] あごだしのこだわりスープだそうです。いやぁそれにしてもいいかほり。そして表面に油膜があるようで、最後までアツアツのスープが楽しめるように、というお店の努力がちゃんとわかります。食べ終わっても器が熱かったです。魚介トンコツとは異なり、すっきり魚介系なので、スルスルとイケます[るんるん]
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若布というトッピングは珍しい。
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チャーシューは炙ってあります。このかほりもたまりませんよ。薄いけど大きいですね。
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穂先メンマが柔らかくて、これまた魅力的。もちろんうまうま。
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麺は太くて縮麺。しっかりした歯応えで、スープに絡みます。美味しいーーーー[かわいい]
再訪は確実。ですが交差点の向いにある行列店のかいざんも気になる…
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いろいろ飲んだなぁ、思い出すと [季節のうつろひ2013]

2013年7月のすみれ連泊中に、山形県のお酒を買い付けてきたので、それをだいぶ前に飲みまくり。そのなかから。

若乃井
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飯豊町のお酒。すっきりした純米酒でした。この日の家夕飯、何だったんだろう…たぶんカサゴの煮付けかな。

お次は、誉小桜
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長井市のお酒。これは純米酒。4合瓶でしたので、1晩であっさりなくなりました[たらーっ(汗)] かなりがっつり、お酒らしさが前面にくるようなお酒ですね。きつめ。誉小桜はすみれにもありましたね、たしか。このランクのお酒ではなかったですが。

最後は久保桜
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白鷹町の加茂川酒造というところのお酒。純米吟醸です。すっきりすっきり。スルスルと飲めるので、ついつい飲み過ぎに。1升瓶でもあっという間…[あせあせ(飛び散る汗)]
すみれ連泊の合間にやっていたことって、ただの酒の買い出しか[たらーっ(汗)]


これはもらいもの。妻がもらってきたものですが、、、雪っこ
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5合瓶のにごり酒でした。酔仙は蔵元が津波で流される場面がよく放送されましたが、他にも蔵を持っていたのでしょうか。これは大船渡で醸造されたもののようです。甘ったるさはきつくなく、すっきりと飲める美味しいにごり酒でした。あんまりにも甘くてこってりというにごりは、それほど好きじゃないのですが、これはかなりお気に入りになりました[グッド(上向き矢印)]

これまたもらいもの。
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地酒沼田城。どういうわけかこの小松姫というのは千葉に関係する人らしい。本多忠勝の娘ということで、本多忠勝で大河ドラマ誘致を図っている千葉には深い関係がありそうです。

これもまた貰い物。
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秋田の銘酒、白瀑。上撰純米。赤いラベルが刺激的です。ウチではよく飲むんですよ、白瀑。秋田にちょいと関係が深いので。1升瓶をくださるあたり、わかっておられます。4合じゃすぐになくなってしまいますもんね[あせあせ(飛び散る汗)]

これは買ったものですよ。
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勝浦・吉野酒造の腰古井。ワンカップです。南房総だとこういうのがコンビニでも買えるからうれしい限り。がんがん飲みましょ。


さらに、番外編というか、何というか。南房総に住む方からいただきもの。
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なるほど八犬伝になぞらえたお菓子ですね。地元の複数のお菓子メーカーが協力して8種類の饅頭を作って合体させた物らしい。八犬伝も大河ドラマの誘致を図っていたような…
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上はそのなかの一つ。生姜味とあんことはイマイチ、、、相性が良いとは個人的には思えませぬ[たらーっ(汗)]
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お菓子は驚かなかったのですが、、、、こっちは驚いた…鴨川のアワビの姿煮。巨大なものが2つも。さすがに仰天。なんかホント申し訳なくなりました。。。。ありがたく、ありがたく、美味しくいただきました。。。[かわいい]煮物となったアワビの柔らかさは何とも表現できませんて、美味すぎて[グッド(上向き矢印)]

さらに貰い物。
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世の中にはいろんな柿の種があるもんで…沖縄土産でしたので、ありがたく頂戴しました。

これまた、とあるタイミングの帰宅途中、東京駅で乗り換え。丸の内側だったので、思い立って家へのお土産を購入。
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向山製作所のプリン。夕食後のデザートタイムという我が家ではほとんどない時間となりました[あせあせ(飛び散る汗)]
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キャラメルソースを垂らすんですな。
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今回は基本のキャラメル味にしましたが、紅茶とかいろいろと楽しめそう。
もちろんうまうまでした[るんるん]


最後はこれまた無関係に、とある日のスカイツリー。
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真っ黒になっちゃいました[あせあせ(飛び散る汗)]
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麺人ばろむ庵で新中華そば大盛を [らーめんを喰らふ]

2013年10月。京都出張のついでに、足を伸ばして奈良へ。最大の目的は、人生2度目となるばろむ庵さんでのらーめん。じつはかつて1度食べているんですよね、ばろむ庵さんは。この記事の一番最後に載せた写真がそのときのらーめん。というわけで、千葉から遠路はるばる奈良の麺人ばろむ庵さんを再訪です[るんるん]
JR奈良駅から徒歩5分程度でしょうか。近いです。で、
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そうそうこの外観です。
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早速中へと。券売機で新中華そば大盛を。もちろんこれはヒロさんの定番です。
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清潔な店内で待つことしばし。そして、
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キターーーーー[揺れるハート]美しいお姿にうっとりです[ぴかぴか(新しい)]
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チャーシューは3枚も。胡椒が利いてます。
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極太メンマはドリルマンさんでもよく食べますが、今回改めて、こちらのメンマの食感の柔らかさと味付けの良さに感銘を受けました。ヒロさんが絶賛なさる理由がよくわかります。
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麺は前より少し細くなったかな。それに応じてか、魚介風味はかつてより抑え気味かも知れないなぁと感じました。それにしても完成された1杯です。うまうまーーーーー[かわいい]奈良まで来た甲斐があったというもの。

そのあとは奈良の町屋をぶらぶらしつつ、
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未訪のお寺へと。
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特別公開中の不空羂索観音像をお参りして、その後が本当の目的の場所。
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新薬師寺。ここでじっくり12神将の木像を眺める時間を設けました。その後もまた町屋めぐり。
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改装されたお店が並ぶとはいえ、こうした路地の風景はなかなか。
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たくさんの観光客がいますね~
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こんな居酒屋で一杯やりたいもんですが、
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道路の反対側には立ち飲み可能な酒屋さんも。なにしろ奈良の地酒が各種取り揃えてあるそうで。でも…途中で見つけちゃったんですよね、蔵元を。
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下戸だという人力車のにーちゃんが説明するのを横で立ち聞き。試飲ができるというので、いざ[soon]
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超辛口で有名な春鹿です。
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中で400円を支払って、座席に。すると次々と試飲させてもらえます。
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途中に仕込水を挟んだりして、5~6種類を楽しみました。
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こういうお猪口を購入する必要があるのです。これが400円也。持ち帰れます。
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奈良漬けの試食もあったりするので、これをアテにして。こうして奈良への小旅行は終了です。
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夜にはちゃんと京都駅前に戻ってますよ。

蔵元からお酒を自宅に送ったので、
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試飲したお酒をそのまま家でも楽しめました。而妙酒白滴と二百十日熟成の生酒を購入しました。特にいわゆる秋の冷やおろしに相当する、時期限定の火入れをしていない生酒は、甘みをしっかり感じることができる逸品でした。奈良の余韻は家でも続く…[かわいい]
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奥蓼科温泉郷 渋・辰野館(5) [奥蓼科温泉郷 渋・辰野館]

朝食も同じ食事処にて。7:30から。秘湯の一軒宿の朝は早いですなぁ。
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ごはんは食事処の隅に置いてあるので、各自で。この白米はちょっとぱさついていて、イマイチでした。前日の三水館が良すぎましたし…。リンゴジュースやお茶、コーヒーも、同じ場所にあります。おかずはセットしてあります。
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着席すると味噌汁が運ばれます。熱々。
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豆腐、青菜、ネギ、若布となかなか具だくさん。素朴な味噌汁です。ドレッシングがかかったサラダには、ポテサラと温泉玉子も。
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やっこはほんの1切れ。醤油をかけて。
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メインのおかずはワンプレートって感じで、盛りあわせ。塩鮭が前面に押し出されています。
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結構いろいろと載っていて、モロッコインゲンの炒め物の下には、アスパラベーコン。その右にはくるみ小女子。佃煮と炒め物が接する珍しい配置。
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その脇には隠れるように茄子の煮浸し。
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きんぴらやきゃらぶきも盛ってありまして、
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真ん中には茹でたじゃがいも、焼き茄子でしょうか。タレがかかっているので味付。でっかいカリカリ梅があまりに酸っぱくて半分で挫折[あせあせ(飛び散る汗)]
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温泉玉子は執念でサラダからひっぺがして、ごはんの上へ。醤油をちょいと垂らしていただきました。
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ヨーグルトに、
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アップルパイ、と
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食後のデザートも充実しているので、コーヒーと共に、ゆっくり。
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朝の食事処は明るい緑に囲まれた、清々しい空間でした。
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宿のまわりには白樺。自然に囲まれた、というか自然の豊かな場所に、建物がぽつぽつ建っている、そんなお宿でした。お風呂だけでなく、食事もなかなか良くて、秘湯的な一軒宿とは思えない滞在になりました。従業員の男性のみなさんも、とっても親切で、対応もソフト。山の中の一軒宿であることを忘れるような感じでした。

宿を出て。奥蓼科から出るあたりに、広大な蕎麦畑。
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赤白が交錯する花色に、しばし見とれて。
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この日は車山肩まで移動して、湿原を歩きつつ、車山山頂を目指しました。
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リフトを使えばあっさり上がれるのに、その脇をえっちらおっちら。運動不足の身体にはひじょーにきびしいです[たらーっ(汗)]
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山頂に着く頃には、霧でほとんど下界は見えず。わずかな視界から下に広がる道路のカーブを眺めて下山。車山肩の駐車場脇にはトウモロコシなどの売店もありましたが、ここはぐっと堪えて。昼食は原村なるところまで移動して。
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たてしな自由農園の808というレストランへ。
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昼時なのでさすがに混雑。でも待つことわずかで着席しました。
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窓際の座席からは、八ヶ岳が見渡せます。えーロケーションです[グッド(上向き矢印)]
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私はスパイシートマトカレー。これにはサラダがつきます。そこに載ったトマトの甘いこと、甘いこと[かわいい]
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カレーも絶品[るんるん]スパイシーだし、トマトの甘みがたっぷりだし。さらに添えられたナスの甘いこと、甘いこと[ぴかぴか(新しい)] どうなってんだろう、このナス。地元の特産品のナスでしたが、こういうトッピングには感動ですよん[かわいい]
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妻は30食限定のはらむらコロッケプレート。ちょっと貰いましたが、じゃがいもの甘さが際立つ逸品[かわいい] お店を出る頃には売り切れてました。
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レストランの横には地元野菜やお土産物の広大な売り場が。ここで数日分の食材漁り。地元のジンギスカンがあれこれと売っているコーナーには、、、、ジビエ料理と称する滅多にお目にかかれないお肉が…[がく~(落胆した顔)] 左から、うずら、クマ、ウサギ、キジ、、、、鹿なんて、至って当たり前に売っているし。さすがに購入する勇気はなく、豚肉のジンギスカンだけをそっとカゴに入れて帰宅しました。帰りの中央道と首都高が大渋滞。あーーーやっぱり中央道利用はイヤだぁ~[バッド(下向き矢印)]
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奥蓼科温泉郷 渋・辰野館(4) [奥蓼科温泉郷 渋・辰野館]

夕食は食堂の白樺というところにて。
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チェックイン時に、夕食は18:00~18:15の間くらいに用意します。お部屋に連絡します。と説明されたので、18:00前からじっと我慢の子。電話は、、、18:15にようやく。でもたしかに予告通りです。
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写真は夕食を食べ終わったあとの写真です。かなり広い食堂です。窓際にいくつかテーブル、その他は大きなテーブルがいくつか散在する感じ。ウチは窓際ではなく、大きなテーブルにて。
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多くの物がすでにセットされています。その数、ボリューム、ともにスゴイ[ぴかぴか(新しい)] かなり上から写真を撮らないと全景が写し取れないくらい。食べた順番とは違いますが、以下、個別にお料理を載せてみますね。あ、お品書きはなくて、細かな説明はありませんでした(というか、説明してたらきっと大変ですよ、種類が多すぎて)から、以下の説明は適当に。たぶんこういうものじゃないかなぁという程度です。あんまり信用しないでください[眠い(睡眠)]
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まずは着席と同時に着火されたお鍋。これだけでもかなりのボリュームに。豚肉の下にはたくさんの野菜。水前寺菜=金時草、白菜、水菜、にらなどが入ってます。
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この鍋は味が付いてます。そして豚肉がとっても甘い[かわいい] さらに出汁が美味しいので、野菜もとっても美味しく食べられます。見た目は多そうでも、ほとんどが野菜なのですんなりイケます。でもさすがにお料理の全体量が多いので、ちょっと残してしまいました、、、、勿体ない。
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真ん前のお盆には、鍋を取る小鉢とレンゲ、野菜料理の盛り合わせを取り分ける小皿がありまして、さらに食前酒。今回はナナカマドのお酒だそうで。ナナカマドをお酒にすることなんてあるんだ、、、と。どうも5年くらいつけたものらしいです。味は、、、、薬みたいで、決してバカうまなどとは申せませぬ[たらーっ(汗)] あとは下の2品。
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1つはゆば刺。味が濃くて美味しいです。
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もう1つが紅鱒のお造り。上に載るかいわれ大根がしっかり辛くて、胃がきゅーん[あせあせ(飛び散る汗)] 写真はちょっとボケてますね[たらーっ(汗)] 食事処が暗めなので、写真は今回ダメダメが多くて…
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チェックイン時に最初のお酒は頼んでおきますが、瓶ビールを頼んだら、こんなにデカイ陶器があって、驚愕[がく~(落胆した顔)] これじゃビール1本なんてすぐになくなっちゃうじゃないですか[あせあせ(飛び散る汗)]
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で、お盆の右にもまだまだ小鉢が。いったいどんだけの種類のお料理が並んでいるんだろう…
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冬瓜のそぼろ餡かけ。出汁がひじょーに美味しい[るんるん]
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さといもの練った物にずんだ餡がかかったもの。ずんだ餡の濃厚さと甘さが堪能できます。枝豆自体がうまうまなんですね。単純にお餅にするんじゃなくて芋を練ったものにしているから軽くて、食べやすいです。
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オクラとモロヘイヤ? とろとろでとろとろ。いかにも健康そうな。
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しいたけやオカヒジキの入った冷たいお浸し? 味付けはすみれの冷や汁に似ていますから、もちろんうまうま[かわいい] オカヒジキを美味しく食べる一つの手段をみたような気がします。
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そして木製の台の上にここぞとばかりに鏤められた野菜料理の数々[グッド(上向き矢印)] 前菜の2人用バイキングのようなものです、という説明。つまり取り分けて食べてください、ということ。どんな料理があるんだろう?って、思わず熟視していたら、すぐに熱々お料理が追加して運ばれてくる始末[爆弾]
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まずは天ぷらです。なのでまずはこれを熱々のうちに、ビールとともに。塩味がついていて、2人分が盛り合わせてあります。中身は、アイスプラント、水前寺菜、パプリカ、ズッキーニ、モロッコインゲン、オクラの花。ズッキーニが甘くて抜群に美味しい[るんるん] オクラの花はかつて1度だけ天ぷらで食べましたが、あのにゅるにゅる感はオクラの元だということを実感できます。そのときは開いた花でしたが、ここのは閉じた状態のものを揚げているみたいです。だから花らしきものは見えませんよね。ちなみに斜め右上の白っぽいのがオクラの花です。これも含めて、野菜の天ぷらはどれも美味しかったですよ。子供向きのお料理ではないと思いますが、野菜の上品な天ぷらで、大人にはもってこいだと。そして野菜なので見た目以上に食べられますよ。料理が到着したときには、多いなぁ~この天ぷらって思いましたけど、結局食べきりましたから。
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ビールなんてあっという間、だからさっさと冷酒に切り替え。ここはお酒のメニューがむちゃくちゃ豊富でした。地酒のオンパレード[グッド(上向き矢印)] 今回は、夫婦で飲みたいものを勝手に頼んで、適宜味を比べるという方法に。御湖鶴しぼりたて生純米酒、信濃錦純米生原酒、豊香純米生酒と頼んでみました。最後のが一番の好みでした。お酒ごとにお猪口を用意してくれるあたり、ありがたい対応だなぁと感じます[るんるん]
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しばらくすると岩魚の塩焼き、登場。骨までイケる、ちょうど良い焼き加減で、熱々。身の甘みが伝わるふわふわぶり[揺れるハート] 個人的にはちょっと塩が多いかな。好みで、すだちを絞って。
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で、改めて前菜に戻って。お皿の中にもいろいろとあるんですが、お皿の外にもやっぱりあれこれと。
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トウモロコシと枝豆はわかりますよね、簡単に。枝豆はちょっと固めの茹で加減で味の濃さがしっかり。大好物なんで、ほとんど私が食べたかも。
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トウモロコシの横には、かぼちゃ入りの甘い寒天。かぼちゃはそのまま破片が寒天に入ってますよ。その前にあるのが、じゃがいもの芥子和えみたいなもの。食感もいいですし、じゃがいもの甘さも感じられます。野菜の素朴さに一手間かけたお料理って感じの物が並ぶわけです。
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豆みたいなものの寒天で、こっちはそんなに甘くはないです。でもちょっと甘い。とはいえ秋田のこういう料理になれている私はあんまり違和感なし。あと一つ、その手前にありながら写っていないもの…
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取り分けたお皿でなら、わかるでしょうか。カボチャが上にのったもの。カボチャを洋酒で煮たようなものの下に、紅芋のムースというか練り物みたいなの。これはもちろん甘い食べ物なんですが、甘味の違いがはっきりとわかるお料理。凝ってますね~小さい一品一品に。
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そして、オクラの肉巻き。まわりにかかったチーズとピザソースがうまうまで、肉巻きにぴったり。熱々だったらもっともっと美味しいのかも。その横には、エリンギにチーズ、ピザソースを載せたもの。エリンギがしっとりしていて、ホント上品なピザみたいな味。こういうエリンギの食べ方があるのか~と感心して、ウチでもその後真似してみました。簡単に美味しくできましたよ。
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とうとう小皿の中ですよ。なんだか色合いの異なる白和えが2種類あるなぁ…と、しげしげ観察。
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どれもこれも2つにわけてみると、じつにいろんなお料理が載っていることがわかります[かわいい] 真ん中の黄色いのが、そうめんかぼちゃかな。その左にきゅうりのぬけ漬け、さらにキノコの甘酢漬けみたいなものと小さならっきょう。その下に位置するのが、青菜としょうが漬けの和え物。これは和え方が絶妙のバランスで美味しい[るんるん] 右に行ってトマト、そして白和え。白和えも味付けは抜群でうまうま。その隣の白和えは色がちょっと違うなぁーーーーって思って口に入れたら、、、全然違う[爆弾] 白和えっぽいけどきゃらぶきを入れた?ポテトサラダだった。うまーーーーーー[かわいい] 最後一番右のものが春菊のお浸しみたいな。春菊そのものが濃い味で、いかにも春菊らしい。大好き。もーーー、これらがお酒に合わないはずがない[グッド(上向き矢印)] 食堂の端にごはんもあって自由にとれますが、
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最後の〆には、蕎麦が出てくるので十分。細めでコシがしっかり、美味しかったですよ。ウチにはアテとして利用されましたが。そういえばタレは甘みが少なめでした。
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酒器も、毎度毎度、趣が異なるものを用意して愉しませてくれました。このグラスは下にガラスの塊があるのでかなり重いです。箸より重いものは持たないという方にはツライかも[バッド(下向き矢印)] な~んて。
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宿の方は、いつまでも、結局最後の最後まで飲み続けているウチに気を遣って、デザートはかなり遅めに出してくれました。デザートは、バニラアイスにブルーベリー、その上に小さな食用ほおづきが載ります。そして巨峰。1時間半程度続いた、野菜たっぷりの見事な晩餐に大満足して部屋に戻りました~[ぴかぴか(新しい)]
タグ:温泉 長野県
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奥蓼科温泉郷 渋・辰野館(3) [奥蓼科温泉郷 渋・辰野館]

宿の最奥に構えるのが、信玄の薬湯。こちらは内湯のみという構成。
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渋薬湯の文字が燦然と輝いているかのように、私には思えました。
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建物や廊下の古さは否めませんが、
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それもまた味わい。簡素な脱衣処を抜けると、
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そこには豪快な掛け流し。脱衣処からもしっかり見えます。
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浴室には湯船が3つ。
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一番手前は、たぶん入浴用ではなく掛け湯用でしょう。でも、、、、もちろん源泉掛け流しですから、いじょーに冷たい冷泉です。誰も入っていないようなので、お湯は透明なまま。でも、ここでいきなり掛け湯は無理なんじゃないかなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
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そしてど真ん中に鎮座するのが、これまた源泉掛け流しの湯船。ものすごい量のお湯がただただ流れ落ちる打たせ湯なのでしょうが、もちろん冷たいし、こんな冷泉に打たれるのは本望じゃないですから、見るだけ。
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そして一番奥に、加温・循環の浴槽。こっちは白濁しています。
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やはり手前側にのみステップがあって、そこからは入りやすいです。
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真ん中の打たせ湯と加温浴槽とは、びみょーに繋がっていて、基本的には冷泉が加温浴槽に流れるようです。加温浴槽に入るとお湯が冷泉側に一時的に流れたりもしますが。
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それにしても浴室内はこの温泉が流れる轟音に支配されます。
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でも、まあ写真だとわかりにくいんで、ぜひとも1度訪問してご覧いただければと思うばかりです。
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轟音と共に冷泉が湯船の端から溢れ出し、湯船のまわりをぐるりとめぐって排水されていく様子、壮観ですよ[るんるん]
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この湯船、下の写真の、ちょうど右下の角に三角形のステップがありまして、最初はそこで膝下だけ入ります。そのあと温度に徐々に慣れていくと、なんと肩まで浸かれますよ。
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冷泉と加温浴槽とを交互に楽しみ、最後は冷泉で〆て、浴室をあとにしました。

以下は女湯。
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基本的に男湯と対称になった造り。
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手前には掛け湯用の冷泉。ケロリン桶の置き方が異なりますが。
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こちらもたっぷりの冷泉掛け流し。
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加温浴槽はやはり白濁。
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窓の外は緑に覆われています。
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妻はやはり入らなかったそうです。
ちなみにこの冷泉は飲めます。ちょいとにがいレモン水といった感じ。飲みやすい方だと思います。初谷温泉のマズさに比べれば天国のようです。そしてこちらのお宿のお風呂について、敢えて欠陥を挙げれば、その利用時間が4:50~22:30となっていることでしょうか。つまり夜中は入れません。朝は夜明けと共に入れるということで、4:50から入浴可能となっていました。でもウチは夜中は基本的に寝ているので、まったく問題はありませんでした。
タグ:長野県 温泉
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