湯野上温泉蕎宿湯神（１）

会津美里町からひとっ走り。到着したのは湯野上温泉蕎宿湯神。ブログ開始当初から泊まっているお宿です。４部屋しかないので、土曜日の宿泊は予約が取れず困難。湯野上温泉には他にも検索してみて、行ってみたいお宿があるのですが、そこだとどうも馬刺が標準では出てこないという難点もあるようなので（じゃ追加すりゃいいじゃないかと言われそうですが、食べきれないのも癪だし）、もし湯神が埋まっていたらそっちにしようかと思っていたのですが、運良く空いていたので、いつも通りに。


アアルトで散財したので、翌日はちょっと安めに。なおかつ前日の食事とまったく違うタイプを求めて泊まったというのもあります。

今回は玄関を入って奥へと続く廊下を歩いた最初の部屋。松月庵。

ここは囲炉裏のある部屋がひじょーに大きい。

一番奥に、昔はなかった椅子が２脚あり。くるみ羊羹がお茶請け。くるみ羊羹は１度生産が途絶えたのですが、復活の要望に応えて、別の生産者の方が引き継いで復活させたという経緯があるそうです。

高い天井に、


大きな囲炉裏。この部屋に泊まるのは２度目になります…予約の段階で、ここしか空いてなかったのです…

窓の外には田んぼ。この部屋からは会津鉄道が見えにくいです。

寝室にはベッドが３つ。２人で泊まったので２つあればいいのですが、この部屋だけは３つが基本の状態。


さっそくお風呂へ。

湯野上温泉の透明で無味無臭のお湯がこんこんと流れる掛け流しの湯船。


その空間を外から見ると、上のような感じ。松月庵のお風呂は浴室内で立っていると外から見える可能性もちょっとだけあり。

建物の外観を撮影していたら、

列車が通りかかったので撮影。


そして魅惑の蕎麦尽くし料理へ。１８：００頃になると部屋に運ばれます。


こうやって囲炉裏まわりに横並びで食事が用意されるのは、湯神のなかでも松月庵だけ。

最初の１人前はこんな感じで、

蕎麦羊羹

太めの蕎麦と山芋

お新香

蕨

細竹

そして馬刺。赤身の美味しい馬刺です　もちろん予約時にふつーの刺身を馬刺に変更してくださいと伝えないと出てきません。変更をお願いすれば追加料金なしで変更してくれるところがうれしいところ。

食前酒を飲んだら、瓶ビールと花泉辛口。

お銚子と蕎麦羊羹のお皿は、どっちも会津本郷焼の酔月窯のものですね。

こうしてお酒を楽しんでいると、

蕎麦粥。これでお腹を温めて、


蕎麦サラダは、思いっきりまぜまぜしてからアテにして、

岩魚の塩焼き、アツアツで持てないくらいのもの、が続きます。

そうしてちびちび飲み続けると、

揚げ物。蕎麦団子を揚げたものがうまうまです

デザート的蕎麦稲荷とさくらんぼ。


〆はもりそば。

そば湯を飲んで、満腹、満足。やっぱりいい宿です。

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