久木野温泉旅館心乃間間（３）

どうせ１２：００近くまでゴロゴロするのが目的なのですから、朝食は遅めでいいなぁと思い、８：３０開始でお願いしました。食事処は昨晩と同じ部屋にて。こちらは夕食はイタリアンですが、朝食は和食というタイプ。これが一番イイかも知れないと思ってます。すみれも朝食は和食だし、好みです、こういうの。それもこのお宿を選択した理由の１つ。

最初テーブルには何もなくて、

グレープフルーツとオレンジの搾りたてフレッシュジュースが運ばれます。このときテーブルにあったほうじ茶を淹れてくれました。

玉子かけごはん用のお醤油が鎮座してます。玉子への拘りなどが説明され、バイキングになっている部分もあることを教わります。まぁ部屋に来る前に気づきますが。

すぐにいろいろと用意され、ほぼ完成。お櫃のごはんは自分で盛りつけます。

炭で温められた海苔が出てきたのは、ウチは初めて。お高いお宿にあんまり泊まらないから、こういう経験が初めてです。有明海の海苔だそうです。確かに海苔の名産地だ。

甘みもしっかり感じるだし巻き卵と上品な辛さの明太子は２切れずつ。

大根の酢の物？は柚子の風味が際立ちます。

煮物は具だくさん。鶏肉も入ってました。これが絶品の美味しさでした　辛味があるんですよね。かんずりとかを入れたのか？などと。その辛味がいい塩梅。こういう煮物は初めてです。

漬け物も薄味です。ぬかが感じられる逸品。

豆腐も自家製。しっかりした味わいです。玉子かけごはん用の醤油をここに。

お椀に盛られた生野菜の量がびっくりするほど多いんですよ。食べても食べてもなくならない、という感じ。ぎっしり押し込んだのかっ？と疑いたくなるほど。

大根の薄切りとか、結構ヘビーな野菜もしっかり入ってました。お宿のお料理は野菜不足になりがちなので、これだけ多くても喜んで食べちゃいました

少しだけ遅れて焼き魚が登場。のど黒の開きです。脂がのってて美味しかったですよーーーー　とにかくごはんがススムんで困りますよ。

味噌汁もちょいと甘めかな。もちろん美味しい。こうしたテーブルに運ばれるものとは別に、母屋の１Ｆにバイキングコーナーがあります。

部屋からお盆を構えて出かけるわけです。

階段下には牛乳とコーヒー。

水場のある正面にはなんとパンもありました。

フルーツ、そしてヨーグルト。

一番右側には、こだわりの生玉子、梅干し、あと、、、何か忘れた、、、と高菜。

２杯目のごはん用に生玉子と高菜をゲットして、お腹一杯。

ブルーベリーソースをかけたヨーグルトとコーヒーで〆。ゆっくり食べて、１時間弱かかりました。そして部屋に戻ってまたまたゴロゴロ、そして温泉三昧です。この日は最初から観光しないつもりでいたので、こちらのお宿を堪能し尽くしました。なんとか機会を作って再訪したいお宿になりました。熊本だから容易には行けませんが

その後１１：３０過ぎチェックアウト。一面霧に包まれ、ちょっと先の信号も見えない中をおののきながら運転して、あっという間に辿り着いたのは、

南阿蘇温泉癒しの里。

たのもーー。

そこでまた温泉三昧。朝から何度目だろうか…

家族風呂湯処和み乃癒という場所で、貸切風呂を。

４番目の瀬田の湯という浴室にて。脱衣場は暖房がかかっていて快適。寒かったのですよ、当日は。

脱衣場と浴室の間にカランもあって、便利です。

お湯は利用することが決まってから、新鮮なお湯をはるタイプなので、最初はまだお湯が溜まっていません。左端の斜めになっているところは寝湯が楽しめる造りになってます。


かなりのお湯の量が投入され、１０分もせずに一杯に。だいたいこの分の時間を差し引いた頃から貸切時間がスタート。なんとも良心的。

１度一杯になると、お湯の出る量はちょろちょろに減ります。でも出続けます。ただ出てくるお湯の量が少ないので、浴槽はかなり温めに。そうなったら浴槽脇のボタンを長押し。そうするとまたもドバドバとお湯が投入されます。あっという間に適温に。貸切時間中何度でもこれが可能なので、十分満足できますよ。

利休色の珍しい温泉です。九州の日帰り入浴はレベルが極めて高いので、ただただ驚嘆するばかり。

その後は空港に向かう道路沿いにあった火の国屋というお店で、

熊本らーめんを食べておこうと。

熊本らしいとんこつスープに細麺。


チャーシューも２枚入っていて、地元の方が普段食べる味わいなんだなぁと。

熊本空港にはくまもんグッズが溢れる、、、、そうだくまもん誕生から４年がたっていたのでした。

あとは羽田へ帰るだけ。

タグ：南阿蘇温泉癒しの里 温泉 熊本県 火の国屋 ラーメン

コメント 12

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こんにちは！
のど黒の開きに　甘めのお味噌汁・・・
あ～たまりませんね～♪
貸切のお風呂もいいなぁ・・・
お湯がホントうぐいす色ですね(゜o゜)
by ちゅんちゅんちゅん (2014-06-01 16:37) 

玉子ごはん好きの私にはたまらない朝食ですね。「こだわりの生玉子」って、もう垂涎モノです、私には！　上からの画像なのでちょっとわかりづらいですが、この玉子、横から見たらきっと黄身が微妙な丸みを帯びて盛り上がっているんだろうな～（＾＾）　食べたいです、ホント。
by ヒロ (2014-06-01 17:21) 

こんにちは(^_^)
前記事の夕食がハイレベルでしたので、朝食も期待出来そうと思ったら、やはりいいですね♪　アジの開きなどはよく出ますが、のど黒の開きは贅沢すぎます（笑）玉子かけご飯は少し苦手ですが、こちらの宿の卵は美味しそうですね～、食べたくなりました。宿の朝食はご飯が進むおかずがたくさん並び、つい食べ過ぎます。南阿蘇温泉癒しの里も温泉が良さそうですね(*^_^*)
by pooh (2014-06-01 17:46) 

本当にいつも素敵な旅館！そして料理ですね～|дﾟ)
朝食のレベルが高い！！そしてゆっくり温泉…
私も旅行行きたいな～♪
by 風花六花 (2014-06-02 16:07) 

玉子掛け醤油が用意してある宿も、
海苔を隅で暖められた宿も泊まったこと無いです～。
う～ん、高級旅館ですね。

朝食はどれも美味しそうです。
サラダの量が多いのがいいなあ。
バイキングコーナーも良いですね。
牛乳とかヨーグルトとか、大好きなので、
こういうのがあるだけで、評価が上がってしまいます。
美味しい食事と、良い温泉、素敵な宿ですね。
しっかり熊本らーめんも食べて、
これは大満足のご旅行だったのではないでしょうか。
by 鴨ミール (2014-06-02 22:32) 

こんばんは、大変ご無沙汰しておりました。
３月に九州に行かれたんですね。
「心乃間間」さん、私も昨年泊まりましたが、バランスの取れたゆったりしたいいお宿だと思います。
フロントにいらしたと思いますが、こちらの後継者さんはリゾートがお好きで、海外の人にも人気が出そうだなと感じました。
知人の設計なので感想を伝えておきますね。


by アグネス (2014-06-03 03:11) 

＞ちゅんちゅんちゅんさん
こんばんは。ノドグロの開きが出てきたときは、思わず生唾ものでしたーーー♪　適度な塩加減でひじょーにうまうまでしたよ。
南阿蘇の貸切湯もキレイな濁り湯で、なおかつ新鮮なお湯をどんどん投入できたので、とっても良かったです。
by 遠霞（とおがすみ） (2014-06-03 20:16) 

＞ヒロさん
こだわりの生玉子、もちろん美味しかったですよ♪　でもそれがバイキングにあるあたりがいろんな配慮かなぁと思います。玉子かけごはんがキライな人（ウチの妻は典型）もいるので、欲しい人だけが取れるようになっているんです。かといって、最初にちゃんと説明されますから知らずに、食べずに終わるということもありえません。ちなみに黄身がしっかりした玉子でした♪
by 遠霞（とおがすみ） (2014-06-03 20:17) 

＞poohさん
こんばんは。夕食記事もご覧くださり、ありがとうございます。夕食も驚くほどハイレベルで、大満足のイタリアンでした♪　そして和食の朝食もひじょーにハイレベルでした。ノドグロの開きはたしかにかなりリッチな気分になりますね。玉子かけごはんの生玉子もなかなか吟味された物でしたから、きっと苦手なpoohさんにも大丈夫なのではないかと勝手に想像しています。
南阿蘇温泉はお宿のすぐ近くにあって便利なのと、雨が降っていたので阿蘇山に行くのを止めたために利用しました。結果は大当たりでした。とってもいい貸切風呂でした♪
by 遠霞（とおがすみ） (2014-06-03 20:18) 

＞風花六花さん
幸い九州のお宿はどこもなかなか良くて、とくに最後の心乃間間さんは抜群でした♪　じつはここを最初に予約して、それから予定を組んだという経緯があります。こちらの食事は夕食のイタリアンといい、朝食の和食といい、どっちもひじょーに好みに合いました。ぜひいつかどうぞ～
by 遠霞（とおがすみ） (2014-06-03 20:19) 

＞鴨ミールさん
玉子かけごはん用の醤油があるのは、、、たしか七釜温泉のカニ宿にもあったような気がしますが、そんなに多くはないかも知れないですね。拘りが感じられていいなぁと思います。海苔を温めてあるお宿はウチも初めてですよ。こちらは値段はそんなに高くないのに、高級旅館の風情を漂わせていました（九州値段からみるとちょいとお高めかも知れませんが）。
朝食も美味しかったです。サラダは底の深い漆器にたっぷり入っていたので、かなりの量になりました。一気に野菜不足解消です♪　バイキングにパンまであるのにびっくりしましたが、コーヒーやフルーツ、ヨーグルト、牛乳など、かなり選択肢が多かったので、間違いなく満足できると思います。個人的には朝食の煮物がびっくりするほど美味しかったのが強く印象に残ってます。どうやって作るんだろうなぁと。
最後の熊本らーめんは別のお店を考えていたのですが、定休日で行けず、記事のようになりました。でもふつーに美味しい熊本らーめんでした。千葉だとこういうのは味わえないなぁと最後まで満喫の旅でした。やっぱり九州は素晴らしいと思うばかりです。
by 遠霞（とおがすみ） (2014-06-03 20:22) 

＞アグネスさん
こんばんは。こちらこそご無沙汰しております、、、と同時にアグネスさんのブログの存在をこれまで知らず、、、、そして拝見した結果、高槻の食事の豊かさにただただ驚いています。高槻には仕事で行ったりするのですが、こんないい場所がたくさんあったのかとため息ばかりです。いつか、、、と思うのですが、もう高槻での仕事がないかも。
心乃間間さんにはお泊まりになっておられたのですね。さすが新規開店のお宿にお詳しいのですねぇ。従業員の方はみなさんスーツでかっちり対応という感じでしたから、これならたしかに海外の方への接客もスムーズかなぁと改めて思います。それに阿蘇山を望むロケーションは抜群ですから、海外からのお客さんにも受けるような気もします。そしてこちらの設計はアグネスさんのお知り合いによるのですか。う～ん、いつものことながら交際範囲の広さにただただ驚くばかりです。ウチはこちらでも、お宿の方とロクに話もせず、ただただダラダラしていただけです。
by 遠霞（とおがすみ） (2014-06-03 20:24)