久木野温泉旅館心乃間間(2) [久木野温泉旅館心乃間間]
夕食は18:30にお願いしました。時間になったら母屋へ。母屋の入り口でお出迎えがあるので、そのまま部屋へ。
ライトアップされ始めた夕暮れ。母屋の1Fに並ぶ個室食事処は不思議な立地。
廊下から階段で少し下がって各部屋に入る構造。廊下より部屋の床が低い造りです。この利点には後で気づきます。個室食事処からも阿蘇山が見えます。
最初のお料理であるStuzzichinoが窓に映ってますが。こちらのお料理のコンセプトは、お箸で食べるイタリアン 宿の規模も大→中→小と変化させましたが、お料理も和食の旅館料理が続くと飽きると思い、最後はイタリアンに。しかも箸で食べられるというのも重要。そんなわけでこちらのお宿を選択しました
さて初皿、バーニャカウダ。着席するとすぐに出てきます。瓶ビールを頼んで、
トマトは細串で刺してソースへ。トマトも合いますねーーーー 柿をこうして食べるというのは一般的なのでしょうか?これもまた合う。その下にある紫キャベツはかなり苦かった 生セロリがあったので、それは、妻へ。代わりにパプリカを1本余計に食べました。。。。アンチョビのソースがあまりに美味しいので、このあと登場したパンをつけてまで食べました。
するとすぐに Antipasto misto 前菜の盛り合わせ。見た目にも美しい盛りつけ。
真ん中に鎮座するのは、白魚のフリッタータ。チーズが濃厚なキッシュのような感じ。白魚の味もしっかり活かされていて、胃袋を捕まれたーーーって感じでした。
赤い小皿の中は、野菜のマリネ。同じマリネでも次のマリネと比べると、野菜の方が甘みがある味付け。
海老とタコのマリネ、のほうは軽い酸味を感じます。同じマリネでも全然違いますねぇ。
右下は、サゴシの桜葉焼き。サゴシにとっても甘みが溢れます。桜葉がまとわりついていて、春を予感させますね。
左下は、大阿蘇鶏の燻製。しっかり燻製、スモークのかほりが芳醇です。
焼き目を付けたフランスパンが供されました。このパンが冷えても、ふわふわで甘みを強く感じて美味しい
次は Carpaccio 烏賊のカルパッチョ仕立て。
烏賊があまあまですね。ピンクペッパーがいい刺激です。
お酒もいろいろと種類があって、、、悩んだ挙げ句、赤ワインのハーフボトルに。
スープ料理 Zuppa 野菜のスープ。器は見た目がイイなぁと思うだけでなく、かなり機能的。
このスープはミネストローネ風とでもいえばいいんでしょうか。椎茸とベーコンがかなりインパクト大。椎茸を美味しく感じるスープ料理は珍しいような。パセリ、ジャガイモ、トマトなどが入っています。落ち着いて個室食事処の廊下側を見ると、格子状の窓があります。
食事部屋が廊下からちょっと下がっているので、この格子戸からはお宿の方の下半身くらいしか見えません。つまり目線は絶対に合わないわけです。それでいて、廊下からは食卓の進み具合が見えるような位置になっています。だからこちらの食事の進み具合を覗くことはできるというわけです。食べている側はお宿の方の視線を感じることがまったくないので、この造りは秀逸だと思いました。またお酒の追加などは食卓上にブザーがあって、いつでも注文できますから、このあたりの不便さもナシ。快適な食事処でした。
続いて、パスタ料理 Pasta 桜海老とブロッコリーのフェトチーネ。
ブロッコリーというよりロマネスコ?? だからカリフラワーのようなふかふかの茹で野菜といった食感。桜海老の旨味がパスタに絡みます。こういうのにまた太めのフェットチーネが合います。太麺好きのウチにはこれまたドストライクでした。
熊本に来たんだし、イタリアンにも合うだろうと判断して頼んだ米焼酎の水割り。こんな大きなグラスで出てきてびっくり。九州ではやっぱり焼酎だ、、、と納得した瞬間です。イタリアンに焼酎もおつなもんですよ。
そのあとは魚料理 Pesce 鰆のグリル 木の芽ソース。ベースはバターソース。
鰆そのものはそんなに大きくないのですが、とにかく野菜が豊富。ただ野菜の塩気がやや強いような感じがしました。お酒を飲むにはいいんですが。桜の塩漬けが春を感じさせてくれました。
肉料理 Carne 阿蘇あか牛のロース肉のステーキ。
バルサミコソースの甘酸っぱさがさっぱり感を添えます。お肉がとにかく柔らかくて美味しいです。でも妻は多いということで、数切れはこちらに。結構お腹いっぱいになってきました。
満腹感を増幅するのは、ステーキの付け合わせでして、、、、まさか山菜の天ぷらが付け合わせとは想像せず。これだけで一品のお料理になるような量です。美味しいんですけど。
最後は、本日のデザート Dolce チョコレートブラウニー、さくらのジェラート。コーヒー、紅茶、日本茶から選択可能。
さくらのジェラートはしっかり塩気。さくらを強く感じます。
ブラウニーはクルミやドライフルーツのチョコレートブランデーケーキみたいな。かなり重めのデザートでした。これで私も満腹感めいっぱい。大満足の夕食でした
母屋を出ると遠方にライトアップされた展望露天風呂が。雨が降ってきたので傘を差して部屋に戻ります。
ライトアップされ始めた夕暮れ。母屋の1Fに並ぶ個室食事処は不思議な立地。
廊下から階段で少し下がって各部屋に入る構造。廊下より部屋の床が低い造りです。この利点には後で気づきます。個室食事処からも阿蘇山が見えます。
最初のお料理であるStuzzichinoが窓に映ってますが。こちらのお料理のコンセプトは、お箸で食べるイタリアン 宿の規模も大→中→小と変化させましたが、お料理も和食の旅館料理が続くと飽きると思い、最後はイタリアンに。しかも箸で食べられるというのも重要。そんなわけでこちらのお宿を選択しました
さて初皿、バーニャカウダ。着席するとすぐに出てきます。瓶ビールを頼んで、
トマトは細串で刺してソースへ。トマトも合いますねーーーー 柿をこうして食べるというのは一般的なのでしょうか?これもまた合う。その下にある紫キャベツはかなり苦かった 生セロリがあったので、それは、妻へ。代わりにパプリカを1本余計に食べました。。。。アンチョビのソースがあまりに美味しいので、このあと登場したパンをつけてまで食べました。
するとすぐに Antipasto misto 前菜の盛り合わせ。見た目にも美しい盛りつけ。
真ん中に鎮座するのは、白魚のフリッタータ。チーズが濃厚なキッシュのような感じ。白魚の味もしっかり活かされていて、胃袋を捕まれたーーーって感じでした。
赤い小皿の中は、野菜のマリネ。同じマリネでも次のマリネと比べると、野菜の方が甘みがある味付け。
海老とタコのマリネ、のほうは軽い酸味を感じます。同じマリネでも全然違いますねぇ。
右下は、サゴシの桜葉焼き。サゴシにとっても甘みが溢れます。桜葉がまとわりついていて、春を予感させますね。
左下は、大阿蘇鶏の燻製。しっかり燻製、スモークのかほりが芳醇です。
焼き目を付けたフランスパンが供されました。このパンが冷えても、ふわふわで甘みを強く感じて美味しい
次は Carpaccio 烏賊のカルパッチョ仕立て。
烏賊があまあまですね。ピンクペッパーがいい刺激です。
お酒もいろいろと種類があって、、、悩んだ挙げ句、赤ワインのハーフボトルに。
スープ料理 Zuppa 野菜のスープ。器は見た目がイイなぁと思うだけでなく、かなり機能的。
このスープはミネストローネ風とでもいえばいいんでしょうか。椎茸とベーコンがかなりインパクト大。椎茸を美味しく感じるスープ料理は珍しいような。パセリ、ジャガイモ、トマトなどが入っています。落ち着いて個室食事処の廊下側を見ると、格子状の窓があります。
食事部屋が廊下からちょっと下がっているので、この格子戸からはお宿の方の下半身くらいしか見えません。つまり目線は絶対に合わないわけです。それでいて、廊下からは食卓の進み具合が見えるような位置になっています。だからこちらの食事の進み具合を覗くことはできるというわけです。食べている側はお宿の方の視線を感じることがまったくないので、この造りは秀逸だと思いました。またお酒の追加などは食卓上にブザーがあって、いつでも注文できますから、このあたりの不便さもナシ。快適な食事処でした。
続いて、パスタ料理 Pasta 桜海老とブロッコリーのフェトチーネ。
ブロッコリーというよりロマネスコ?? だからカリフラワーのようなふかふかの茹で野菜といった食感。桜海老の旨味がパスタに絡みます。こういうのにまた太めのフェットチーネが合います。太麺好きのウチにはこれまたドストライクでした。
熊本に来たんだし、イタリアンにも合うだろうと判断して頼んだ米焼酎の水割り。こんな大きなグラスで出てきてびっくり。九州ではやっぱり焼酎だ、、、と納得した瞬間です。イタリアンに焼酎もおつなもんですよ。
そのあとは魚料理 Pesce 鰆のグリル 木の芽ソース。ベースはバターソース。
鰆そのものはそんなに大きくないのですが、とにかく野菜が豊富。ただ野菜の塩気がやや強いような感じがしました。お酒を飲むにはいいんですが。桜の塩漬けが春を感じさせてくれました。
肉料理 Carne 阿蘇あか牛のロース肉のステーキ。
バルサミコソースの甘酸っぱさがさっぱり感を添えます。お肉がとにかく柔らかくて美味しいです。でも妻は多いということで、数切れはこちらに。結構お腹いっぱいになってきました。
満腹感を増幅するのは、ステーキの付け合わせでして、、、、まさか山菜の天ぷらが付け合わせとは想像せず。これだけで一品のお料理になるような量です。美味しいんですけど。
最後は、本日のデザート Dolce チョコレートブラウニー、さくらのジェラート。コーヒー、紅茶、日本茶から選択可能。
さくらのジェラートはしっかり塩気。さくらを強く感じます。
ブラウニーはクルミやドライフルーツのチョコレートブランデーケーキみたいな。かなり重めのデザートでした。これで私も満腹感めいっぱい。大満足の夕食でした
母屋を出ると遠方にライトアップされた展望露天風呂が。雨が降ってきたので傘を差して部屋に戻ります。
こんにちは。
先日はnice!そしてコメントを下さり、ありがとうございました。
九州は遠いところだから、数日は宿泊が続くもの。まして和食の旅館料理が続くと・・・飽きてしまうものですね。
最後はイタリアンに。しかも箸で食べられる。←これ、大事だと思います。
季節感の感じられる美しい盛り付けのプレートの数々。
個室の食事処から阿蘇山を眺めながら・・・美味しいお料理にワインや米焼酎の水割り。これは決まっていますね♪
by hana2014 (2014-05-30 11:06)
美味しそうですね~、毎度ですが(^^)
洋食が食べられる温泉宿、結構増えましたね♪
それにしても、こちらのお宿もそうですが、九州って、コスパが良いお宿が無数にあって・・・飛行機もお宿も安いけど、つい欲張って、何泊もせずにいられないし、そうすると結局、資金と時間が足りなくて、なかなか行けないという状況・・・。
というわけで、遠霞さんが羨ましいですよ!!
by めりな (2014-05-30 18:27)
遠霞さん、こんばんは。
フランス料理を出す宿は多いですが、イタリアンとは!
それも結構本格的?
のっけのバーニャカウダーから素敵な盛りつけですね。
どれもこれも美味しそうで、よだれが・・・。
ステーキが無茶苦茶に美味しそうですが、
付け合わせに天ぷらとは・・・。
これはお腹がはち切れそうですねえ・・・。
甘いもの好きの私としては、デザートに釘付けです(笑)
これは満腹でも入って仕舞いそうなデザートですね。
部屋の半地下状態の造りも、計算され尽くされているのですね。
お風呂の位置と良い、食事処の位置と良い
何から何まで計算されている宿なんですねえ。
by 鴨ミール (2014-05-30 23:08)
こんばんは。
九州最後の夜はイタリアンですね。
おっしゃる通り、和食が3日続くより趣向が変わっていいかもしれませんね。
それにしても、阿蘇を眺めながらの夕食なんて贅沢だなぁ~♪
by ヒロ (2014-05-31 21:31)
>hana2014さん
こちらこそコメントありがとうございます。せっかく九州に行くのだからと3泊にしたものの、やはりいわゆる和食の旅館料理が続くと飽きるだろうなぁと考えて、何か他にないか検索したところ、こちらのお宿が候補にあがったという次第です。そして、そうなんです、お箸で食べるイタリアンというところが重要でした。ナイフとフォークは面倒なので(^^;
阿蘇を見ながらの食事は初めてでしたが、滅多に経験できないかもと思っています。そしてイタリアンに焼酎という選択は九州ならではだと思いましたが、とっても合いました♪
by 遠霞(とおがすみ) (2014-06-01 06:54)
>めりなさん
洋食系のお料理が食べられるお宿もやっぱり増えているんですかね。ウチはたしかに最近そういうお宿を探して行っているような気もします。なかなか洋食系の夕食を外で食べることがないので、温泉宿で食べられると、かなり惹かれるものがあります。まぁすみれはその代表でしょうか。
九州はたしかにお宿の値段がかなり安めだと思います。だから、ついついあそこにも、ここにも泊まりたい、行きたい、でもそうなると日程が長くなる、、、と悩ましいです。ホント。今回はなんとかうまく3泊できたので、かなり充実した温泉旅になりました。めりなさんトコも夏休みにゆっくり遠くに出かけられたらいいですねぇ~
by 遠霞(とおがすみ) (2014-06-01 06:59)
>鴨ミールさん
おはようございます。こちらはちゃんとしたイタリアンのコース料理でした。前菜→パスタ→魚料理→肉料理とフルコースでしたし。そして最初のバーニャカウダはホントうまうまでした♪ 柿をこうして食べるのも初めてでしたが、これが合うんだなぁとびっくりです。ステーキも柔らかいお肉で、ちょっと酸味のあるソースに合っていました。デザートは個人的にはもっと軽めでいいのですが、ふつーはこのくらいのボリュームが必要なのかも知れません。
こちらは設計段階からこだわりが感じられて、また新しくできたお宿なので、かなり計算し尽くされたものと思われます。どこからでも阿蘇山が見えるその立地を最大限に活かしたお宿造りがなされているのだと思います。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-06-01 07:04)
>ヒロさん
おはようございます。はい、九州旅最後の晩餐はイタリアンにしてみました。和食が続くと飽きるだろうなぁと考えて選んだのですが、大当たりでした♪ さらにお箸で食べるというところがとっても好み。お箸の便利さそのままに食べられるイタリアンなんて、理想的ですよ。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-06-01 07:07)