久木野温泉旅館心乃間間(1) [久木野温泉旅館心乃間間]
レンタカーのカーナビは古く、泊まる予定の温泉宿はまだできてから日が浅い。だからどこにあるのかよくわからず、南側から阿蘇山の雄姿を遠望した後は、同じ久木野温泉という表示がある木の香湯という施設を目指すことに。そこで地図を入手して、細い道を心細くも進んでいくと、ありました。3泊目のお宿久木野温泉旅館心乃間間。辿り着いたら、妻が、さっき阿蘇山見たときに下に見えた建物だっと声を上げる始末。たしかに前記事の最後の写真で手前のほうにいくつか不思議な建物が点在している様子がなんとなくわかる、、、、
駐車場に車を停めると係の方がすぐに荷物を持って案内してくれます。目指すは坂の上にある母屋の建物。ここが受付の場所でもあります。こちらのお宿は、全部屋禁煙、、、どころか、敷地内すべてが禁煙という徹底ぶり。煙草がキライなウチには最適です。
この母屋の建物に入るとちょうど2Fになります。
夜はバーになる場所の前にあるソファで記帳。柚子茶をいただきました。
部屋の隅には暖炉があって「間間」を象ったお宿のロゴが刻み込まれています。
そこから階段を下りて母屋を出て各部屋に行くのですが、
ソファから窓越しに眺める阿蘇山の雄姿は、まさに少し前にみた光景と同じ。
では1Fに下りて建物を出てみましょうか。
すると正面に摩訶不思議な建物。何だろう、あれ、、、と思うより早く、あそこが男女別の露天風呂であることが説明されます。いや、説明されても容易には信じがたいのですが、、、だってあの形、、、宇宙船か何かか???などと。
振り返ると2階建ての母屋が横に広いことがわかります。じつは1F部分の両側は個室食事処になっていました。それはあとでわかること。
コンクリートのルート上には何やら不思議な模様も。
3つの部屋に行くには最初の階段を左折。
本館に少し戻るような位置に平屋が連なっているのがわかります。
入口まで来ると母屋が間近に見えます。
本日の部屋、草の音。全10室の離れが母屋の奥に点在するように作られたお宿です。値段が一番安い標準和室の部屋を選びました。
玄関を入って、
左側が和室。
和室の障子はすべてが戸袋に収納可能。窓がじつに開放的です。ただし夜も障子のみなので、外の灯りで部屋はそれなりに明るいままです。真っ暗なのが好みの方には不向きかも。
景色は茶色くなった芝生。夏だと一面の緑になるんでせう。キレイだろうなぁ。それよりも、何か不思議な基地の入口みたいのがいくつかありますが?あれは??っと思ったら、それも部屋の入口。たぶん景色の良い部屋のほうなのでしょう。芝生に覆われた部屋って、どんな感じなんでしょ?
和室に隣接して1段高いところがベッドルーム。
部屋に入ると同時にゴロ寝が可能です。九州旅3泊目の寝具は抜群の寝心地でしたーーー 外の灯りが障子を通して入ってきても、それでもただひたすら爆睡でしたよ。
和室から廊下の方向を見ると行き着く先には浴室が。この和室入り口の襖が、和室側は黒、
廊下側は白、と対称的な色合いに。凝った造りだなぁ。
そして玄関入ってから右の側へ。そこにはコンパクトに洗面所、
トイレと物置棚。
洗面所はガラスに鏡が貼ってあるので、何だか不思議な感じ。壁がないんですよねーーー。
アメニティーはきっとスゴイのでしょう。私には何やらよくわかりませんが。浴室には石鹸もないので、ここにあるものを持って行かないとなりません。で、部屋付の温泉。
湯神の湯船よりちょっと小さいかな。基本的にお一人様用に近いと思いますが、2人でも入れないことはないといった感じ。もちろん自家源泉掛け流し。加水・加温ナシ。
窓のブラインドは全面的に下ろすことも可能。逆に全部を上げておくことも可能。
青みがかった石、木製の縁ともに手触り良く、そして何よりぬるつるのお湯が肌に纏わり付く感じがかなりいいです。それほど濃厚なぬるぬるではないですが、そこはかとないぬるつる感とでもいうんでしょうか。それがとってもいい温泉でした
カランは1カ所ですが、部屋付ですから問題なし。これを一晩中、さらにチェックアウトの12:00まで独占できるのですから、言うこと無しです
部屋にある宿の概観を示した図を見ると、たしかにあの宇宙船みたいなのが露天風呂のよう。
展望露天風呂は、このとき16:00~22:00まで利用可、翌朝は不可とのことだったので、夕方の内に行っておこうかと。
下駄の色で左が男湯、右が女湯とわかります。
簡素な脱衣場を抜けた先には、これまたシンプルな湯船。
そしてここでもまた阿蘇山の雄姿が遠望可能。阿蘇山を優先して部屋やお風呂が配置されていることを実感しますね。
青緑色のラインが不思議な印象を与える湯船ですが、意外と大きくて4人くらいは十分に入れそうです。
もちろん源泉掛け流し。ここもまた独占してしまったので、言うこと無しです。
ここにも「間間」のロゴが彫られています。
脱衣場と湯船だけというじつにシンプルな造りながら、景色は最高です。さすが展望露天風呂。女湯側は左右対称となっているようで、
やっぱり阿蘇山がキレイに見えます。
でも不思議なラインは見当たらないような?
こちらのお宿には内湯の大浴場などはないので、この展望露天風呂以外は、部屋のお風呂しか利用できません。その代わり全室に温泉風呂が付いているわけです。また全10室と、今回の九州旅では一番の小規模。今回は大→中→小とお宿の規模を変えてみました。また何といっても魅力的なのは食事。こちらのお宿を選んだ最大の理由である食事は次回に。
駐車場に車を停めると係の方がすぐに荷物を持って案内してくれます。目指すは坂の上にある母屋の建物。ここが受付の場所でもあります。こちらのお宿は、全部屋禁煙、、、どころか、敷地内すべてが禁煙という徹底ぶり。煙草がキライなウチには最適です。
この母屋の建物に入るとちょうど2Fになります。
夜はバーになる場所の前にあるソファで記帳。柚子茶をいただきました。
部屋の隅には暖炉があって「間間」を象ったお宿のロゴが刻み込まれています。
そこから階段を下りて母屋を出て各部屋に行くのですが、
ソファから窓越しに眺める阿蘇山の雄姿は、まさに少し前にみた光景と同じ。
では1Fに下りて建物を出てみましょうか。
すると正面に摩訶不思議な建物。何だろう、あれ、、、と思うより早く、あそこが男女別の露天風呂であることが説明されます。いや、説明されても容易には信じがたいのですが、、、だってあの形、、、宇宙船か何かか???などと。
振り返ると2階建ての母屋が横に広いことがわかります。じつは1F部分の両側は個室食事処になっていました。それはあとでわかること。
コンクリートのルート上には何やら不思議な模様も。
3つの部屋に行くには最初の階段を左折。
本館に少し戻るような位置に平屋が連なっているのがわかります。
入口まで来ると母屋が間近に見えます。
本日の部屋、草の音。全10室の離れが母屋の奥に点在するように作られたお宿です。値段が一番安い標準和室の部屋を選びました。
玄関を入って、
左側が和室。
和室の障子はすべてが戸袋に収納可能。窓がじつに開放的です。ただし夜も障子のみなので、外の灯りで部屋はそれなりに明るいままです。真っ暗なのが好みの方には不向きかも。
景色は茶色くなった芝生。夏だと一面の緑になるんでせう。キレイだろうなぁ。それよりも、何か不思議な基地の入口みたいのがいくつかありますが?あれは??っと思ったら、それも部屋の入口。たぶん景色の良い部屋のほうなのでしょう。芝生に覆われた部屋って、どんな感じなんでしょ?
和室に隣接して1段高いところがベッドルーム。
部屋に入ると同時にゴロ寝が可能です。九州旅3泊目の寝具は抜群の寝心地でしたーーー 外の灯りが障子を通して入ってきても、それでもただひたすら爆睡でしたよ。
和室から廊下の方向を見ると行き着く先には浴室が。この和室入り口の襖が、和室側は黒、
廊下側は白、と対称的な色合いに。凝った造りだなぁ。
そして玄関入ってから右の側へ。そこにはコンパクトに洗面所、
トイレと物置棚。
洗面所はガラスに鏡が貼ってあるので、何だか不思議な感じ。壁がないんですよねーーー。
アメニティーはきっとスゴイのでしょう。私には何やらよくわかりませんが。浴室には石鹸もないので、ここにあるものを持って行かないとなりません。で、部屋付の温泉。
湯神の湯船よりちょっと小さいかな。基本的にお一人様用に近いと思いますが、2人でも入れないことはないといった感じ。もちろん自家源泉掛け流し。加水・加温ナシ。
窓のブラインドは全面的に下ろすことも可能。逆に全部を上げておくことも可能。
青みがかった石、木製の縁ともに手触り良く、そして何よりぬるつるのお湯が肌に纏わり付く感じがかなりいいです。それほど濃厚なぬるぬるではないですが、そこはかとないぬるつる感とでもいうんでしょうか。それがとってもいい温泉でした
カランは1カ所ですが、部屋付ですから問題なし。これを一晩中、さらにチェックアウトの12:00まで独占できるのですから、言うこと無しです
部屋にある宿の概観を示した図を見ると、たしかにあの宇宙船みたいなのが露天風呂のよう。
展望露天風呂は、このとき16:00~22:00まで利用可、翌朝は不可とのことだったので、夕方の内に行っておこうかと。
下駄の色で左が男湯、右が女湯とわかります。
簡素な脱衣場を抜けた先には、これまたシンプルな湯船。
そしてここでもまた阿蘇山の雄姿が遠望可能。阿蘇山を優先して部屋やお風呂が配置されていることを実感しますね。
青緑色のラインが不思議な印象を与える湯船ですが、意外と大きくて4人くらいは十分に入れそうです。
もちろん源泉掛け流し。ここもまた独占してしまったので、言うこと無しです。
ここにも「間間」のロゴが彫られています。
脱衣場と湯船だけというじつにシンプルな造りながら、景色は最高です。さすが展望露天風呂。女湯側は左右対称となっているようで、
やっぱり阿蘇山がキレイに見えます。
でも不思議なラインは見当たらないような?
こちらのお宿には内湯の大浴場などはないので、この展望露天風呂以外は、部屋のお風呂しか利用できません。その代わり全室に温泉風呂が付いているわけです。また全10室と、今回の九州旅では一番の小規模。今回は大→中→小とお宿の規模を変えてみました。また何といっても魅力的なのは食事。こちらのお宿を選んだ最大の理由である食事は次回に。
2014-05-26 17:35
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コメント(12)
しかし遠霞さん、こういう宿は一体どうやって見つけるのですか?
なんか、めっちゃよすぎると思うのですけど・・・・。
ここなら内湯の大浴場がなくても、部屋付きの源泉かけ流しだけでじゅうぶん堪能できそうですね♪
by ヒロ (2014-05-26 20:25)
素敵なお宿ですね!
すべてがなんか凝っていていい感じ。
露天風呂も阿蘇山を眺めながら・・いいですね。
部屋付きのお風呂も良いですねー。
お食事もかなり期待しちゃいます!
by えつたろう (2014-05-26 22:50)
>ヒロさん
いやぁ、ホントいいお宿でした。予想通りでじつにゆったりできました。探し方は、特別ある訳じゃないのですが、今回はお箸で食べるイタリアン、熊本あたりに絞り込んでいった結果です。洋食系にしたいなぁというところを出発点にして検索、あとは12:00チェックアウトという寛大さが決め手でした。2人でダラダラするだけですから、部屋にお風呂があればそれで十分でした♪
by 遠霞(とおがすみ) (2014-05-27 07:27)
>えつたろうさん
露天風呂からも部屋からも阿蘇山が見えました。阿蘇山がどう見えるかを最優先して部屋などの設置場所を考え抜いたのだろうなぁとしみじみ思いました。部屋のこだわりもなかなかで、使い勝手はとっても良かったです。そして部屋付の温泉もぬるつるで適温。何度も楽しみました♪ 食事編は次回にアップ予定です。夕食・朝食ともに抜群に良かったですよーーー。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-05-27 07:33)
ここ気になってたんです。
公式HP見ても、部屋の様子がよくわからなかったので、遠霞さんのレポートとてもありがたいです。
そしてどうやら、食事もおいしかったようですね。
続きも楽しみです^^
と、普通にコメントしてしまいましたが、もしかするとコメントさせて頂くのは初めてだったでしょうか。
いつもお世話になっております、suzuqでございます。
遠霞さんのブログ、いつも楽しく読ませて頂いています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
by suzuq (2014-05-27 19:19)
こんばんは(^_^)
離れの客室、しかも温泉付きだなんて贅沢です~♪ 寝心地の良さや敷地内が禁煙になっている点もいいなと思いました。連れはずい分前はヘビースモーカーでしたが、病気をきっかけに禁煙して、今ではすっかり匂いが嫌いになっています。展望露天風呂からの眺望も良くて、写真を拝見して浸かっている気分を楽しんでいます。食事も期待できそうですね(*^_^*)
by pooh (2014-05-27 21:26)
とても行ってみたくなりました。温泉といいお宿といい
阿蘇にはいつか行ってみたいので メモします。
by なつばっぱ (2014-05-28 14:21)
>suzuqさん
コメントありがとうございます。たぶん初めてコメントしていただいたような…。私の方こそ、suzuqさんのブログでお宿の様子がアップされるのを楽しみに読んでいました。こちらこそどうぞよろしくお願いします。
オープンしてからまだ日が浅いようで、なかなか情報はないようですね。私も部屋の様子が、お宿のHPだとよくわからなくて悩みましたが、ウチはだいたいどういう部屋でも大丈夫だし、部屋にお風呂があるから、楽しめるだろうと判断して行くことにしました。結果は、、、、とっても良かったです♪ 静かにゆっくり過ごせるお宿だと思いますので、suzuqさんにもオススメできると思います。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-05-28 17:15)
>poohさん
こんにちは。隣の部屋とは一続きの建物のようでしたが、敷地内に点在する離れの一つに泊まったという感じです。本館から敷地内を移動すると必ず露天風呂が目に入るし、どこからでも阿蘇山が見えるという造りで、こだわりを感じました。ウチはとにかくたばこのにおいがキライなので、敷地内がすべて禁煙というルールはとってもうれしく感じました。かつて吸っていて禁煙された方は、とくにたばこのにおいがキライになるという話を聞きますが、poohさんのお連れの方もそうだったのですね。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-05-28 17:19)
>なつばっぱさん
こちらのお宿は南側から阿蘇山を望む立地になっていて、熊本空港からも近いです。そしてホントいいお宿だと思います。阿蘇に頻繁に行けるなら、ウチは常宿にしたいくらいです。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-05-28 17:21)
スケールが全く違いますね。
広々というのはもちろん、土地を贅沢に使っている感じです。
部屋も、部屋のお風呂も素敵!の一言ですねえ・・・。
宇宙船みたいな展望露天風呂も、景色をふんだんに楽しめる設計で、
ぼーっと浸かっていると魂の洗濯が出来そうです。
温泉旅行は元々非日常ですが、この宿は非日常が究極にまで
高まりそうです。
本当に良くこんなステチな宿を見つけてくるものですねえ・・・。
by 鴨ミール (2014-05-29 00:09)
>鴨ミールさん
こちらのお宿は温泉街という感じの場所ではなく、周りに何もない空間に造られたような感じです。敷地はホント広々。広大すぎるくらい贅沢な造りでした。露天風呂はもちろんのこと、本館や各部屋から阿蘇山がどうしたらキレイに見えるかにこだわったのがよくわかります。設計段階で考え抜かれたんだろうなあと思います。露天風呂は利用時間が制約されていましたが、部屋風呂はいつでも好きなように使えたので、心ゆくまで温泉を楽しめました。こちらはお料理で検索したようなものですが、お宿自体がかなりいいなぁとHPから感じ取れたので、とにかく行ってみることにしたまでです。アタリで良かった~といまでも思います。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-05-29 07:25)