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日奈久温泉松の湯 [日奈久温泉松の湯]

人吉温泉翠嵐楼から出立した日の様子を別途アップしておこうかと。この日は日帰り温泉に行ったので、それをタイトルにしてみました。温泉宿名じゃないのですが…。ま、そんなことはともかく。人吉から高速を利用して八代へ移動。
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八代で訪問したかったのも、お城です。八代城です。
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高麗橋門から城内へ。いわゆる本丸部分しか残っていないのですね、八代城は。
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城内には神社があるくらい。あとはそれほど整備されていないので、石垣の端にまであっさりと行けるわけです。昔はどこの城もこんなもんだったのですが、公園として整備されると柵が出来たり、石垣に上がることが制限されるなどしてしまうので、なかなかこういうちょいとした恐怖感も体験できない今日この頃です。
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小天守跡から大天守跡へと登頂して城内散策は終了。
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外から大天守跡を望みます。復元図だと相当大きな天守があった模様。そんな姿を想像して、日奈久温泉街へ向かうことに。旧薩摩街道が中心部分を通る、昔ながらの風情を残す温泉街。狭い道が入り組みます。その中でもひときわ目を惹く建物が、登録有形文化財の金波楼。
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温泉街の象徴的建物であるような。日帰り入浴は不可。仕方なく外観のみ。
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玄関から中を覗くと、その独特の雰囲気に惹かれますが、泊まるわけにもいかないので、ここまで。街を散策すると、旧薩摩街道沿いに海鼠壁の建物が出現。
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村津家住宅。海鼠壁の様子は西伊豆の松崎などとも異なりますね。
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その近くには海岸線の湿地を干拓して宅地に造成したことを示す遺構が。居宅下の石積み部分がそれ。慶応3年までは、この辺が海だったことを示すものです。
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そんな界隈には東湯という地元のみなさんが利用する共同湯があります。地元の方向けであるため、午前と夕方が営業の中心。午後は夕方まではお休みです。だからここには入れず。その代わり、
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日奈久温泉街の中心地に日奈久温泉センターがあります。
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入口脇には足湯。1Fは共同湯、2Fは観光向けも兼ねた露天風呂付きのばんぺい湯があります。ここにしようかなぁとも思ったのですが、ここはぐっと堪えて。
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温泉センターの脇には壱号泉の源泉が湧き出ています。そして温泉センターのすぐ近くには日奈久ちくわの販売店がいっぱい。
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いくつもあるんで悩ましい、、、、
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ポテトサラダをちくわに入れて揚げたサラダなる商品を売っていたとらやさんで大量購入することにしました。お店の方の対応も良かったし、美味しかったので、何よりでした。で昼食は事前調査も何もないので、
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看板に吸い寄せられるように、江戸善というお店に入り、
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オススメの海鮮ちゃんぽんを。
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魚介の出汁が利いている白濁スープはちゃんぽんならでは、ですね。街中でふつーにちゃんぽんが味わえるあたり、さすが九州かな。その後は腹ごなしに、
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温泉神社へ。
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結構階段を上がるので大変。日奈久の温泉街が見下ろせます。
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参道が鉄道を横切るようになっているので、上からちょうど電車の撮影も。
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境内には嶋ケ崎宇太郎という天保年間に活躍した力士のお墓もありました。その力量を江戸で発揮されては困ると考えたものがいたそうで、宇太郎は熊本から江戸への道中で毒殺されてしまったらしいです。そんな悲劇があったことはまったく知りませんでした。さらにこの温泉神社には土俵に使える場所が中段にあって、そこのまわりには江戸時代から観覧席が設置されていたそうです。
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たしかに土俵や舞台の見学には適した斜面に、うまく観客席を設けたものです。檜枝岐歌舞伎が行われる場所もこんな感じでしたね。
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とうとう本殿に辿り着くと、
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そこから海の向こうに見えるのは、天草??
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温泉街に戻り、今度は鏡屋という旅館の横を通ると、
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その先に西湯。こっちも夕方まではお休みで地元の方向け用の営業時間。
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海沿いまで行って、赤レンガの蔵を見て、
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西南戦争で官軍が上陸した場所を示す碑を見つけてから、松の湯へ。
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ここ松の湯も共同湯ですが、昼間はずっと営業していますし、改修されたばかりなのか、とってもキレイな建物です。
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休憩場所やトイレもあります。
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受付、というか番台(暖簾の下です)で入浴料200円を支払い、
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いざ浴室へ。
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脱衣場と浴室とは一体型になってます。
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その先に透明なお湯を湛えた湯船が。
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レトロなタイル貼りの湯船は意外と広くて、独り占めなら大満足ですよ[るんるん] 掛け流しのお湯が注がれる側の湯船がちょいと熱めで、仕切りを越えてもう片方にもお湯がいくという構造。もう片方はしたがって少しだけ温め。
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ただただお湯が注ぎ込まれる音だけを聞きながら、ちょっと温めの湯船でまったりした時間を過ごすことができました。これで200円はホントおトクです[グッド(上向き矢印)]
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日奈久温泉街を満喫したあとは、日奈久ICから高速に。そのまま益城熊本空港ICまで一気に。ICを降りて空港方面へひた走り…飛行機に飛び乗るわけじゃなくて、、、
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阿蘇山を南側から遠望することに。このあと、この写真の一番手前に写り込んでいる場所に行くことになろうとは思っていなかった…
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