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川渡温泉山ふところの宿みやまに再訪 [川渡温泉山ふところの宿みやま]

蔵王をあとにして、この日開催されていた紅花まつりの本会場へ。高瀬という地区です。紅花はちょうど満開で見頃を迎えていました[かわいい]
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お祭りの当日だったので、いろんなイベントがありました。紅花娘なる人を囲んでの撮影会なんぞもありました。多くの写真家が撮影する脇で、ちょこっと撮影。ただ日差しが強くて、立っているだけで汗だく。それでも妻は紅花の摘み取り体験をし、その花はいま我が家で、ドライフラワーとなっております。
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このあと、午後は一度訪問してみたかったお寺へ。
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巨大な本堂や三重塔、山門の偉容に圧倒されるのに加えて、薬師如来像や十二神将が立ち並ぶ薬師堂の内部拝観(写真撮影不可)は秀逸でした[グッド(上向き矢印)]そのあと…ウチではあり得ないハズの食べ放題に。前日にろばたで食べたのが美味かったので…
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1時間食べ放題といっても、暑いし、そもそもそんなに喰えないし。15分くらいで挫折[たらーっ(汗)]でも甘くて美味しかった[るんるん]たぶんフツーなら数年かけて食べる分のさくらんぼを頬張った計算になるでしょう。この農園でのさくらんぼ狩りはこの日で終了とのこと。どうも最後の客になったらしいです。そして山形の初夏を堪能したあとは、再度、宮城県へ。川渡温泉山ふところの宿みやまへの再訪がこの旅のハイライトでした。
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宿の敷地内にある葭で屋根を葺いた建物。前回、この建物の話で奇縁を感じたお宿でしたが、今回はちょうどその修復中でした。修復なさっている職人さんは、追分温泉近くの方で被災されていました。この写真のときは、避難所である追分温泉から通われていたとのこと。職人さんが乗る車両のナンバーを見ると「青森」。職人仲間の方々が貸しているとのことでした。近しい人たちからの復興への協力が、間違いなく実を結んでいることを実感しました。帰り際、この建物の前で宿主さんに写真撮影していただきました。思い出に残る大事な写真になりました。
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被害を受けたお宿は、そんなことを微塵も感じさせない快適さ。来たなぁ、みやまに[グッド(上向き矢印)]という感慨。
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今回は2Fの部屋。この日は2組で満室扱いだったらしく、2Fにはウチの1組のみ静謐なお宿で癒しのくつろぎを体感しました
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お風呂はいつも独占状態。掛け流しの温めのお湯とじっくり向き合いました…というほどではなく、単にまったりお湯に浸かったというだけ。そして6:30少し前に夕食。1Fの別部屋へ。
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なぜかビールとウーロン茶が?と思ったら、ウェルカムドリンクです、とのこと。申し訳ないです。基本的な構成は前回と変わらず。みやまらしい夕食。手書きのお品書きも健在です。
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岩魚の田楽食前酒はブルーベリー酒
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蕗の煮つけ空也蒸。これらが最初に用意され、ビールとともに。
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その後は冷酒を頼んで。震災後の余震でさらなる被害を受けたという綿屋の純米酒が提供されました。ここでは、地元宮城のお酒を消費しませう[かわいい]
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鯉のあらい
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海鮮サラダ
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飛龍頭
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鶏まんじゅう
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おむすび
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汁もの まんじゅう麩
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いつまでもダラダラと飲み続けていたら、お品書きにはないのに、茄子とインゲンの素揚げをアテとしてだしてくださいました。醤油をさっとかけただけ…でも野菜の滋味深さを堪能できました[揺れるハート]
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ようやく、グレープフルーツゼリー。で、終了。素朴ではありますが、ウチは大好きな傾向の食事です。素揚げも含めて完食してしまいました[かわいい]
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朝食は8:00過ぎに同じ場所で。これまたいつも通りの定番。
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食後もしばらくその場でダラけていたら、コーヒーが運ばれてきました。前回はテラスで飲んだなぁ~。でも今回のこの暑さはたまらん[あせあせ(飛び散る汗)]というわけで、宿主さんには、次の訪問を約束して、まったりした癒しの旅を終えました。もしかすると一生涯通い続けるお宿を発見したかも…というのが率直な感想かな(^^)
こういうお宿を見付けると、なんというか、個人的な感想があれこれと溢れ出して…でも、そのことをブログにのせるには限界を感じるし…旅の記録としてのブログはもう限界かな…なんて。すぐにはやめないかもしれないですけど、いま用意してある加工済み写真のあるお宿をそれなりに記事にしたら、おしまいにしようかな…などと思ったり[あせあせ(飛び散る汗)]まずは、再訪宿の記事は、端折ってみるということから始めましょうかネ。それともやっぱりスパッとやめる方がラクかな…?
ま、そんな感慨は、どうでもいいとして。
それより、某Lさん、みやまを貸切にして宿主さんを囲む会、企画してくれませんか?!楽しみに待っておりますよ[かわいい]
コメント(8) 

コメント 8

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ヒロ

いやいや、やめないでくださいよ。まだまだ東の温泉宿を紹介してほしいです。こちら大阪では決して知ることのできない情報をきれいな写真と共に発信してくださるのはボクにとってとても貴重なことで、イロイロ落ち着いたら絶対に行こうと考えている関東~東北温泉巡りの参考にさせていただいているんです。再訪宿を端折っても、ブログは是非続けてほしいです。

それに。ブログを通じて知り合い、ボクの紹介したラーメン屋さんに行ってくださるなんて、こんなに嬉しいこともありません。

ペースを落としてでも、是非続けてくださいまし。お願いしますね。
by ヒロ (2011-09-24 08:03) 

遠霞(とおがすみ)

ヒロさん
すいません、なんというか、みやまの記事だと感傷的になってしまうのですよね…どうしても(^^;
宿主さんとの会話を思い出すと…でも、それはあんまり書けないし…などといろいろと考えてしまいます。みやまの応援はずっと続けていくつもりです。
ブログは…なかなかスパッとやめる決断もつかず、といったところでしょうか。ただこれからは時間があまりとれないのと、飽きてきた(倦怠感??)ところもあるので、再訪宿は、かりに記事にするとしても、簡略版という感じにしないとなぁと思ってます。更新頻度はきっと少なくなりますが、まだしばらくは続けようかなとも思っています。わざわざありがとうございます。

ヒロさんのラーメン情報の方が、最新の情報がアップされていて、私のトコなんかよりよっぽど役に立ちますよ。
それに、たしかに美味しかったですし(^^)/
by 遠霞(とおがすみ) (2011-09-24 17:17) 

ろと

ちょっとちょっとぉ~、びっくりしてしまったではないですか!
やめるなんて言わないでね~。
端折ってもいいから続けてくださいね~。
と、あまりのびっくりさにこれだけで。

記事はも~1回ゆっくり見ますね!ろばたもまだじっくり見てないし。(笑)
あ、手白澤、台風がらみで結局キャンセルに。来年行きます!きっと。
by ろと (2011-09-25 22:43) 

ゆかりん

1200万人のうちの1人の遠霞ファンのゆかりんです。
もしや、ブログの更新が負担になっているとか?それか・・コメントの返事が負担とか?それなら返事なんていらないですぅ~(T-T)

私も含めて遠霞さんの記事を楽しみにしている人はたくさんいますっ!この遠霞さんの語り口調がいいんです。お会いしたことはないですが、まるで、お話しているような気分でいつも読んでいますよ。
マイペースでいいですから、お願いですから、やめるなんて言わないで下さいねー!
by ゆかりん (2011-09-26 10:00) 

のん

ファンの皆さんの温かい応援、もう辞めるなんておっしゃらないですよね~(^-^)

遠霞さんの達成感から来るものより低次元なのですが、のんも、以前1度辞めた経緯もあり、同じ事を考えたりします。
でも、皆さんとのご交流が、力にもなっていて(あっ!他で交流すればよいのかな(・・;) )……。
なので、アップしなくてはと思うのをやめにして、あまり気負わない事にしました。
のんの話は関係なかった!
遠霞さん、辞めないとおっしゃってくれて良かったです(ToT)

話を「みやま」に戻します。
都合でキャンセルしてから、行けてません。
温かい時期がいいので、また、来年以降狙いたいです。

必ず、行きますよ(*^^)v
by のん (2011-09-26 15:56) 

船山史家

Blogをお止めになるぅ?
もしかしてスランプですか。(俺もいつかBlog止めたくなる時が来るのかな)
私が「ジンギスカンはまだかな~?」なんて書いたからじゃないでしょうねぇ。

「ちょっとだけ温泉気分」・・・ちょっとだけどころか、「温泉旅館百科(百花?)繚乱事典」の観があるんだから、東北復興の為にも頑張りましょうよ。
「みやま」に行かれると感傷的になるのかな。

「みやま」で鯉の洗いが出たんですね。それと私はあまり女性の容姿は誉めないのですが(普段、自分トコの登場キャラを美人美人言ってるのは決して誉めてないです)、紅花娘のお2人はお綺麗ですな。
私も会津で、長年憧れてた女性にようやくお会い出来ました。
by 船山史家 (2011-09-26 18:55) 

ろと

ろばた、見ました~。
夕食の量、多いですね~。これはスキーのあとじゃないと
食べ切れそうにないかも。あの居酒屋風景の朝ご飯、
私もビジホで2回ばかり同じような光景に出会いました。

そして、みやま。
紅花、きれいですね。遠霞さんのブログ写真も
赤いお花から青いお花に変わりましたね。朝顔かな?
みやま、じゃらんの無料宿泊券を利用して宿泊しようかな~と
思ったけど、日程のやりくりが出来ずあきらめました。
いつか泊まりに行きたいお宿のひとつです。
なんたって、朝食がおいしそうですしね~。
残念ながら、今年中に鳴子方面に行けそうにないです。

2度目の「やめないでね。」ってことで。
忙しかったらレスなんて気になさらないでくださいね~。

by ろと (2011-09-26 20:20) 

遠霞(とおがすみ)

コメントくださったみなさま
こんな拙いブログへの応援のお言葉、まことにありがとうございます。とはいえ、形あるものはいつかコワれるようなもんで、始まりがあれば、いつかは終わるもんです。いましばらく継続しようかと思っていますが、いつかは終わるのでしょうねぇ…と。とりあえず時間との兼ね合いで、更新できるようなら更新していこうと思います。一応、ウチの旅の思い出でもあるので、やれるかぎりはやってみようと。

ろとさん
手白澤はキャンセルしてしまいましたか…う~ん、残念。でも天候に左右されるお宿ですからね。仕方がないところもあります。ウチも、じつは今月、手白澤に行ってきたんですよ。雨具の装備もしてありましたが、まったく降られることもなく、往路は前回よりもゆったり歩いて、それでも2時間10分で着きました。なので、2時間30分かからずとも行けると思いますよ。
それと、ろばたもご覧くださり、ありがとうございます(^^)/
ろばたの食事量はかなりしっかりありますよ。朝も。居酒屋風景の朝ご飯といっても、自分が二日酔い状態だとこれほどつらくて落ち込む雰囲気はないなぁと思うのですが、このろばたの宿泊時のように、快適な朝を迎えたときは、なんだか爽快な気分になれました。はは。
みやまは独特の雰囲気が漂う希少価値の高いお宿だと思います。でも好みは人それぞれですからね。お茶を入れてもらうのがあたりまえ!っていうような、ていねいな接客が好みの人には無理ですよ、みやまは。対応は民宿的ですから。私は非常にお気に入りなので、季節の異なるみやまにも行きたいのですけどねー。ろとさんもいつか、ぜひ。

ゆかりんさん
ファンが1200万人いるなんて…ありえません。そんなアクセスみたことない…ファンなんてゆかりんさんだけかも知れませんよーー。それと、コメ返しが負担というわけではないんです。いろいろとお話ししていると、ありがたい情報も得られるので。コメ返しが億劫になったらコメ欄閉じちゃいますから、ご安心を。
お言葉に甘えて、マイペースに暇を見付けて、しばらくは更新をしていこうかなぁと思ってます。とはいえ更新が滞っても怒らないでくださいね(^^;

のんさん
のんさんにも気にかけていただき、すいません。のんさんは、一度は更新をやめておられましたか?そしていまは気負わずにアップという姿勢なのですね。私も暇なときに気が向いたら更新~というくらいのスタンスでいこうかと思ってます。
どうもみやまに泊まると、あれこれ感じてしまって…。だから今回の記事は至ってシンプルにして、自分の中でのみ余韻に浸るということにしてみました。しみじみイイ宿だと思いますよ。そして何より、3室限定ですから、ホント静かに、ゆったり過ごせます。きっとのんさんにもあうお宿だと思いますから、いつかどうぞ~

史家さん
スランプとかそういうワケではなくて…(^^;飽きてきたのと、とにかく時間がとれるかどうか、この先わからなくなりつつあるのと。そんなトコです。宿ネタを更新して記録しておくのは、泊まったときに感じたことを思い出す縁として、キライじゃないのですが、いつまで書き続けられるかなぁと思ったり、あるいは宿との関係が深まると、書けないことも出てくるような、そんな感じで。みやまはそんな感傷的になるお宿であるような感じです。私の中では。
>温泉百科(百花?)繚乱事典
???そんな大それたものではありませんぞ。それに再訪宿が増えると、もはやカテゴリーが増えないという事態に立ち至るわけですし。史家さんほどじゃないにしても、だんだん特定のお宿だけで満足するようになってしまいそうです。そうしたらブログなんて、やっぱり飽きてやめているでしょうねぇ…
会津の、憧れの女性…どなたなんでしょ?いずれご自身でアップされますよね??
by 遠霞(とおがすみ) (2011-09-28 22:37) 

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