龍飛崎温泉ホテル竜飛(2) [龍飛崎温泉ホテル竜飛]
2011年1月の記録です。震災前の前編からひさびさ、ようやく温泉宿の更新となりました。基本的な下書きは震災前にできていたのですが…ようやく今頃完成です。でも、こうして更新作業に取りかかれたのも、先日温泉宿で癒されてきたおかげ、だと思っています。ぽつりぽつりと、これからもこんなブログながらやっていこうかと、思いを新たにしています。よろしくお願いします。それではさっそく。
ここは竜飛崎。津軽半島の突端まで来たのですから、食事は当然魚介類中心でこれが密かな楽しみだったのです。食事の時間は18:30~にしてもらいました。時間になったら1Fの食事処に赴きます。どうもほとんどの宿泊客は18:00開始だったようで、19:00頃には食事処はガラガラに。
とりあえず座席に案内されると、すでにこうしたお料理が用意されています。お品書きはないので、わからんものは従業員さんに聞かないと。ちなみに右上はスモークサーモンです。1切れのみ。味は普通としか真ん中に鎮座する前菜らしき品々。真ん中が海鼠の酢の物。海鼠は思った以上に軟らかくて、非常に美味でした。私は大好きなのですが、妻も義母も嫌いらしく、義父も食べなかったので、なぜか私は2皿分を食べました。
左下は氷頭ナマス。これも珍味でやっぱり大好物。妻はまたしても嫌い…。右下はイクラを載せたナマス。この前菜シリーズはみんな酢の物系でしたね、そういえば。
刺身はタイ・マグロ・ボタンエビ。どれも新鮮で美味かった~エビは大きいし、マグロもしっとりしていて見た目よりも美味しい。「大間のマグロは出ないか、やっぱり」などと義父が呟くと、従業員さんは「津軽海峡のマグロですよ、大間のマグロと同じです!!」ということを強調なさってました。やっぱりいいマグロを使っていたのですね。それなら説明すればいいのになぁ…なんて。
あとは鮟鱇のとも和え。アンキモの味わいも良くて、これは少量ながら抜群のアテになりました。
ビールで乾杯していると、続々とお料理が運ばれます。左端に焼き物が置かれ、中央には煮物が。さらに茶碗蒸しもアツアツが運ばれます。しかし全お料理が揃うのにわずか15分足らず。まぁほとんど一気出しと一緒でしょうかね。大規模旅館だからこういう設定も仕方ないのでしょう。だから18:00開始組は、19:00段階でほぼ帰ってしまったのでしょうね。ちなみに上の写真の左端に義母からもらった海鼠の皿が置いてありますね。
でも味はまあまあ良かったです。上は焼き物ですが、丸まったイカのように見えるのが白身魚で、バジルソースの味付け。洋風の変化球っという感じで、お気に入りに。
また煮物も、木の芽餡がかかったもので、上の魚も下の大根も美味しかったです。お料理そのものはなかなかいいのかも知れないなぁ~
茶碗蒸しはまあ普通ですそして一番の期待は、海鮮しゃぶしゃぶであったわけです。最初に野菜を全て鍋に入れて、そのあと海鮮をちびちびやるわけです。
しゃぶしゃぶにするとタコは旨味が増すような気がしますね。美味かったです。あとは帆立とタイです。どっちもしゃぶしゃぶには勿体ないくらい。そして何といっても、これこそ大好物の鱈の白子人参の下に鎮座なさる、その重厚なお姿に感動ですしゃぶしゃぶ…そしてポン酢へ。
予想通り…美味しかったですよ~表面はぷるんぷるん、中はとろ~。ポン酢もきつくなくて、食べやすかったです。欲を言えば、白子が一つというのは悲しいので、せめて二切れくらいあったらなぁ~そんなアテにあわせる日本酒は黒石の玉垂。ひや(常温)でいただきました。
別途熱燗も飲みながら、家族でワイワイ。ということで、誰一人として、ごはんは入らず。お吸い物とデザート+お茶で〆ました。
まあデザートは写真通りのお味でしたが…。
部屋に戻ると、窓の外には街灯に照らし出された竜飛の集落。階段国道も一部が街灯に沿って見えていますね。そして翌朝。同じく竜飛の集落を望むと、路線バスが集落でUターンしていく様子も見て取ることができます。
…一応、小さいながらも路線バスが写っているのですが…そういえば、このあたりの集落は、震災でどのような被害があったのか?私にはまったくわかりませんが…
それでもって朝食。時間は7:00~8:30の間に、夕食会場と同じ1Fの食堂へと行くシステム。ウチは7:00に行きましたが、すでに混んでました。
座席に着くと、鍋に火が入り、ごはんとおみそ汁がやってきます。野菜ジュースがおいてありました。
昆布、きんぴら、そして右はシジミ入りの唐辛子味噌のようなモノ。お土産売り場にあったので購入しようかと相談していたものでしたが…結局購入せず(理由は聞かないでください)。
ホッケの塩焼きは小さいし、冷たかったので、イマイチ煮物も印象には残っていませんね。
やはり目玉なのは、イカの刺身なのでしょうね。朝から豪華な感じはしますが…これのみという感じがしないでもないような
鍋はくるみを練り込んだすいとん。小さな帆立やフキ、高野豆腐も入ってました。これはまあまあ。朝食は夕食と比較しても、やっぱりもう一がんばり欲しいなぁという感じです。
宿の送迎バスの出立が8:20(超早~)なので、朝食後は慌ただしく出発準備。でもそんな部屋の窓から、陽光に照り映える北海道の大地をかろうじて目にすることができました。近いなぁホント。そして早々にお宿をあとにし、遠路遙々、新青森駅まで送迎してもらいました。
ここは竜飛崎。津軽半島の突端まで来たのですから、食事は当然魚介類中心でこれが密かな楽しみだったのです。食事の時間は18:30~にしてもらいました。時間になったら1Fの食事処に赴きます。どうもほとんどの宿泊客は18:00開始だったようで、19:00頃には食事処はガラガラに。
とりあえず座席に案内されると、すでにこうしたお料理が用意されています。お品書きはないので、わからんものは従業員さんに聞かないと。ちなみに右上はスモークサーモンです。1切れのみ。味は普通としか真ん中に鎮座する前菜らしき品々。真ん中が海鼠の酢の物。海鼠は思った以上に軟らかくて、非常に美味でした。私は大好きなのですが、妻も義母も嫌いらしく、義父も食べなかったので、なぜか私は2皿分を食べました。
左下は氷頭ナマス。これも珍味でやっぱり大好物。妻はまたしても嫌い…。右下はイクラを載せたナマス。この前菜シリーズはみんな酢の物系でしたね、そういえば。
刺身はタイ・マグロ・ボタンエビ。どれも新鮮で美味かった~エビは大きいし、マグロもしっとりしていて見た目よりも美味しい。「大間のマグロは出ないか、やっぱり」などと義父が呟くと、従業員さんは「津軽海峡のマグロですよ、大間のマグロと同じです!!」ということを強調なさってました。やっぱりいいマグロを使っていたのですね。それなら説明すればいいのになぁ…なんて。
あとは鮟鱇のとも和え。アンキモの味わいも良くて、これは少量ながら抜群のアテになりました。
ビールで乾杯していると、続々とお料理が運ばれます。左端に焼き物が置かれ、中央には煮物が。さらに茶碗蒸しもアツアツが運ばれます。しかし全お料理が揃うのにわずか15分足らず。まぁほとんど一気出しと一緒でしょうかね。大規模旅館だからこういう設定も仕方ないのでしょう。だから18:00開始組は、19:00段階でほぼ帰ってしまったのでしょうね。ちなみに上の写真の左端に義母からもらった海鼠の皿が置いてありますね。
でも味はまあまあ良かったです。上は焼き物ですが、丸まったイカのように見えるのが白身魚で、バジルソースの味付け。洋風の変化球っという感じで、お気に入りに。
また煮物も、木の芽餡がかかったもので、上の魚も下の大根も美味しかったです。お料理そのものはなかなかいいのかも知れないなぁ~
茶碗蒸しはまあ普通ですそして一番の期待は、海鮮しゃぶしゃぶであったわけです。最初に野菜を全て鍋に入れて、そのあと海鮮をちびちびやるわけです。
しゃぶしゃぶにするとタコは旨味が増すような気がしますね。美味かったです。あとは帆立とタイです。どっちもしゃぶしゃぶには勿体ないくらい。そして何といっても、これこそ大好物の鱈の白子人参の下に鎮座なさる、その重厚なお姿に感動ですしゃぶしゃぶ…そしてポン酢へ。
予想通り…美味しかったですよ~表面はぷるんぷるん、中はとろ~。ポン酢もきつくなくて、食べやすかったです。欲を言えば、白子が一つというのは悲しいので、せめて二切れくらいあったらなぁ~そんなアテにあわせる日本酒は黒石の玉垂。ひや(常温)でいただきました。
別途熱燗も飲みながら、家族でワイワイ。ということで、誰一人として、ごはんは入らず。お吸い物とデザート+お茶で〆ました。
まあデザートは写真通りのお味でしたが…。
部屋に戻ると、窓の外には街灯に照らし出された竜飛の集落。階段国道も一部が街灯に沿って見えていますね。そして翌朝。同じく竜飛の集落を望むと、路線バスが集落でUターンしていく様子も見て取ることができます。
…一応、小さいながらも路線バスが写っているのですが…そういえば、このあたりの集落は、震災でどのような被害があったのか?私にはまったくわかりませんが…
それでもって朝食。時間は7:00~8:30の間に、夕食会場と同じ1Fの食堂へと行くシステム。ウチは7:00に行きましたが、すでに混んでました。
座席に着くと、鍋に火が入り、ごはんとおみそ汁がやってきます。野菜ジュースがおいてありました。
昆布、きんぴら、そして右はシジミ入りの唐辛子味噌のようなモノ。お土産売り場にあったので購入しようかと相談していたものでしたが…結局購入せず(理由は聞かないでください)。
ホッケの塩焼きは小さいし、冷たかったので、イマイチ煮物も印象には残っていませんね。
やはり目玉なのは、イカの刺身なのでしょうね。朝から豪華な感じはしますが…これのみという感じがしないでもないような
鍋はくるみを練り込んだすいとん。小さな帆立やフキ、高野豆腐も入ってました。これはまあまあ。朝食は夕食と比較しても、やっぱりもう一がんばり欲しいなぁという感じです。
宿の送迎バスの出立が8:20(超早~)なので、朝食後は慌ただしく出発準備。でもそんな部屋の窓から、陽光に照り映える北海道の大地をかろうじて目にすることができました。近いなぁホント。そして早々にお宿をあとにし、遠路遙々、新青森駅まで送迎してもらいました。
2011-04-30 15:29
コメント(6)
待ってましたー!ところで、結局ご両親の竜飛へ行った感想はどうでしたか^^?
お料理見ると冬ならでは、タコも竜飛の名物のひとつです。ホテル竜飛としてはかなり頑張ったお料理に見えます。
朝のブリックパックのジュースはどうかな。でも、飲まなかったら持って帰ることも出来ると考えればそれはそれで、アリかもですね。
ここから新青森まで送迎してくれるなんてスゴイ!太っ腹です。
北海道までは20キロですから、泳いでも・・・^^;
by ゆかりん (2011-04-30 16:18)
俺も太い猪首を長く(短く?)しながら続きをお待ちしていました。竜飛の夜景、早朝の風景が美しいですねぇ。狭い平地に寄り添ってるって感じ。
まぁ私は竜飛に行くことはないでしょうけど。
朝めしはもうちょっと頑張って欲しいですね。それと、宿の朝のバスは8時20分ってのは早過ぎないかぁ。
思わず近所の「魚屋に行ってきていいか?」(俺)
「今日は家にあるもので済ますのっ!!」(ジャン妻)
「いやぁ、遠霞旦那の竜飛岬後編見たら刺身が喰いたくなってきたんだよ」(俺)
結局、今夜は肉料理らしく、買出し許可は出なかった。まっ、いいか。
by 船山史家 (2011-04-30 17:48)
ゆかりんさん
こんばんは☆さっそくご覧いただき、ありがとうございます。それにしてもコメントが早いですねぇ~
夕食は、海鮮しゃぶしゃぶなどを中心に、美味しい魚介類が結構ふんだんに出ていたので、それなりにいいんじゃないかと思いました。しゃぶしゃぶは、一番の看板メニューのようですが、やはりそれに対応する良さがあったと思います。希望は、白子を2切れください…ということくらいです。
朝食のジュースは、私は飲まず。妻が私の分は持って帰りました。私はセロリがかなりキライなので、そのかほりがかなりキツイ野菜ジュースは飲めません。このジュースはそういう類のものでした。
帰路の送迎は、かなりの距離でした。その代わり時間もかかりますね。だから送迎の時間がかなり早いのだと思いました。
ちなみに両親は竜飛崎には再訪したいようです。このお宿に泊まるかどうかは不明ですが、やはり階段国道を降りて、竜飛の集落を探索してみたかったようです。冬は寒さでこりごり、でも夏くらいなら行きたい場所、という評価でした。ウチはとにかく遠いので、まあ、今後行くかどうかはわからない(というか、遠すぎ!!!)ですが、季節が冬というのはダメダメなのだと認識できました(^^;
by 遠霞(とおがすみ) (2011-04-30 21:09)
船山史家さん
これまた。こんばんは。竜飛集落の夜景と早朝の姿は、凛とした冬の情景として、非常に印象深いです。半島の突端にへばりつく集落は、斜面を背に狭い平地にはりつくという沿岸沿いの1つの集落形成の典型なのでしょうね。
朝の送迎は、新青森まで行くので、だからこそ出立が早いのだと思います。朝食も早いし、送迎も早い。要するに起きたら、一度もゆったりとしたタイミングは存在しない、ということでしょうか。
朝食の頑張りには期待をしたいと思ってます。
魚料理がダメでも、肉料理がでるのなら、値段的には急上昇なのでしょうか?私は本日は青柳の刺身を食べましたよ。あとは水上温泉界隈で購入したモツ煮込みも。これがうまいのですよ。だから去年に続けて購入してしまいました(^^;
by 遠霞(とおがすみ) (2011-04-30 21:16)
この竜飛という土地は、本当に厳しい立地ですね。山と海にはさまれたほんのわずかの平地にへばりつくように建てられた家々。海からの風がまともに吹き付けられて、遠霞さんが行かれた季節は一番厳しい頃なんでしょうね。たしかに沿岸沿いの集落によく見られるかたちです。そういや、冬の日本海側にもこのような風景がありました。
by ヒロ (2011-04-30 22:15)
ヒロさん
こんにちは。海沿いの狭い範囲に、かたまるように集落が形成されている、そんな場所でした。どうしても海沿いには平地が少ないですから、あとは地形的に港が造れそうな場所ということで、集落ができる場所が限定されるのだと思います。竜飛の港も、よくみると、自然の岩を利用して港の防波堤が造られたのだということがよくわかります。
それにしても冬の竜飛での生活は、非常に大変だと思われました。でも意外と路線バスは走っていて、生活の足は確保されているのだなぁと。
by 遠霞(とおがすみ) (2011-05-01 16:12)