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手白澤温泉ヒュッテに再訪(1) [手白澤温泉]

10年11月、芽瑠鼓に泊まった翌日は、奥鬼怒にある手白澤温泉ヒュッテに再訪しました。とにかく歩かないと行けないお宿。途中日塩もみじラインなんぞをじっくり見学していたので、女夫淵温泉の駐車場に到着するのが遅くなり、出立は14:00ちょうど。まずは一番厄介な最初の難関を越えるべく、階段をひたすら無心に上がります[たらーっ(汗)]
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猛暑の影響か、紅葉がちょっと遅めだったので、道中でも紅葉狩りが楽しめました[かわいい]
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そしてなだらかなフリをしたダラダラ続く上り坂を一定のペースで歩き続けると、途中ではお猿の集団に遭遇。帰りはちょっと怖かった[たらーっ(汗)]まぁそれはともかく…やがて八丁の湯に到着。宿の前には下の写真のような見頃の紅葉[グッド(上向き矢印)]ちなみに、写真は帰路のものです。
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ここの紅葉はなぜかまわりより遅め。二年前もそうだったなぁ~などと思いながら、休まずに通過。そのあと10分くらいで到着した加仁湯の前で小休憩。さて…ここからがまたツラいルート。とくに最後の難関が、ブナ平への急階段
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思わず見上げて、ひえぇ~[あせあせ(飛び散る汗)]と思うのですが、ここさえクリアすれば、あとはダラダラした上りが続くのでまだマシ。そしてブナ平では、直前に降った雪がまだ残っていた[たらーっ(汗)]11月の初旬なのに手白澤はもう冬支度ですねぇ~
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車道に合流してもまだまだ気が抜けず。あと少しと思うからこそ、最後まで続く上りがツラい…そんな苦悩を乗り越えて、足許に注意してすすむと、やっと目的の場所に到着[グッド(上向き矢印)]
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16:05に着きました~[かわいい]思った以上に早かった[ひらめき]
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何ら変わることのない快適な空間。山の宿とは思えない[ぴかぴか(新しい)]
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テレビはなくとも、部屋は広々。読書しようと薄くて軽めの本を持ち込んだのですが、「くう・ねる・つかる」に勤しんで、まったく読書せず[眠い(睡眠)]
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タオルもバスタオルも干せて快適。床暖房でぽかぽか。洗面所・トイレも部屋に完備。洗面所のお湯も温泉のようで、ここのお水は飲めませぬ…。水は玄関外の湧き水を汲んできて飲みます。
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左上は朝、フロントからお風呂方向の廊下。右上は夜、お風呂からフロント方向。
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ビールとノンアルコール飲料との位置が逆になっていた…
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上は脱衣所、下は内湯。改めていうまでもないか…
朝内湯.jpg
早朝だとまだ灯りがついていたので、そんな様子も。ちなみにすでに内湯の窓は閉じられていました。2年前の同時期には、窓が開放されていたのですが…
内湯電灯1.jpg
こんこんと流れ続ける豊かなお湯に、感謝です[かわいい]
内湯電灯2.jpg
内湯は相変わらず熱め。そんなに長湯はできません。
カラン電灯.jpg
カラン2.jpg
ずっと溢れ続ける新鮮なお湯で体を洗います。シャワーなんて必要ありませぬ。
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そして男湯の露天風呂。広くて快適[ぴかぴか(新しい)]
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この日は満室ながら、女性13人と男性3人という不均等な男女構成でした。なので男湯はほとんどいつも独り占め[揺れるハート]妻は到着後の最初の入浴時に、10人以上のスリッパが散乱していたのを見て唖然としたようです。
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源泉は2箇所から注ぎ込まれていました。露天の湯温はぬるめでまったりできます。いっつも1人。
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夜は満天の☆を眺めながら、お湯に揺蕩う至福の時間を堪能しました
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早朝の露天には、一時的に雪が舞いました[雪]雲の動きが速い…
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湯の花が大量に舞うお風呂です。イオウ臭もた~っぷり。
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出立時、玄関でクロが見送りしてくれました[るんるん]
コメント(20) 

コメント 20

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ろと

新年早々一番乗り♪いいことありそう。
と、ほんとは出かけなくてはならず、、こちらを見て書き込みしてこーっと。
あけましておめでとうございます。関東は晴れですね~。
昨日、福島&日立のあんこう鍋プチ忘年会から帰宅しました。
まあ、それはおいといて。

手白澤、こちらは新年らしいアップですね。
遠霞さん的には、どういった感じにうつるのかも楽しみです。
それにしても、男性3人とはうらやましい。
女性グループが多かったんですかね。
by ろと (2011-01-02 08:58) 

船山史家

新年おめでとー。
蒼白い湯から強烈な硫黄臭が漂ってきそうです。鼻がヒン曲がるぅ~。
だがこれが本当の温泉なんだろーなぁ。
加仁湯から最後の難関、ブナ平への斜面が城塞跡に見えるのは何故だろーか。正月早々びょーきかな私。
元旦深夜のUp、これは遠霞さんの今年の気合でしょうか。続いてのUp頑張れ~。
by 船山史家 (2011-01-02 10:20) 

のん

まずは、ネットお休みは、ちょこっとだったのですね^^;
安心しました~(~o~)
のんなんて、予告もせず、もっとお休みしちゃったりするので…(^o^)丿

そして、お正月早々、憧れの手白澤のご紹介、うれしかったです~m(__)m
途中の道のりを心配していますが、その様子も見られてありがたかったです。

手白澤は、もちろん温泉浴槽もすばらしいのですが、
あの、カランなしで絶え間無く流れ出る、洗い場の温泉の様子がそそられます♥
もったいない気もしますが、また、自然に帰っていくのですものね!

今年は、行くぞ~~~(*^^)v

史家さん、のんも城塞跡に見えますから、病気じゃないですよ~!
それとも、のんもびょーき??^m^
by のん (2011-01-02 11:20) 

りんく

新年明けましておめでとうございます★
手白澤温泉の記事から新年のスタートですね♪
途中途中の鮮やかな紅葉も、やはり宿に着くとすっかり初冬の光景に様変わりしているんですね~(~o~)
13対3という男女構成はいかにも不平等でしたが(^^;)、奥様はそれでも十分に満喫されたと伺ったので、やはりこの宿の潜在的な魅力は揺るぎない感じがします(^-^)
去年は足を運べなかったので、今年は絶対に再訪しなくては♪
クロ、ちょっと細っそりしましたか?
というわけで、今年もどうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~
by りんく (2011-01-02 15:29) 

ふくらすずめ

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

手白澤温泉の浴室洗い場。蛇口替わりの湯樋から放たれるお湯の画像に、いつも口を開けて見入ってしまうのですよ。

りんくさんがおっしゃるように、今回、女夫淵から宿までのアプローチをわかりやすく案内していただいて、心構えができました。ありがとうございましたっm(__)m
by ふくらすずめ (2011-01-03 23:08) 

ふくらすずめ

↑ の「道のり」の件は、「りんくさん」ではなくて「のんさん」でした(大汗)。新年早々、大変失礼いたしましたっm(__)m
by ふくらすずめ (2011-01-03 23:12) 

横G

明けましておめでとうございます(^-^)
今年もよろしくお願いしますm(__)m

自分の中学では自分が中1まで毎年希望者対象の林間学校が加仁湯で行われてました(^^)v
当時の加仁湯は今の様な立派な建物では無く山小屋の様で雑魚寝でした(^o^;
道も女夫渕からは勿論一般車通行禁止でしたが、禁止と言うよりジープしか通れない様な道でした^ロ^;

前より道は良くなってるんでしょうけど長さは違わないからきついですよね(;^_^A
by 横G (2011-01-04 09:11) 

蕨屋美和

遠霞さん、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年そうそう、ブログがアップされてて、気合を感じました。
遠霞さんの行かれる宿は追っかけしたいとこばかりです。
今年も参考にさせていただきます。
家が行けるような、関東甲信越の宿、あるかな~♪
楽しみっ!
by 蕨屋美和 (2011-01-04 09:46) 

ヒロ

遠霞さん、あけましておめでとうございます。

歩いて2時間ですか・・・・。言われなければそれとはわからないくらい、きれいな宿ですね。かつての山男のボクとしては、ちょっと信じられないくらい(笑)

それにしても元旦の夜にアップとは・・・・気合が入ってますね。おっと、史家さんと同じ感想だ(^^:
by ヒロ (2011-01-04 10:42) 

めりな

手白澤~♪
行きが2時間とは、健脚のご夫婦なのですね~(^^)
加仁湯の先のブナ平って、林道と比べて格段に素敵なんですか?
林道がラクだったので、次回も林道で行くぞと思ってるのですが・・・
あ、次回の予定は全く無いですけど(笑)
手白澤にはオンシーズンの3連休でしか挑まないと思うので、やっぱりお高くなっちゃって(^^;;
でもいつか絶対再訪したい宿です。

by めりな (2011-01-05 20:55) 

めりな

あーーーもーーーっ!!(自分に向かって舌打ち)
今回こそは忘れまいと思っていたんですよ、ほんとにほんとに。
また、つけ足しますけど(←開き直り)今年もどうぞよろしくお願いします(笑)
by めりな (2011-01-05 21:02) 

遠霞(とおがすみ)

まずは、みなさまに。
ホント遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。今更ですけど(^^;

ろとさん
手白澤の一番乗り!ありがとうございます。
今夜は、ようやくネット世界に復帰して、いろんなトコに探りを入れてきましたが、なんというかあまりに情報量が多くて、斜め読みしかしてませんが…
でもあんこう鍋とモトヤを堪能されたご様子は拝見しましたよ。雪の影響が少なくて何よりでした。中華街も比較的よく行くのですが、昼食利用が多くて、夜のコースとかスイーツとかは、検討する機会がないです。スイーツ自体検討しないし…(^^;

手白澤では、男女2人組が3組、あとは女性2人と女性8人のグループ。そうなると男3に対して女13という不均等な構成が完成するのです。女性8人のグループも、騒がしさはそれなりって感じで、特別五月蠅く感じたわけではないので、満足な滞在でした。手白澤はしょっちゅうは行けない(徒歩で2時間以上という苦行が伴うから)けど、行きたくなるお気に入りのあこがれ宿という位置づけですね、ウチでは。

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:12) 

遠霞(とおがすみ)

船山史家さん
新年おめでとうございます。
もちろん強烈な硫黄臭ですからね~、でも私は鼻、ヒン曲がりませんよぉ?!妻は大好きなかほりのようですし^^

最後の難関の写真が城郭の土塁の類に見えるのは、やっぱりビョーキだと私は考えますが…だいたい土塁に階段設けるような古城跡の整備は、絶対に許されない遺跡破壊ですから、こんな光景にはならないはずかと…?そういう考察をする私もビョーキか…

それと元旦からのアップは、逆に元旦は比較的暇だったという証拠でしかありません。決して今年は気合いを入れて…なんぞというような決意表明ではありませぬ。

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:13) 

遠霞(とおがすみ)

のんさん
2日以降、プチ帰省とか大阪出張とか、雪見温泉宿とか、いろいろの予定がびっちりで、さすがに今日まで出てこられませんでした。連日新幹線に乗る自分の行動が、24時間働けますかのビジネスマンみたいで、あれっ?そんなに忙しかったっけ?と自問自答ばかりでした。でも遊びも入っているから24時間は絶対に働けない時分を自覚しましたけど(^^;

お正月早々の手白澤アップ…といっても、去年の11月のネタですから…。のんさんのように行ったお宿をすぐにアップするということが、どんどんできなくなっているだけです。

手白澤ではたしかにカランから流れ続けるあの源泉が魅力的ですよね。部屋数も少なく、日帰り入浴も受け付けていないので、お風呂はホントゆっくりできてイイお宿です。のんさんも今年はぜひぜひ!!

それとあの写真が城跡に見えるのは、やっぱりビョーキかと…(^^;

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:14) 

遠霞(とおがすみ)

りんくさん
おけましておめでとうございます☆遅すぎましたが…
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
そうそう、まさにおっしゃる通りなのです。秋の気配が感じられたのは加仁湯くらいまでで、そのあとの道のりは、完全に冬のきびしさでした。手袋も持たずに手白澤にチャレンジしたので、手先は冷え冷え…さすがにちょっと辛かったです。でも背中は汗だくになるし…(~o~)
お風呂はやはり圧倒される良さですね。妻もその後はゆったりと入れたようで、昨年のベストワンに君臨したようです。筋肉痛や山歩きの辛さが思い出せないほど記憶の彼方へと去った頃、ウチはまた再訪だと思います^^

クロ。だいぶ弱っているのか、ほとんど動かずじまいでした。出立の朝は、ホント珍しく奥から手前に出てきて、写真の位置にちょこんと座ってくれました。もう八丁の湯あたりまでのお供はしてくれないのでしょうかね…

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:15) 

遠霞(とおがすみ)

ふくらすずめさん
新年おめでとうございます。遅くなり、すいません。今年もこれに懲りずよろしくお願いします。

手白澤のカランやシャワー代わりのお湯。あのお湯はホント素晴らしいと思います。そしてその掛け流しゆえにできた、お湯を受ける木桶の縁にこびりついた青白くて濃厚な温泉成分の結晶物。あれこそが、連綿と流れ続ける豊かなお湯の効力をもっともよく示す手白澤ならではの情景だという気がするのです。

女夫淵からは、とにかく最初の階段とそのあと続く登りが一番過酷かと思います。そして一旦川に降りて…その後は、たしかに登りではありますが、それほどきつくはないので加仁湯まではなんとかそのまま行けるかと。加仁湯からあとしばらくは、これまたかなり過酷。その最後の難敵が写真のブナ平への階段なのです。加仁湯までとは異なる手白澤への道のりは、やはりそれなりにきついなぁと今回思いました。でも今回はかなり急ぎましたから、それでより一層そう感じたのかも知れません。

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:17) 

遠霞(とおがすみ)

横Gさん
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

加仁湯で林間学校ですか!それは極上湯ですねぇ~
とはいえ、やはり雑魚寝ですね(^^;
それは今は耐えられませんが…

女夫淵からはいまでも一般車両は通行禁止ですが、もちろん手白澤までも、十分な車道が整備されています。加仁湯や八丁の湯はバスで送迎してくれますから。手白澤の帰りは、八丁の湯付近で、八丁の湯の送迎バスと遭遇しました。内心は…乗せて!って思いましたが、帰路なので、まぁいいかっ、とも思いました。行きだったら絶対乗せてください!!って騒ぎたくなったかも知れません(苦笑)。

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:18) 

遠霞(とおがすみ)

蕨屋美和さん
こちらこそホント遅くなってすいません。新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。元旦のアップにも関わらず、コメ返しのこの遅さ、その体たらくですから…決して新年の気合いではありません、念のため。

ウチはじつはあんまり北関東のお宿を発掘していないので、どれだけ蕨屋さんのご参考になるかは不安です(^^;
今年もいまのところ、東北方面の予約が決まっているばかりです。関東甲信越は、むしろ私が蕨屋さんに学んでいる感じでしょうか。清盛は、この方面では次の狙い目ですから。水上方面も次に行くなら、某L先生の昨年の温泉宿大賞に輝いたお宿だと思いますし…。
…なので、今年も、まったく参考にならないかもしれませんが、よろしくお願いします。

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:19) 

遠霞(とおがすみ)

ヒロさん
新年おめでとうございます。こちらは歩いて2時間以上のお宿ですが、とっても快適なので、山登りをしないし、体力・根性ともにないウチでも行きたくなるお宿なのです。「かつての山男」さんでしたら、この宿へのアプローチくらいは容易いモンだと思います。そして2時間以上歩く価値があるお宿だと思います。いつか候補にいかがでしょうか?

元旦のアップは…船山史家さんへのコメで書いたとおりで、決して気合いではないのです。だからコメ返しはこんなに遅くて…すいません。

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:20) 

遠霞(とおがすみ)

めりなさん
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。「つけ足し」にもすぐに反応できず、すいません。「ほんとにほんとに」は信じることにしましたので(笑)それにしても、こちらこそ新年のご挨拶が遅れましたね…

う~ん、健脚というほどのことはないような…?へなちょこだと思いますよ、ウチは。途中休憩をほとんど取らず、とにかく早く宿に着きたいから、淡々と歩き続けた結果でしょうか。帰りなんてだらけきっているから、行きとほぼ同じ時間がかかったし。なにゆえ上り下りでほとんど時間がかわらないのか?疑問でした。それに初めて行ったときは、2時間半くらいはかかったような気がしますし。

手白澤はオンシーズンの休前日は高いですよね。まぁあの条件でお宿を維持するには仕方ないとしても…。ウチはまたいつか平日泊で狙います。再訪する気満々のお宿ですから。でも宿までの辛さの記憶が薄れてからにします(笑)そのへんがへなちょこなんです。

林道を歩いていないので、ブナ平のほうが素敵かどうかはわかりません。でも宿の方は「ぜひブナ平のほうを通ってきてください」と初訪問のときに説明されました。だから林道は利用せずなのですが。ちなみにブナ平は、2回とも冬枯れの景色(^^;
ただただ落ち葉を踏みしめる行程でしたから、美しいブナ平を歩いたことはないような…?

by 遠霞(とおがすみ) (2011-01-11 23:23) 

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