川渡温泉山ふところの宿みやま(1) [川渡温泉山ふところの宿みやま]
前から一度泊まってみたかったお宿。温泉ブログの大先達(大明神?)さまであられる某L(りんく)さんの、どうやらかなりのお気に入り。その記事を拝見してから、ずっといつかは…と心に秘めていたお宿です。その予約ができたので、はっきりいってこのお宿に合わせて夏の温泉旅の日程と他のお宿を設定した次第です。そのお宿は、川渡温泉山ふところの宿みやま。
旧館らしき建物の玄関を入ると、そこが新館も含めての玄関。1日に3組しかとらないようで、しかもこの日は子供2人連れの4人家族と、その両親のどちらかの両親夫婦(つまり3世代が揃う)が2部屋を押さえたようなので、そちらは2部屋なのに実質的には1組と換算できて、この日はウチと合わせて2組といった感じ。さすがに子供はちょっと五月蠅かったのですが(2部屋の間を騒ぎながら移動するので、廊下では甲高い声が鳴り響く)、いまでは喉元過ぎればなんとやら…といった感じです。こちらのご家族が2Fを使ったので、ウチは1F一番奥の部屋でした。なんと12畳の部屋。
角部屋だし広いし、天井は高いし…きわめて贅沢な話ですが、もてあますくらい広かった
なので、私にしては珍しくかなりの頻度でパブリックスペースに出て読書に勤しみましたそんなパブリックスペースを2Fからみると
ちなみに右上の写真はウチが泊まった部屋の入り口です。パブリックスペースはここのみですが、3組限定なら混雑などとは無縁です。お宿の様子の詳細は某Lさんトコをご覧ください。
ここのソファに腰掛けてみると下のような感じ。2枚の写真を合成する力量は私にはないので…
白い布の裏側にウチの泊まった部屋の入り口があるわけです。そしてお風呂は玄関とこのパブリックスペースとを結ぶ廊下の途中にあります。某Lさんトコに詳しくのっているので、簡潔に写真だけ。
脱衣所はカギ付。たしか部屋に金庫がなかったので、それへの対応なのでしょうか?
結構黒っぽい温泉です。無臭です。あんまりたくさんの人数は入れませんが、独り占めできると非常に快適なお風呂です。もちろん源泉掛け流しちょいと温めで、ウチでは夏の温泉にピッタリではないかとの結論になりました。
お風呂を堪能しまくったあとは、楽しみな夕食。もう1組が18:00だったようで、ウチは18:30~と、18:00直前に電話で伝えられました。本当にチェックイン時には夕食の時間とか聞かないお宿なのですねそして18:30に電話で連絡があって、1Fの別の部屋へ。そこにはすでに準備が整っていました
赤いお膳の上にある煮物は安心のお味。ちゃんと素材に味が染みています。お膳の脇にはお品書きと鮎の塩焼き。
鮎は小国川で釣れたものを知り合いから分けてもらったものとのこと。これを最初にいただきました。頭からパクつくととっても美味思わずビールがすすんじゃいますねお酒は瓶ビールとお銚子(冷や)。
しばらくすると空也蒸と鶏まんじゅうとが運ばれます。そうするとお膳の上は俄然ギュウギュウ詰めに
この鶏まんじゅうはあんかけもので、味付けも抜群でした。こういうの大好きです素朴そうだけど、一手間かかっているなっという感じ。そして空也蒸も、これまた上品なもの
てっきり茶碗蒸しか…などと思っていたのですが(茶碗蒸しは3日連続だし…)、これはまったくの別物。下には豆腐かな?そのバランスがいいし、非常にさっぱり。美味しいなぁ~こうして山のお宿らしいアテに舌鼓。そんなところに、これまたお宿の名物、自家製の飛龍頭。ふわふわで揚げ具合も抜群。なんで素朴なのに、こんなにアテにいいお料理なのだろう…
さらにそのあとには、米茄子の甘味噌かけ。甘味噌のかほりがますます食欲をそそりますこういうお料理は夫婦ともども大好き
お品書きもあるので安心。これでアテの全貌は明らかになりました。こうしてようやくごはんに。といっても、それはおむすびです。これもそれぞれ個性的で、片方は味噌が白米の味わいを引き立てていて、どっちも〆にいいごはんものだと思いました
それにしても汁ものの麩の大きさに仰天でも箸でつまむと萎みますよ…麩ですから…
グレープフルーツのゼリーでホントの〆。お酒をかなり飲んでも、それでも十分完食できる適量だと思います。豪勢な旅館料理やら会席料理やらではないのですが、野菜とか素材がそもそも美味しいし、適量だったので、非常に満足。これが有名なみやまの夕食というものだったのか…と。夏の温泉旅、最後の晩餐を堪能し終えたのでした。
部屋に戻ると布団がセット済み。そのまま倒れ込みました
旧館らしき建物の玄関を入ると、そこが新館も含めての玄関。1日に3組しかとらないようで、しかもこの日は子供2人連れの4人家族と、その両親のどちらかの両親夫婦(つまり3世代が揃う)が2部屋を押さえたようなので、そちらは2部屋なのに実質的には1組と換算できて、この日はウチと合わせて2組といった感じ。さすがに子供はちょっと五月蠅かったのですが(2部屋の間を騒ぎながら移動するので、廊下では甲高い声が鳴り響く)、いまでは喉元過ぎればなんとやら…といった感じです。こちらのご家族が2Fを使ったので、ウチは1F一番奥の部屋でした。なんと12畳の部屋。
角部屋だし広いし、天井は高いし…きわめて贅沢な話ですが、もてあますくらい広かった
なので、私にしては珍しくかなりの頻度でパブリックスペースに出て読書に勤しみましたそんなパブリックスペースを2Fからみると
ちなみに右上の写真はウチが泊まった部屋の入り口です。パブリックスペースはここのみですが、3組限定なら混雑などとは無縁です。お宿の様子の詳細は某Lさんトコをご覧ください。
ここのソファに腰掛けてみると下のような感じ。2枚の写真を合成する力量は私にはないので…
白い布の裏側にウチの泊まった部屋の入り口があるわけです。そしてお風呂は玄関とこのパブリックスペースとを結ぶ廊下の途中にあります。某Lさんトコに詳しくのっているので、簡潔に写真だけ。
脱衣所はカギ付。たしか部屋に金庫がなかったので、それへの対応なのでしょうか?
結構黒っぽい温泉です。無臭です。あんまりたくさんの人数は入れませんが、独り占めできると非常に快適なお風呂です。もちろん源泉掛け流しちょいと温めで、ウチでは夏の温泉にピッタリではないかとの結論になりました。
お風呂を堪能しまくったあとは、楽しみな夕食。もう1組が18:00だったようで、ウチは18:30~と、18:00直前に電話で伝えられました。本当にチェックイン時には夕食の時間とか聞かないお宿なのですねそして18:30に電話で連絡があって、1Fの別の部屋へ。そこにはすでに準備が整っていました
赤いお膳の上にある煮物は安心のお味。ちゃんと素材に味が染みています。お膳の脇にはお品書きと鮎の塩焼き。
鮎は小国川で釣れたものを知り合いから分けてもらったものとのこと。これを最初にいただきました。頭からパクつくととっても美味思わずビールがすすんじゃいますねお酒は瓶ビールとお銚子(冷や)。
しばらくすると空也蒸と鶏まんじゅうとが運ばれます。そうするとお膳の上は俄然ギュウギュウ詰めに
この鶏まんじゅうはあんかけもので、味付けも抜群でした。こういうの大好きです素朴そうだけど、一手間かかっているなっという感じ。そして空也蒸も、これまた上品なもの
てっきり茶碗蒸しか…などと思っていたのですが(茶碗蒸しは3日連続だし…)、これはまったくの別物。下には豆腐かな?そのバランスがいいし、非常にさっぱり。美味しいなぁ~こうして山のお宿らしいアテに舌鼓。そんなところに、これまたお宿の名物、自家製の飛龍頭。ふわふわで揚げ具合も抜群。なんで素朴なのに、こんなにアテにいいお料理なのだろう…
さらにそのあとには、米茄子の甘味噌かけ。甘味噌のかほりがますます食欲をそそりますこういうお料理は夫婦ともども大好き
お品書きもあるので安心。これでアテの全貌は明らかになりました。こうしてようやくごはんに。といっても、それはおむすびです。これもそれぞれ個性的で、片方は味噌が白米の味わいを引き立てていて、どっちも〆にいいごはんものだと思いました
それにしても汁ものの麩の大きさに仰天でも箸でつまむと萎みますよ…麩ですから…
グレープフルーツのゼリーでホントの〆。お酒をかなり飲んでも、それでも十分完食できる適量だと思います。豪勢な旅館料理やら会席料理やらではないのですが、野菜とか素材がそもそも美味しいし、適量だったので、非常に満足。これが有名なみやまの夕食というものだったのか…と。夏の温泉旅、最後の晩餐を堪能し終えたのでした。
部屋に戻ると布団がセット済み。そのまま倒れ込みました
2010-10-23 11:57
コメント(13)
またまた一番のり~。ってか、こんなに天気のいい日に行くとこがないあたしは、、(涙)まっ、これからジム&サウナには行きますけどね~。
サクサクっと行きましたね~、みやま。
私も今回の青森ラストをみやまにするか悩んでましたが、玉林房にしちゃいました。なので、ずっと行きたい宿のままです。部屋数が少ないから、平日じゃないとチャンスがないかな~と先送り状態です。
夕食ですが、これなら私も食べられそう。遠霞さんと同じく温泉旅、最後の晩餐にはいいですよね、このような構成。
来週、天気が良かったら盛岡方面に行きたいな~と画策中。
1泊2日だからきついけどね。天気予報見てから決めます。
by ろと (2010-10-23 12:46)
こんばんは~(^_^)/~
前回の記事、稲住温泉も、鳴子の方から行けると教えていただき、鳴子大好きなのんは身近に感じ、行きたい宿に入れましたが、川渡温泉は、ずっと、行きたい温泉地なんです。
「かっけ、川渡」
かっけは、膝痛というわけではないのかも???ですが^^;
温泉公方が、のんが知らない頃、初スキーで膝の靭帯切ってしまっているので、なんか、膝つながりで行きたいらしいです。
藤島旅館の、温泉付にしようかと思っていましたが、こんなお宿があったんですね。
川渡温泉は、激熱のイメージですが、温めなんですね。
たくさん、入れますね(~o~)
ごはんも良さそう(*^^)v
温泉ブログの大先達(大明神?)さまであられる某L(りんく)さんと、遠霞さんのお薦めなら間違いないので、ここは、行く事になりそうです。
1日3組じゃ、予約とりにくいのでしょうかね?
教えてもらえて感謝ですm(__)m
by のん (2010-10-23 23:31)
続けてすみませんm(__)m
今、川渡温泉の1日3組でいい宿あるみたいと、温泉公方に話し出したら、「みやま?」って知ってました。
行けるかも(*^^)v
by のん (2010-10-23 23:34)
おっ、「みやま」だ。
レパートリーの極少な私の中では大好きな宿です。湯は温いですよね。夏に最適です。
いつかUpしようかどうしようか。というのは、「みやま」で私は半ば強引に肉料理やお造りを追加注文したんですよね。
館主板垣さんと遠霞旦那は何となく気があいそうな気がします。
by 船山史家 (2010-10-24 07:35)
ろとさん
早速にありがとうございます。玉林房とみやまで悩まれたのですか?!なるほど。みやまは部屋数が少ないので、たしかになかなか予約が困難ですね。ウチもここだけは早めに押さえました。
夕食は、きっと食べきれる量だと思いますよ。それに当然のことながら、美味しいし^^
盛岡、やはり行かれるようですね。ZUNさまや某Lさんも行かれた美食のお宿のようで…ご感想が楽しみです。
by 遠霞(とおがすみ) (2010-10-24 16:41)
のんさん
川渡温泉は膝に良いのですか?まったく知りませんでした。
ただみやまは川渡温泉街からはちょっと離れていて、泉質も異なるようです。ここはホント温いお湯です。露天風呂もないので、ウチでは夏にゆっくりするには、アブなどの影響も受けないから、最適なお宿かな?って結論づけました。じつは…またすぐにでも行きたいです。
ここのお宿はHPからも予約が可能です。その埋まり方からすると…たしかに予約がしにくいようですね。でも温泉公方さまもご存じのご様子。ならば、近いうちにご訪問が実現なさるのではないでしょうか?ぜひぜひ早めにどうぞ、とオススメしておきますね。
by 遠霞(とおがすみ) (2010-10-24 16:46)
船山史家さんことジャンキーさん
どうも、どうも。そういえばジャンキーさんが複数回行かれたお宿でしたね、みやま。あの温いお湯は、ゆっくり浸かれて良かったです。硫黄泉じゃないから、ジャンキーさん向きですしね。
そうそう。ジャンキーさんが力業で追加したというお料理、ぜひとも近いうちにアップしてください。みやまのイレギュラーお料理も見てみたいです。それと、ここの館主さんの雰囲気は、人見知りな私でもとっても気軽に応対できる感じでした。宿全体がそんな雰囲気に包まれているというか、そういうテイストでお宿ができあがっているような…そんなことを感じました。お気に入りのお宿になりましたよ。
by 遠霞(とおがすみ) (2010-10-24 16:52)
遠霞大先生、こんばんは☆
ご紹介に預かりました某L氏です。
すでに宿みやまの記事に取りかかっておられたんですね、早いっ☆
宿みやまは旅館とも民宿ともつかぬ独特のスローな空気が流れている宿ですよね!
決して至れり尽くせりの宿ではないですが、旅慣れた大人のためのとっておきの隠れ宿だと思っているので、遠霞先生クラスの旅名人であればきっとお気に召すハズと思っていました(~o~)
食事の量も控えめで健康的な感じなので、遠霞さんにはピッタリだったのではないかと☆
夏はヌル湯で最高に気持ちいいですが、冬もちょっぴり加温して長湯には最高の湯温を作り出しています♪
是非冬の雪景色もどうぞ(~o~)
遠霞さんは今回はあんまり湯の香りの方は感じませんでしたか?
まるでアロマのような香しいほのかなモール臭が漂っていることが多いんですが、次回訪問時はその辺りも是非チェックしてみてくださいね(^_^)/~
あと大根餅も食べてもらいたかったなぁ~。
甘辛でとにかく素朴な味で何とも郷愁を誘う一品なんですよ♪
もし再訪されることがあれば、ボクに聞いたと言ってリクエストしてもらうのもアリだと思います。
鶏饅頭に飛竜頭、写真見ているだけでお腹が減って来ました。。。
のんさんも旅慣れた方ですから、きっと気に入ると思いますよ☆
Jさんは確か冷しゃぶと夕食時にも紫蘇巻きを食べたんですよね、ここで。
何というリクエストだ!(笑)
by 某L氏 (2010-10-24 19:29)
あははは…某Lさん、こんばんは☆
ちなみに私は大先生でもなんでもないですけど…何か?(Pさん調?)
さすがりんくさんのみやまの表現は、的を射ていますね!そうそう。旅館と言うより民宿?でも施設はかなり立派な旅館?とか…いろいろと考えてしまいました。ああいうお宿は好みが別れるところですが、私はかなりハマってしまったかも知れません。いいお宿です、絶対に。
食事の量も、ウチにはほんと適量。しかも美味しい。そしてお湯は温めでいつまでも入っていられる。そうそう。ちょっとしたお湯のかほりはあったのですが、まだまだそれをじっくり堪能するほど感じたわけではないので、次回はその修行も兼ねて伺うことにします。
大根餅ですか~(^^)美味そう!!!
りんくさんのご紹介ということで、次回はお願いしてみましょうかね…
Jさんはそんなものを頼んだのですか。それは是非ともアップしてもらいたいですね、今後のために…?
by 遠霞(とおがすみ) (2010-10-25 20:52)
遠霞さん、こんばんは~♪
みやま、うらやましいなぁ~、実は私も4年前に宿泊しているんです^^
とっても気に入って、再訪したいと常日頃思っているのですが、なかなか土曜の予約が取れず・・・そんな訳で遠霞さんの記事を拝見して、懐かしい気持ちでいっぱいです^^
と、同時にものすごーく行きたくなっちゃって宿のHPで空室状況を確認しちゃいましたよ(笑)行けそうな日はやっぱり満室でしたが(T_T)
予約が取りづらいのは難点ですが、その分部屋数も少ないし宿泊するとホントのんびりできますよね~
お料理も派手さはないけど、どれもホっとするような温かみのあるメニューですよね。おコメもとっても美味しいし^^そうそう、「お米が美味しいですね!」って奥様?に話したら嬉しそうにウチは機械での乾燥はせず、自然乾燥してるんですよーって仰ってたのが印象的でした。
個人的には飛龍頭がヒットでした、また食べたいな(*^¬^*)
by ポルポ (2010-10-26 21:53)
みやまはUpする予定です。私は「みやま」で常連でもないのにイロイロ追加オーダーしましたゼ。お勘定の時、アタマ書きながら「気持ち、追加しました」って斜め下向いてた板垣氏のカワイイこと。
ただ、船山温泉99の謎シリーズにハマっていて、某Y宿が未だ一つもUpされてないので、Upはちょっと後になるかなぁ。
by 船山史家 (2010-10-26 23:32)
ポルポさん
こんばんは☆なんだか、体調は大丈夫ですか?
ポルポさんはみやまをすでにご体験済みでしたか!。ポルポさんの温泉体験には、ホント足許にも及びませぬ。
みやまには、なんというか、泊まってみないとわからない独特の雰囲気がありますね。あれがいいなあと思うと、すぐにでも次の宿泊を考えたくなるお宿だと思います。私はもちろんその1人です^^
みやまのごはんは、ホント匂い立つ…という感じで美味しかったです^^
そうなんですか、自然乾燥でしたか。やはり労力に報いた評価になりますね、実際に美味しいごはんの評価は。
みやまがもうちょっと予約しやすければいいですね。ウチも夏の予約は、かなり早めにしたので(そうしないと近接する日時が埋まりつつあったので)、なんとか泊まれましたが、かなり難易度の高いお宿だと思いました。でも泊まりさえすれば、くつろげる、非常に快適なお宿であることがわかりますね…。ポルポさんが再訪できることを祈りつつ…
by 遠霞(とおがすみ) (2010-10-27 21:46)
ジャンキーさん
そうでしたか、アップ予定ですか。
でも…
某Y宿は、また、それはそれでアップすればいいじゃないですか。
だから、早めにみやまの特注夕食の全貌をご開陳くださいませ。
どうぞよろしゅう♪
by 遠霞(とおがすみ) (2010-10-27 21:48)