山里のいおり草円(4) [福地温泉山里のいおり草円]
初日の夕食編です^^18:30~にしました。まずは入り口からみた食事処。
じつは朝の様子なので、右下はしっこに臼がかろうじて見えます。毎朝8:00~ここで餅つきがあるのです。2日目の朝はじっくり観察できました。参加は…体力に自信がないのでパス個室風の部屋と掘り炬燵の広間とがあります。どちらも囲炉裏付。今回は一番手前の個室風のトコでした。
囲炉裏では芋五平餅と岩魚が焼かれています。これらはすぐにでも食べられるとのこと。とりあえず食前酒の梅酒で乾杯です
お品書きがあるので、それに従って。座付:ワカサギの南蛮漬け、紅芯大根、蛇腹胡瓜。左上のお皿に入っているものです。これが…絶妙の酢加減で絶品。最初からここのお料理にやられたその他は、旬彩:ほうれん草白和え、梅長芋、くわい煎餅、鴨オレンジ煮、恵方寿し。ほうれん草なんてたった一口。でも印象深い。右下の四角い器のなかです^^;鴨にはかんずりが載っていて、一緒に頬張るとうまうまなんです。くわいの煎餅もアテにはとっても^^
囲炉裏脇はさすがに暑い…なので、まずは生ビールを注文。特製のジョッキでなみなみ。
このタイミングで岩魚の塩焼きも頬張っちゃいます。頭から食べられる!でもパサパサしていない。じっくり火が通った絶妙の塩焼きでした。美味しいですお皿には柚子の砂糖漬けが添えられていました。
写真は暗めですが^^;芋五平餅。芋だけじゃなくてごはんも入っているような?もちっとした食感がしっかり残り味も絶品。普通じゃないなぁ~ここのお料理。
ここからは1品ずつ運ばれます。まずは吸物:梅真丈。ワラビが上に載ってます。たしかタラの真丈だったと思いますが、これが大きい!お椀の中に浮いているのではなく、立っているといった感じ。梅は色づけ程度で、出汁の味わいが利いたほんわりフワフワの優しいお味でした隣の個室のお客さんの会話が聞こえてきて…やっぱり真丈に感嘆の声。その方達は、従業員さんに4回目の宿泊であると告げた上で、いままでで一番美味しい真丈だったと絶賛なさっていました。
ここは地酒も種類は少ないながらも、適切な価格。しっかり飲めました。囲炉裏があってお酌するのは厄介なので、ウチはそれぞれがコップ酒をもらいました。丸に草のマークが焼き付けられた枡もおしゃれです。続いて、造り:鮭重ね造りくみ湯葉。
サーモン好きの妻は大喜び。専用のお醤油をかけて、全体を混ぜてからいただきます。これも美味しい。ちなみに水仙も食べられます。花の味でした^^;するとここから怒濤の囲炉裏料理が。まずは鍋物:飛騨地鳥雪鍋。
鍋にはプリプリの地鳥とともに、セリ、白菜、葱、水菜、ぜんまいが入っています。これを火に掛けて、沸騰したら大量の大根おろしをぶっかけ、その上で大根おろしがグツグツしてきたら食べ頃。
これも美味しかったなぁ~でも夕食の量が多いなぁ~絶対にごはんまで行き着けないような気がしてきた…。するとここで本日のメイン:飛騨牛の網焼きが…
量はそんなに多くなくてちょっと安心
飛騨牛がこれまた日本酒にあうんだなぁ~。家の中ではほとんど牛肉を食べない我が家は、大変美味しくいただきました
蓋物:蕪、小芋、しめじ、梅人参、鳥つみれの煮物。ふり柚子の風味が非常にイイ。出汁を含んだ蕪はほっこりお口で崩れます。鳥つみれは味わい深くて、これもまた美味しい。私は、なんとか完食して、釜炊きごはんを一膳いただくことに。
もう必死でもなんとか食べきった~
デザートは苺アイス。苺はそれほど好みではないのですが、可愛らしい分量だったので、これも平らげました。
これにて初日の夕食終了。囲炉裏の炭もようやく火力を弱めてきました。仲居さんがていねいに炭の管理をしてくださるので、ラクチンな囲炉裏料理でした。とっても満足
じつは朝の様子なので、右下はしっこに臼がかろうじて見えます。毎朝8:00~ここで餅つきがあるのです。2日目の朝はじっくり観察できました。参加は…体力に自信がないのでパス個室風の部屋と掘り炬燵の広間とがあります。どちらも囲炉裏付。今回は一番手前の個室風のトコでした。
囲炉裏では芋五平餅と岩魚が焼かれています。これらはすぐにでも食べられるとのこと。とりあえず食前酒の梅酒で乾杯です
お品書きがあるので、それに従って。座付:ワカサギの南蛮漬け、紅芯大根、蛇腹胡瓜。左上のお皿に入っているものです。これが…絶妙の酢加減で絶品。最初からここのお料理にやられたその他は、旬彩:ほうれん草白和え、梅長芋、くわい煎餅、鴨オレンジ煮、恵方寿し。ほうれん草なんてたった一口。でも印象深い。右下の四角い器のなかです^^;鴨にはかんずりが載っていて、一緒に頬張るとうまうまなんです。くわいの煎餅もアテにはとっても^^
囲炉裏脇はさすがに暑い…なので、まずは生ビールを注文。特製のジョッキでなみなみ。
このタイミングで岩魚の塩焼きも頬張っちゃいます。頭から食べられる!でもパサパサしていない。じっくり火が通った絶妙の塩焼きでした。美味しいですお皿には柚子の砂糖漬けが添えられていました。
写真は暗めですが^^;芋五平餅。芋だけじゃなくてごはんも入っているような?もちっとした食感がしっかり残り味も絶品。普通じゃないなぁ~ここのお料理。
ここからは1品ずつ運ばれます。まずは吸物:梅真丈。ワラビが上に載ってます。たしかタラの真丈だったと思いますが、これが大きい!お椀の中に浮いているのではなく、立っているといった感じ。梅は色づけ程度で、出汁の味わいが利いたほんわりフワフワの優しいお味でした隣の個室のお客さんの会話が聞こえてきて…やっぱり真丈に感嘆の声。その方達は、従業員さんに4回目の宿泊であると告げた上で、いままでで一番美味しい真丈だったと絶賛なさっていました。
ここは地酒も種類は少ないながらも、適切な価格。しっかり飲めました。囲炉裏があってお酌するのは厄介なので、ウチはそれぞれがコップ酒をもらいました。丸に草のマークが焼き付けられた枡もおしゃれです。続いて、造り:鮭重ね造りくみ湯葉。
サーモン好きの妻は大喜び。専用のお醤油をかけて、全体を混ぜてからいただきます。これも美味しい。ちなみに水仙も食べられます。花の味でした^^;するとここから怒濤の囲炉裏料理が。まずは鍋物:飛騨地鳥雪鍋。
鍋にはプリプリの地鳥とともに、セリ、白菜、葱、水菜、ぜんまいが入っています。これを火に掛けて、沸騰したら大量の大根おろしをぶっかけ、その上で大根おろしがグツグツしてきたら食べ頃。
これも美味しかったなぁ~でも夕食の量が多いなぁ~絶対にごはんまで行き着けないような気がしてきた…。するとここで本日のメイン:飛騨牛の網焼きが…
量はそんなに多くなくてちょっと安心
飛騨牛がこれまた日本酒にあうんだなぁ~。家の中ではほとんど牛肉を食べない我が家は、大変美味しくいただきました
蓋物:蕪、小芋、しめじ、梅人参、鳥つみれの煮物。ふり柚子の風味が非常にイイ。出汁を含んだ蕪はほっこりお口で崩れます。鳥つみれは味わい深くて、これもまた美味しい。私は、なんとか完食して、釜炊きごはんを一膳いただくことに。
もう必死でもなんとか食べきった~
デザートは苺アイス。苺はそれほど好みではないのですが、可愛らしい分量だったので、これも平らげました。
これにて初日の夕食終了。囲炉裏の炭もようやく火力を弱めてきました。仲居さんがていねいに炭の管理をしてくださるので、ラクチンな囲炉裏料理でした。とっても満足
2010-05-09 21:23
コメント(10)
呑み過ぎませんでしたか?
五平餅、一度喰ってみてぇなァ。
遠霞家では牛肉は食べないの?
by ジャンキー (2010-05-09 22:11)
読み逃げしている間に、どんどん草円のレポが進んでいく・・・
遠霞さんはお忙しい中でも、着々とUPされてて素晴らしいですね!
めりなさんのレポを読んで、草円はお風呂がいいのかなと思ってましたが
この夕食を拝見すると、お食事もかなり満足度が高そうですね☆
ふわふわの真丈、いただいてみた~い!
それにしても、遠霞さんも書かれていますが、かなり夕食のボリュームがありそうですね。
遠霞さんが「なんとか完食」ということは、奥様はギブアップということですよね・・・
奥飛騨は我が家にとっては遠いので憧れの地、なのですが、もし行くことがあれば、
私は途中のお料理を若干残すペースで、飛騨牛と釜炊きごはんはおなかに納めたいな~、などと想像してしまいました(^^)
過去記事で申し訳ないのですが、雪見風呂もホントにいい雰囲気ですよね。
めりなさんが行かれた緑の中の露天もよかったですが、雪があると、「ザ・奥飛騨」感がよりいっそう強まる気がします。
by ごんた (2010-05-09 22:38)
こんばんは~☆
おぉ~、いつの間にやらパート4までレポが進んでおりましたか(~o~)
う~む、読めば読むほど、見れば見るほど全くスキのない満足度高しの宿って感じがひしひしと漂ってる気がしますね。
食事の方もこれで通常プランの内容なんでしょうか?
だとしたら何の不満もない感じのメニューですねぇ~☆
ビールのジョッキも洒落てるし、ここはやっぱりいつか足を運んでみたいですっ!(^^)!
by りんく (2010-05-10 21:39)
ジャンキーさん
フフ。たしかに飲み過ぎになりそうなアテの大波で、我慢するのが大変でしたが、最近は大人飲みなんで(←早く大人になれっ!て怒られそうですが)、無事でした。お風呂にも入りたいので、お宿ではいまではバカのみはしてません。最近では、去年の鶴の湯が一番ひどい飲みでしたかね…翌朝はしっかりした二日酔いをお風呂で汗流して回復するという始末でしたから…
ウチは牛肉を買うことがほとんどないのです。平均して4年に1回くらい…かも。牛肉は外で食べるものなのです。牛肉高いし…。豚肉と鶏肉で満足です^^
ちなみにここ草円の五平餅は、ふつうのよりはるかにうまうまでしたよ。信州の馬籠とか妻籠などに行くと五平餅のかなり美味しい物が食べられるのですが、それより美味しかったです。これは衝撃でした^^
by 遠霞(とおがすみ) (2010-05-11 21:04)
ごんたさん
連休に出かけることができたのが近場ばかりであったので、こういうレポでも作りながら温泉気分をわずかに感じたというトコです。だから妙に早々とアップになりました。でもこれだけ連続で記事書くと、アップアップなんで、次の更新はまた大変です。2泊目の夕食というだけなんですが^^;
草円のお風呂はもちろん非の打ち所がないものですが、ここが再訪決定になったのは、食事の美味しさにもあるのです(+お酒の安さ…)。日本酒を傾けながら、非常に質の高い食事を供するお宿、しかも食事処の雰囲気も抜群と、これで草円が忘れられなくなりました。
ただもちろんボリュームはかなりです。妻は鶏鍋の段階からセーブ気味(とうぜん鍋は残る…)、そして網焼きをなんとか食べて、煮物はかなり残しました。ごはんはもちろんなし。私は網焼きを妻からちょっと貰ったかも知れません。とにかく多い食事でした。ただウチはお酒を飲みますから、そうでないならもう少し多く召し上がるのでは?と思います。
飛騨牛の網焼きとごはんは、やはりいただくべき品だと思いましたが、鶏の鍋もかなりオススメの逸品でした。だから残すのが、勿体なくて。
めりなさんに「ザ・奥飛騨」というお墨付きをいただいた草円は、まさに雪景色だとそれを言葉通りに受け止めることができるお宿だと、ホントお気に入りになりました。このままだと今後とも福地温泉では草円にしか泊まらないと思います。
この冬の目標は、草円と湯田川の珠玉やへの再訪。これに尽きます。でも時間とお金とタイミングと考えて、どちらも実現できるのかまだまだわかりません。
by 遠霞(とおがすみ) (2010-05-11 21:09)
りんくさん
九州旅からお帰りなさい。いまのりんくさんのブログの写真にある赤川温泉、じつはだいぶ前から次に九州に行くならこの青いお湯に浸かってみたい(それも温冷が並ぶ独特の湯船で)!と思っていたので、そのご感想も楽しみです。
草円はお風呂も食事も満足できる秀逸なお宿だと思います。もちろん再訪したいお宿です。宿泊値段と比較して、その完成度はかなり高いのではないかと個人的には思います。松宝苑にもいずれ行きたいのですが…。
食事はこれで通常メニューです。ウチには多すぎですが、りんくさんなら完食も可能かと思います。前菜も、どれもこれもアテにピッタリの美味でした。一條もそうですが、こういうトコに手が掛けてあるとうれしくなります。
たしか、飛騨牛の朴葉味噌焼きとか岩魚の姿造りなどの追加メニューがあったと思います。もちろん追加などウチには必要ないのですが^^;
ビールのジョッキもオリジナルで、これはお宿で購入可能でした。さすがに購入してはいませんが、これも食事処の雰囲気にあっていて、食事の風情を盛り上げる要素となっていましたね。ぜひぜひ足を運んでみてくださいね~♪
私はまだ友家に行くかどうか思案中です…
by 遠霞(とおがすみ) (2010-05-11 21:13)
え?牛肉って4年に1回くらいしか買わないの?
あたしは、なんだか豚肉のほうが高く感じるけど。もちろん、国産牛なら
高いけどね。
遠霞さん、九州はあまり行ったことないの?なんだかどこでも行ってる勘が、、(笑)青いお湯は、九重より右側が多いですよね。大分側ってことだけど。
友家は階段ばっかりだからね~(笑)私は、また行きたいけどね。
どちらかって~と冬かな。だって、こたつあるし。
by ろと (2010-05-11 23:29)
ろとさん
牛肉はホント滅多に買いません。焼き肉なんてしないし。
だから指折り数えるほどしか…家では食べていないのです。これはホント。
九州。そもそも鹿児島県には降り立ったこともない。その他の県には最低でも1度は行ったはずですが、そんなに行った回数も多くはないので、やっぱりまだまだ未熟者です^^;
友家はどうしようかな~
by 遠霞(とおがすみ) (2010-05-16 10:42)
さきほど、Pさんを真似て、朝飯にステーキ肉を焼かせました。
150gも喰ってませんよ。
私は「友家ホテル」についてはノーコメント。(^^v
by ジャンキー (2010-05-16 11:35)
ジャンキーさん
そうですか、今朝は「朝からステーキ」をとうとうやってしまいましたか…
Pさんの影響力は大きいのですね…
とはいえ、ウチでは絶対に考えられません、朝ステーキ(^^;
友家ホテル、ノーコメント。まあ、それはわかりますよ。さすがにね^^;
ま、私には無関係だから、やっぱり行こうかな、友家に!って思ってます。
by 遠霞(とおがすみ) (2010-05-16 21:25)