峩々温泉（５） [峩々温泉]
夕食は、１Ｆの食事処「桜ダイニング」にて。この場所は改装前にお風呂があったところです。開始時刻は、５：３０から７：００まで３０分刻みで選べました。お風呂にゆっくり入りたくて６：３０からにしました。どうやら６：３０開始が一番多かったようです。
上のような峩々温泉のマークが入ったマットを踏み越えて、ちょっとしたアプローチをすすむと、入り口すぐにお酒が冷えた冷蔵庫が。ここで一応物色。この日の冷酒は、綿屋に決定して、席へと案内されました。
無料招待でいい部屋だったからなのか理由はわかりませんが、個室チックな奥の場所に通されました。桜ダイニングのなかでも個室的になっているのは、ウチが通された「客席こまくさ」と隣の掘り炬燵形式の「客席御花桟敷」だけのようです。その他のところはいくつかテーブルが置かれ、他のお客さんとの距離もかなり近いです。ウチは運良く隔離されたので、ホントにとっても落ち着けました。
左の写真は、「客席こまくさ」からダイニングの真ん中の間仕切りをみたところです。完全に仕切られているわけではないので、話し声などは聞こえますが、人目は気になりません＾＾
テーブルの上には下のような光景が…
最初に用意されていたのは、蔵王産こんにゃく麺のサラダとフカヒレの冷し茶碗蒸し、石巻直送鮮魚の海鮮ユッケ、お新香などです。海鮮ユッケは、全部を混ぜていただきます。かつては鮪のタルタル風でウニを混ぜたものだったのですが、今回はブリなどが中心でした。前回の鮪の方が美味しかったような気がします。もちろん今回の海鮮ユッケも十分美味しかったのですが。こんにゃくサラダも空きっ腹には美味でした。最初に食べてしまいました＾＾
さて箱の中身ですが、
上段は山菜のオンパレード。真ん中にあるのはよくわかりませんが、キノコを煮たもの。左上から時計回りに、ぜんまい、ミズ、山ウド、姫竹です。どれもこれもお酒がすすむアテでした。こういうの大好きです。ちなみにどれも２人分なので、小皿に取り分けます。
下の段は、いろいろ。真ん中はサザエの刺身を肝だか塩辛だかと和えたもので、とっても美味でしたよ。日本酒がすすむ、すすむ。同じく左上から時計回りに行くと、魚のマリネ、ホタテ煮物、胡麻豆腐、鮎の甘露煮でした。鮎は、それほど鮎らしさはないので、イワシの甘露煮でも同じかな…。胡麻豆腐はプルンプルンで美味しかった。妻は好物の胡麻豆腐を一口で食べてしまったことを後悔していました。とにかくこの重箱で、かなり飲めますね。メニューは到着時にもらえるのですが、実際に出されたものと異なるので、料理名は、細かくはわかりません。
箱の中身を真ん中に置くと、とっても豪華な夕食にみえます。量は決して多くはないのですが、アテだなこれは…という好みの夕食で、黒ビールの生と冷酒（綿屋）を２合、最初に注文しました。お風呂上がりだったので、生ビールはごくごくと、いきなり半分が消滅＾＾；
ちなみにここには、瓶ビールが秘湯ビールしかなかったので、生ビールになったわけです。いつもは瓶ビールなんですけど…
そして最初からセットしてある鍋は、自分達で都合の良いときに火をつける仕組みになっています。中身は、あおばた豆腐の湯豆腐です。あおばた豆乳と温泉水をブレンドした塩味のスープで、そのまま食べられます。
自分の分を取り分けて、ネギとシソといった薬味をのせるとできあがり。
すると、蔵王夏野菜の金串焼きが大皿で登場します。
箱をどけざるを得ず、大皿の左端にサザエの小皿がのっておりますが…添えられたみそ（大根おろしとか入っているのかなぁ？）が、いい味なんです。そのままでもお酒のアテになりましたよ。焼いたトマトやらカボチャはホント素朴ですけど、甘くて美味しいです。こういうシンプルな料理も、じつはかなり好み。肉類がまったく使用されていないのに、十二分に満足できました。
最後はごはんと芋煮汁。ここの芋煮汁は美味しい。前回はこれがおかわり自由だったので、必ず大きめのお椀に２杯いただいてました。おかわりはできたのかなぁ？…でもおかわりなしで十分満腹になりました。
食後のデザートはフロント前の談話室に移動してからいただきます。わらび餅でした。こってりしたデザートじゃなくて良かった…男の人にはちょっと少ないくらいの夕食だと思いますが、アテになる品々に大満足。ちょっと足りないなあという人はベルツのソーセージを追加注文すると良いかも知れません。次はそれも考えてみようかな。あと、岩魚の塩焼きが限定１０本、追加注文できました。ウチはその必要なしと判断して、結局何も追加しませんでした。ただお酒は追加してますけどね＾＾
2009-09-05 21:32
コメント(11)
こんにちは～
お食事、以前に比べてちょっとパワーダウンしてるのかなぁと思いきや、この内容だったら充分オッケーですね☆
っていうか個人的には大好きな山菜が多く、それだけでもう満足！！
･･･ってことはありませんが（笑）かなり満足しそうです。鮪のタルタルは残念ですが、でも海鮮ユッケでも充分美味しそうですし、以前のお料理を知らない人にとっては不満も全くなさそうです。
個人的にはサザエのお刺身の肝？塩辛？和えに一目惚れです！
お酒好きだけど弱いのですがお酒のアテ系の食べ物がこの上なく好きなんですよね(^^ゞこちらのお酒では綿屋がオススメですね、覚えておかないとφ(^∇^ )
あおばた投豆乳の湯豆腐もかなり美味しそう！さっぱりペロリとイケちゃいそうですね☆
気になるのは量が少なめということですが、これはベルツのソーセージを追加することで補えそうです。
あぁ、やっぱり無料招待の付き添いで行っておくべきだった･･･と今更大後悔。冬にでも行けたらいいなぁ～
by ポルポ (2009-09-06 10:35)
遠霞さん、こんばんはー☆
おぉ～、リニューアル後の夕食の全貌が初めて分かりました。
ホント、ヘルシーでソーセージ抜きでも満足できそうなとっても美味しそうな食事内容ですね～♪
秘湯の宿でこれだけ食べさせてくれるなら全く持って文句なしです☆
あれ？遠霞さんは秘湯ビールキライですか？
ボクはあればたのんじゃうんだけどな(^^;)
今回は追加注文しなかったようですが、名物のソーセージを肴にビールをごくごく飲める秘湯の宿ってスゴイですよね！
by りんく (2009-09-07 18:39)
ポルポさん こんばんは～
もう酔い酔いなので、まともにコメント返しできなくてすいません。山菜やらお酒のアテ系のものがお好みでしたら、かなり峩々温泉の料理はあうと思いますよ。海鮮ユッケも季節によって魚が変わって、もしかすると鮪のタルタルみたいになるときがあるかもしれないですし…
それと綿屋というお酒は銘柄を知っていて、それなりに美味しいことがわかっていたので頼んだのですが、他にもいくつも有名な銘柄があり、値段もだいたい一緒でした。しかも置いてある銘柄は、日によって変わるみたいですから、綿屋がないときもあるかもしれません。そのときはあしからず、お許しください。
う～ん、無料招待なら、絶対にオススメだと思いますよ。冬は猛吹雪だとホントにつらいのですが、そのあとの晴天だと、光り輝く雪景色を堪能しながらお風呂に入れる最高のお宿に変身です！私は早くも再訪熱が…
by 遠霞（とおがすみ） (2009-09-07 21:39)
りんくさん こんばんは☆
そうそう、お料理はホントヘルシーだったんです。でも大満足でした。夏野菜の焼き物もアテとして十分。ウチはとにかくお酒が飲めるような料理であるかどうかが重要。そもそもグルメでもなんでもないので、高級料理の味なんてわからないし＾＾；
とにかくここの夕食は、日本酒を飲みながらちょっとずつつまむ、というのには最適でしたよ。秘湯の宿は値段が高めですけど、部屋・風呂・ごはん、そして居心地の良さを考慮したら、ここは十分合格点ですよ、私の中では。これならまた泊まりたいです。でも規準は、どうお酒が飲めるか…が最重要視されてますから、普通の規準とは違いますけど。
それと、秘湯ビール…じつは飲んだことがありません＾＾；だって普通は秘湯ビールより安くて量が多い瓶ビールがどんなお宿にもあるじゃないですか。しかも、ビールは喉を潤すだけだから…そこにお金をかけてどうする！それなら日本酒のランクを上げるか、それとももう１合追加するかしよう！というのがウチの基本的な発想なんです。ごめんなさい＾＾；
でもじつは黒生ビールをがっつり飲んだから、秘湯ビールより値段は高くついているんですけどね（泣）…生ビールにベルツの焼きソーセージ追加…それがやっぱり適切ですね、この場合。ただ、飲んだくれていると、あんまり食事の量が必要ないので、だいたい追加注文しなくても満腹なんです。あおばた湯豆腐をなくして、ソーセージにしてくれないかな…
そうそう、こんなところで書いても目立たないから気づいてもらえないと思いますが、９月の秘湯スタンプダブルキャンペーンは、りんくさんと最近のポルポさんの追っかけです。行きたかった秘湯の宿に、ようやく行けますよ。１万円台で泊まれる、りんくさん絶賛のお宿なんで、楽しみにしています。まだちょっと先ですけどね…
by 遠霞（とおがすみ） (2009-09-07 21:46)
遠霞さん
えーっと、今までRikoとさせていただいてきましたが、変換面倒なんだな～と、今更ながら気が付きまして(^^ゞ
「りこ」と改めさせていただきたく、どうぞよろしくお願いします♪ぺこり。
お料理拝見しましたー^^
またまた遠霞さんにぴったんこな、お酒がすすむ構成ですね～☆
遠霞さんって、秘湯でも、お酒のアテが充実してるとこ選ぶのが得意???
石巻とか、海からのものもちゃんと来てるみたいだし、箱仕立てのおつまみ??も、よくある旅館料理にはしたくないっとの、想いが伝わってきますね^^
ソーゼージはおいしーのでしょうか。。
お肉類はないですもんね～
ウチは、雪解けの頃を目標に計画してみますっ♪
遠霞さん、度々ほんと素晴らしいレボをありがとうございます!!!
そして、湯どの庵ついに決定ですか??
わーぃ楽しみですね（*^_^*）
ウチのＷ月末のは大丸温泉旅館となりました☆
by りこ (2009-09-08 13:06)
書き忘れました☆
段差など、両親にはちょい不向き??な情報もありがとうございました。
秘湯の宿って、老人にやさしくないとこ多いんですよね。
でも、ここは、私たちがまず行きたくなってしまったので(^^ゞ
姥湯とか、すみれとか(すごい極端)と、絡めてみようかなと、思います。
by りこ (2009-09-08 13:10)
Rikoさん改めりこさん
こんばんは☆
最近ちょっとさぼり気味です、コメとか…っていうくらい、ちょっと忙しいのですが…
峩々温泉、きっと行かれたら、快適でかつお風呂なども満足できるいいお宿だと思いますよ。そしてソーセージは、夕食の定番から別注になったことが悲しいくらい、おいしかったんです。しょせんウチは貧乏舌ですから、りこさんのようなグルメ旅はしていないので、信用ならないのですが…
湯どの庵てバレてるんですね…そうです。その通りです。なんとかとれました。希望日を２通り言ったら、片方は満室で、必然的にもう一方の日程になったわけです。それでも予約できて良かった～
それとですね…。峩々温泉と、姥湯？すみれ？をセットに？
この２つの宿の選択は確かにかなり両極端だと思うのですが。さらにウチでは両極端に思える…
すみれはウチでもいつかは…という候補。Ｐさんの掲示板にご登場なさる太夫さんが２泊されていて、絶賛されていたし。
前にどっかに書き込んだことがあるので、詳しくは書きませんが、ウチは姥湯に宿泊したことがありますが、（以下、削除、訴えられたら困るからね。）
by 遠霞（とおがすみ） (2009-09-10 23:17)
遅ればせながら…
峨々温泉の料理、結構いいですね。
外見から判断出来ないほど、ハイカラなようだし、
何と言っても野菜類のオンパレードが嬉しいな。
ひとつ聞いていいでしょうか。
＞置いてある銘柄は、日によって変わるみたいですから…
という話でしたが、遠霞さんのときは、どんな酒が置いてあったのでしょうか。
宮城なので、何だろう？
そういえば近隣にある山風木、
最近は結構日本酒に力を入れているという話を聞きました。
ワインや泡もいいけれど、和食には日本酒ですねえ。
by 森の住人 (2009-09-11 06:54)
何か随分とヘルシーな料理ですね。精進料理ってワケでもなさそうだけど。朝飯はUpしないの？
by ジャンキー (2009-09-12 07:36)
森の住人さん こんにちは
やっぱり和食には日本酒ですよね…。和洋折衷料理でもウチは必ず日本酒です。基本的に日本酒です。峩々温泉の料理は、日本酒がすすむアテといった感じで、とても気に入りました。
日本酒は、だいたいどれも１合１０００円～１２００円くらいと、それなりの値段でしたが、たしか宮城県のお酒がほとんどだったと思います。この日、綿屋はメニューの一番上に書いてあって、冷蔵庫内でも手前にあったのですぐに綿屋に決めてしまい、あとはあまりよく見ず、覚えていないのですが、日高見はありました。どれも純米か純米吟醸クラスのお酒を揃えていたように記憶していますが…すいません、忘れました＾＾；
by 遠霞（とおがすみ） (2009-09-12 10:09)
ジャンキーさん
そうそう、かなりヘルシーなお料理ですが、これで十分満腹になりました。無駄に量のみを出さないというポリシーのようですよ、峩々温泉は。ジャンキーさんには物足りないかもしれませんねぇ。
朝食編ですね。これから作成します。峩々温泉の前日に泊まった宿のアップ作業もしないと…と思ってはいるのですが…
by 遠霞（とおがすみ） (2009-09-12 10:12)