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新高湯温泉吾妻屋旅館(3) [新高湯温泉吾妻屋旅館]

今回は宿の露天風呂[いい気分(温泉)]をまとめて紹介してみましょうか。
凱旋門.jpgまずは露天風呂の入り口に鎮座する凱旋門。ここから階段を降りていくと、混浴の露天風呂と根っこ風呂があります。うちはたいてい宿に到着すると、脱兎のごとく2人で露天に直行、そして根っこ風呂を独占[るんるん]することにしています。もちろん独占しても30分くらいがいいところで、そんなに長湯はしておりません。いままでのところ、毎回これに成功中です。

最初は混浴露天から。凱旋門をくぐると下の方に脱衣所と露天風呂の屋根が見えます。
混浴露天入り口.jpg
脱衣所は籠がいくつか置かれるだけの至って簡易なもの。それを抜けるとすぐに湯船です。右側は露天風呂から見た脱衣所入り口です。脱衣所からほんの2・3歩で湯船になるわけです。
混浴露天.jpg

これがこの宿で一番有名な混浴露天風呂のほぼ全貌です。ちょうど脱衣場の暖簾をくぐったところから撮影。夕日が差し込む位置にあるので、夕方は明るい湯浴みが楽しめます。
とはいえ…混浴を実現するのはちょっと困難であるような気が…[あせあせ(飛び散る汗)]


混浴露天内部.jpg
この露天風呂、開放的で丸見えに近い代償?として、景色はなかなかいいです。朝は眼下に陽光に照らされた山並みを見られるし(写真左上)、後ろ側には遠くに滝を見ることもできます(同右上)。湯船の真ん中に滝のほうを向いた椅子か?と思しき岩がセットされ(同左下)、熱いときには、よい休憩場所になります(丸見えなので注意も必要)。源泉はホースを通じて脱衣所の脇からドバドバ注ぎ込まれていますが(同右下)、今回は、気温が低いためか、このお風呂はかな~り温めでした。温すぎて、いつまで入っていても出られない(´_`。)
混浴露天を出て上を見ると、根っこ風呂の入り口が見えます。
根っこ風呂入り口.jpg
入り口の暖簾から中を覗いてサンダルがない=誰もいないことを確認して、占拠[ダッシュ(走り出すさま)]それと脱衣所は混浴露天と同様に足下にヒーターが設置されていました。これはかなり重宝しました。まだ寒かったですからね…
根っこ風呂全体.jpg
こうして魅惑の根っこ風呂を堪能するわけです。右の写真の右側暖簾部分が脱衣所からお風呂への入り口。暖簾をくぐると左に丸い根っこ風呂、右に長方形の根っこ風呂が置かれているわけです。どちらも源泉掛け流し。




根っこ風呂.jpg
1つ1つの湯船は小さいので、混浴露天より熱めでちょうど適温でした[るんるん]妻は主として丸い根っこ風呂に浸かります。ここだと脱衣所に誰かが闖入(含:様子見)してきても、すぐには覗きこめないからです。そういうわけで私はたいてい長方形のお風呂に浸かって、写真右下のような景色を眺めているわけです。
根っこ景色.jpg
左上の写真は丸い根っこ風呂の源泉注入口。結晶化した温泉成分が、源泉掛け流しの凄さを物語っています。露天風呂の湯の花はかなりの量です。びっくりしますよ、初めてだと。
夕刻.jpg
宿泊した部屋からみた夕刻の露天風呂です。灯りがみえるのが混浴露天の脱衣所、その左上が混浴露天の屋根で、右斜め下が根っこ風呂の脱衣所になります。お風呂の向こうに見える山の斜面には、まだ雪が…なおこれらの露天風呂は夕食後、18:00~19:30まで女性専用となります。



これらとは別に女性専用露天風呂もあります。ただし積雪がある間は閉鎖だったような…
女性風呂2.jpg
女性風呂.jpg
凱旋門の前を通過してもう少し急坂を下ると階段下に女性専用露天があります。この中には特設の根っこ風呂もあります。ただしここの露天風呂は小さめです。翌朝6:00~7:30までこのお風呂が男性に開放されるのですが、一度も利用したことないんですよ。今度は入ってみようかな…

露天遠景.jpg最後の写真は、女性専用露天の階段上から混浴露天を見たところ。ここからは、露天風呂の様子がバッチリ見えますね[どんっ(衝撃)]この宿の露天風呂は、いい意味でも悪い意味でも、じつに見晴らしがよい、ということになります。とくに混浴露天風呂は、女性がまわりを気にせず入るには脱衣所の利用も含めて、ちょっと難しいところがあるように思います。もし女性が数人で混浴露天に入っていることに気づいたら、私は混浴露天に入るのはやめて内風呂に逃げますね…。まあ、うちは内風呂がかな~り好みだし、あとは根っこ風呂を2人で一度でも独占できれば満足なんで、特別嫌な思いをしたことはありません。それとここには載せられませんが(まだ完成していなかったので)、滝をバックにした露天風呂もあるんです。2年程前にできたはずですが、冬期閉鎖のため、一度もお目にかかっておりません。つぎは季節を変えて絶対に入るぞ[パンチ]
コメント(6) 

コメント 6

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ポルポ

遠霞さん、こんにちは!
訪問が遅れてしまいましたが、有言実行で吾妻屋旅館、アップされてますね~!しかも、とても詳細にわかりやすく仕上げて頂いてるのでとても参考になります。

お風呂は内風呂も露天もそれぞれに特徴があっていいですね~
根っこ風呂はやっぱり入りたいです♪
ポイントはチェックインしたらすぐに直行ですね、めもめもφ(^∇^ )
確かに女性としてはこの露天は入りづらそうですが、その分内湯が素敵なので一度でも入れれば問題ナシかなぁなんて思います。
滝をバックにした露天風呂というのも気になりますね~
では、その露天風呂の全貌は私がチェックしてきます!なーんて。
でも、いつか必ずここには宿泊すると思います♪
by ポルポ (2009-05-23 13:43) 

satomi

こんにちは。魅惑の根っこ風呂いいですね~♪
内湯も含めてすごく入ってみたいお風呂なんですが・・ここって夫婦二人で
入ったら貸切状態のようになるのでしょうか?
他のお客さんはサンダルがあっても入ってきてしまうって事が
あるんでしょうか?
私は基本的に混浴風呂には入れないので(内湯も大勢いたら遠慮する)
貸切の情報は必須なのです~
by satomi (2009-05-23 18:02) 

遠霞(とおがすみ)

☆ポルポさん
ここの内風呂はいいと思いますよ~
露天もかなり充実していますから、お風呂はあっちこっちと入りたくなりますよ。そして…やっぱり根っこ風呂ですか!あれはお奨めします。絶対に一度は占拠してみてください。毎日お湯を抜いて掃除しているので、汚さは感じませんし、注入されるお湯の量が、湯船の大きさに比してかなり多いので、お湯も新鮮!!って感じです。
それと滝の露天風呂…やっぱりこの宿のリピーターとしては、ポルポさんより先に確認しようかと^^な~んて。
…ま、それはおいといて、ぜひぜひポルポさんも訪れてみてくださいませ。

by 遠霞(とおがすみ) (2009-05-25 21:43) 

遠霞(とおがすみ)

☆satomiさん
この宿のお風呂には貸切風呂はありません、残念ながら。
ただこの根っこ風呂は、湯船が二つしかなく、かつそれぞれの湯船は1人用です。2人で一つの湯船に入ることはまず不可能です。なので、このお風呂の情報を知っている人は、サンダルが2つ見えたら、まず入ってきません。ただ決して扉があって、貸切に出来るわけではないですから、誰かが様子見にくることはありえます。ウチも二人で占拠中に、若いアンちゃんがずかずかと脱衣場のなかまで突進してきた、なんていう経験もしています。良い意味でも悪い意味でも、開放的なお風呂なわけです。そのあたりは「秘湯」ですから^^

by 遠霞(とおがすみ) (2009-05-25 21:48) 

satomi

こんばんは。>この宿のお風呂には貸切風呂はありません
そうだったのですか・・残念。でも遠霞さんが書かれているように
夫婦二人で入ったら他の人が湯船に入るのは不可能のようなので^^
大丈夫そうですね。
ところで遠霞さんは、奥飛騨の「水明館 佳留萱山荘」に行かれたことは
ありますか?ここも秘湯を守る会の宿ですが、先日二泊三日奥飛騨に行った際に
立ち寄り湯してきました。東海地方随一と言われている大露天風呂があって
混浴風呂なのですが、女性はタオル巻きでの入浴が義務付けられていたので
今回、生まれて初めて混浴風呂に入るという経験をしてきました^^;

100人超は入れそうな露天風呂・・・その広さもさることながら、北アルプスの
山々の絶景に感動して帰ってきました。
by satomi (2009-05-27 23:01) 

遠霞(とおがすみ)

satomiさん
長らく放置してすいません。1週間、(遊びも含めて)ずっと忙しかったので。
根っこ風呂は、事実上の貸切状態にすることが可能です。ウチはそういう状況を確保しているわけです。ただ根っこ風呂はお湯にはいるだけですよ。洗い場はありませんから。
それと佳留萱山荘には、行ったことないんですよ。前は通りましたが。奥飛騨の宿には、秘湯の会ではない魅力的な宿が多いので、そっちが優先ですね。ウチもここは利用するなら日帰りで、露天風呂だけちょっと入ってみようかな、という程度です。泊まるなら、前回宿泊して気に入った、satomiさんたちも今回泊まられた中尾平にするつもりです。

by 遠霞(とおがすみ) (2009-05-31 17:01) 

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